ほうれい線(法令線)の
タイプ別治療法
加齢による皮下脂肪の減少が主な原因!
たるみタイプ
皮膚のたるみが
原因となっているタイプ
- 仰向けだと気にならないが、起きた時くっきりシワが目立つ
- 頬の脂肪が減り、皮膚がたるんできた
- シワが目立ってきてまだ間もない
説明
加齢によるお肌のハリの低下、頬の皮下脂肪が減少することでほうれい線が目立つタイプ。
皮膚のたるみが原因であることから、仰向けになった状態で鏡を見るとほうれい線が薄くなるのが特徴です。ある程度の年齢になるとほとんどの方がこのたるみタイプに該当します。
対処法
お肌のハリを保つをことが大事!
お肌の乾燥はほうれい線を悪化させる原因の1つです。お肌にハリを与えることで予防・改善に繋がるため、日頃から紫外線対策や十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動など、健康的な生活を心掛けることが大切です。
また老化と共に表情筋が衰えると顔全体の皮膚が下がり、ほうれい線が目立ってくるため、表情筋を鍛えるのもおすすめです。
- ※タイプ分け・対処法は、あくまで目安です。正しい診断は医師が行いますので、医師にご相談ください。
治療内容
ハイフなどの照射治療や糸リフト治療がおすすめです。
おすすめの治療
小鼻の周りの骨が凹んでいることが原因!
くぼみタイプ
小鼻のまわりのくぼみが
原因となっているタイプ
- 口もとが引っ込んでいるように見える
- 線というよりくぼみである
- 小鼻の横が凹んでいる
説明
小鼻のまわりの骨が凹んでいるアジア人に多いタイプ。
ほうれい線の付け根の部分が特に深いのが特徴です。主に骨格が原因のため年齢に問わず現れますが、加齢に従った骨の萎縮などが加わり、ほうれい線がより目立つようになります。
対処法
急激に体重を落とすダイエットに注意!
もともとの骨格によるものですが、加齢によって頬の皮下脂肪が痩せやすく筋肉も落ちることでほうれい線ができやすいため、急激に体重を落とすダイエットなどは控えるようにしましょう。
- ※タイプ分け・対処法は、あくまで目安です。正しい診断は医師が行いますので、医師にご相談ください。
治療内容
凹んだ部分にボリュームを与えるヒアルロン酸注射がおすすめです。
おすすめの治療
頬の筋肉が発達していることが主な原因!
筋肉タイプ
頬の筋力の強さが
原因となっているタイプ
- 仰向けになってもほうれい線が薄くならない
- 笑った時にできるほうれい線が深い溝になる
- 無表情でもシワが目立つ
説明
頬の筋肉が発達することで、長い筋のようなほうれい線ができるタイプ。
笑った時にほうれい線がくっきりと目立つのが特徴です。
対処法
顔の筋肉を鍛える運動などは避け、スキンケアを念入りに!
頬の筋肉が強いため表情筋を鍛える運動などは、より深いシワとなって表情に癖がついてしまうため避けましょう。また皮膚のハリが衰えると皮膚の浅いところにシワができやすいため、日頃のスキンケアを丁寧にすることを心掛けてください。
- ※タイプ分け・対処法は、あくまで目安です。正しい診断は医師が行いますので、医師にご相談ください。
治療内容
ヒアルロン酸注射または美肌注射(成長因子注入)がおすすめです。
おすすめの治療
加齢を含め複数の要因が重なったことが原因!
混合タイプ
複数の要因が
重なって起こるタイプ
- 無表情でもシワが目立つ
- 皮膚が垂れてきている自覚がある
- 口もとが引っ込んでいるように見える
説明
皮膚のたるみ型と骨のくぼみ型の混合タイプです。
また35歳以上で最も多く、複数の要因が重なってできたほうれい線が特徴です。
対処法
お肌のハリと急激な体重の増減には注意!
原因は1つではないため、お肌の改善やたるみの引き上げ、ボリュームアップなどの様々な治療を併用することをおすすめします。一方、混合型の中でも特に対処が難しいのは、頬の脂肪が厚いタイプです。
頬の脂肪が厚いと重力でシワやたるみが悪化してしまいます。一度多く脂肪が付いてしまうと、ダイエットしてもたるみが残るため、なるべく太りすぎないよう注意が必要です。
- ※タイプ分け・対処法は、あくまで目安です。正しい診断は医師が行いますので、医師にご相談ください。
治療内容
ヒアルロン酸注射または美肌注射(成長因子注入)、ハイフなどの照射治療や糸リフト治療がおすすめです。
おすすめの治療
ほうれい線(法令線)の
進行度
ほうれい線は、進行度に合わせて最適な治療法を見つけるのも1つの手段です。重度になる前に、早期治療することで老化の進行を遅らせることができます。ほうれい線で悩んでいる多くの方は、いくつかの原因が混在していることがほとんどです。そのため組み合わせて治療をすることで、より若返り効果を実感することができます。
当院では、ヒアルロン酸注射、美肌注射のほか、糸リフトや医療ハイフ(HIFU)などの若返り治療を各種取りそろえております。まずは医師による無料カウンセリングでお一人おひとりのお悩みやご要望を伺いながら、適切な治療をご提案いたします。一緒にエイジレスなお肌を目指しましょう。
-
部分的にうっすらとしたほうれい線がある方は軽度になります。
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はっきりとしたほうれい線が全体的にみられる方は中程度になります。
-
頬のたるみがほうれい線にかぶさり、ほうれい線とマリオネットラインが繋がってみえる方は重度になります。
- ※あくまでも目安になります
ほうれい線(法令線)の
年代別の原因
20代は紫外線による乾燥が原因のため、UVケアと保湿ケアを徹底することが重要です。UVケアを行うことで紫外線による肌のダメージを最小限にすることができます。
また、急激なダイエットによる筋力の低下や栄養不良もほうれい線の原因になることもあります。ほうれい線対策のためにも適正体重を守り、健康的な食生活を心掛けてください。
コラーゲンは体内で作られる成分のため、タンパク質やビタミンCをしっかりと摂取することで再構築することができます。そのため、30代はコラーゲンの再構築を促し、減少スピードを遅くするために食事という内側からのケアをすることが大切です。
40代になると、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける女性ホルモンの分泌が急激に減少するため、お肌の保湿力が弱まり、口周りの筋肉がたるみやすくなります。
また、お肌のハリや弾力が損なわれ、乾燥している時は、表情筋の動きによってできたシワが元に戻る力が弱いため、ほうれい線も深く刻まれやすくなります。
50代を超えるとお肌のあらゆる機能が低下するため、ほうれい線が目立ちやすくなります。お肌のハリや弾力を維持するコラーゲンやエラスチンは年々減少し、表情筋は衰えていきます。
また加齢により骨密度が低下することでその分皮膚が余り、たるみが生じます。このように50代を超えると様々な要因が重なり、ほうれい線が目立つようになります。
30代~50代の30名に聞きました。
あなたのお肌で気になることは?
当院で行ったアンケートによると、30代以降の女性の約30%が「ほうれい線で悩んでいる」と答えたことが分かりました。また、約21%の方が「(たるみによって)縦方向に伸びる毛穴に悩んでいる」と答えています。
この答えも含め、約50%の方が加齢によるたるみを感じていることがわかります。加齢に伴うほうれい線やシワ、たるみを改善するにはさまざまな治療方法があります。
ほうれい線(法令線)を
消すためのセルフケア
注意!表情筋の
『体操』トレーニングについて
最近では、メディアなどでほうれい線の改善のために、お顔の筋肉トレーニングが流行しています。頬がたるむ原因のひとつに筋肉の緩みがありますが、筋肉タイプの方が頬の筋肉を鍛えてしまってほうれい線ができてしまうため、逆効果という意見もあります。
ほうれい線の溝は一度刻まれると、自己ケアでは目立たなくするのは難しく、できてしまってから慌てて予防を行っても満足のいく効果は得られません。
肌のたるみが生じる前から予防を行うのが理想的ですが、できてしまったほうれい線を取り除くには医療機関に相談するのがもっとも安心で確実と言えます。品川美容外科ではヒアルロン酸やボツリヌス・トキシン注射による「プチシワ取り」をはじめ、レーザー照射、美容液の導入やピーリングなどお肌のハリや潤いを取り戻しシワを薄くする治療を各種ご用意しています。カウンセリングでまずは、お顔全体のシワやお肌の状態を確認し、ご予算やご要望をしっかりお伺いしながら適切な治療法をご提案いたします。ご相談は何度でも無料ですのでお気軽にご来院ください。