
切らないたるみ治療 HIFU(ハイフ)とは?

ハイフ(HIFU)は、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波)の略称で、皮膚の深層に超音波を照射し肌を引き締める施術です。
ハイフ(HIFU)はSMAS筋膜と皮下組織に超音波を集中照射することで肌の表面はダメージを受けずに内側から引き締め・リフトアップやシワを改善することができます。そのため、ハイフ(HIFU)は皮膚のたるみの根本治療となるのです。
従来SMAS筋膜へのアプローチには外科手術が必要でしたが、ハイフ(HIFU)は切らずに照射し引き締めることができます。
非侵襲のリフティング治療 超音波と高周波の違い

-
引き締め+引き上げ
- SMAS筋膜層をターゲットに照射
- 引き締め+引き上げ
- 施術直後から効果を実感
-
引き締め
- 真皮層をターゲットに照射
- 引き締め(弾力)
- 施術1ヶ月後から徐々に効果を実感
3D HIFU

- 引き締め×美肌のW効果
- 新型のペンタイプカートリッジ
ペンタイプカートリッジで細かい部位まで照射可能な上、すぐに効果が実感できます。これ1つで引き締め+美肌のW効果が期待できる最新のハイフです。
3D HIFUの施術動画
3D HIFUの症例写真
第3世代タイタン(Tightan)

- 業界最速の治療時間
- 痛みが大幅に軽減
- 強力な治療効果
従来のHIFU(ハイフ)より約2倍早くなった治療時間が特徴で、少ない痛みで高い治療効果が期待できる第3世代のHIFUマシンです。
第3世代タイタンの施術動画
第3世代タイタンの症例写真
ソノクイーン(sonoQueen)

- 痛みが大幅に軽減
- たるみ・目元ケア
- ダウンタイムが少ない
独自の3つのカートリッジにより浅い層から深い層まで照射が可能となり、「目元の小ジワ」や「たるみ」の治療を行う新型HIFUマシンです。
ソノクイーンの施術画像

ソノクイーンの症例写真
ダブロ(Doublo)シリーズ

- 痛みが少ない
- 美肌効果
- ダウンタイムが少ない
3つのカートリッジから、高密度の超音波をあてる層や超音波の周波数を選ぶことが可能で、より効果的に「シワ」や「たるみ」の治療をオーダーメイドで行います。
ダブロの施術動画
ダブロの症例写真
当院HIFU(ハイフ)の比較表
3D HIFU | 第3世代 タイタン |
ソノクイーン | ダブロ | |
---|---|---|---|---|
効果 | ![]() 引き締め + 美肌 |
![]() 引き上げ |
![]() 引き上げ |
![]() 引き上げ + 引き締め |
痛み | ![]() ほとんどなし |
![]() 弱い |
![]() 弱い |
![]() あり (高出力) |
ダウンタイム | ほとんどなし | ほとんどなし (特にむくみ・あかみ) |
ほとんどなし (特にむくみ・あかみ) |
ほとんどなし (特にむくみ・あかみ) |
施術回数 | 1ヶ月に 1回 |
3ヶ月~ 半年に1回 |
3ヶ月~ 半年に1回 |
3ヶ月~ 半年に1回 |
施術時間 | 全顔 約30分 |
全顔 約20分 |
全顔 約60分 |
全顔 約50分 |
目元の施術 | ![]() 不可 |
![]() 可能 |
![]() 可能 |
![]() 不可 |
価格(税込) | 全顔 19,800円 |
全顔 29,800円 |
全顔 44,000円 |
全顔 162,000円 |
HIFU(ハイフ) Q&A
- Q 目元のシワで悩んでいます。ハイフ(HIFU)は効果ありますか?
- A 目元にできた小ジワなどの症状にお悩みでしたら第3世代タイタンやソノクイーンがおすすめです。第3世代タイタンやソノクイーンは目もとや眉下など、これまでアプローチ難しかった細かい部位まで照射が可能です。
- Q ダイエットで15キロほど痩せたのですが、年齢もありますが、頬や口元の弾力が無くなりほうれい線、マリオネットラインのタルミが余計に目立つようになりました。サーマクールCPTとハイフ(HIFU)ではどちらがおすすめでしょうか?
- A サーマクールCPTは真皮・脂肪層までにしか届きませんが、ハイフ(HIFU)は超音波により、SMAS層(筋肉の層)まで届けることができます。そのため、一般的にはハイフ(HIFU)のほうが、よりたるみや引き締めに関して効果的と言われています。なお、どちらが適応となるかにつきましては、お顔のたるみのご状態に合わせてご提案を行っておりますので、カウンセリングの際に担当の医師と充分にご相談ください。
- Q ハイフ(HIFU)を受けたいと思ってます。副作用やダウンタイムはありますか?
- A 副作用は特にありませんが、術後は一時的に赤みや熱感を感じる事があります。ハイフ(HIFU)は筋肉層までアプローチできる処置となりますので、お顔に筋肉痛のような痛みを感じる方もいらっしゃいますが、術後1週間ほどで落ち着くことが多く(※個人差があります)、いずれも日常生活には支障のない程度のものとなっております。
- Q ハイフ(HIFU)の施術をしてくださるのは看護師さんでしょうか?
- A サーマクールCPTとハイフ(HIFU)は共に医師の管理の元、ベテランの看護師が行います。
- Q ハイフ(HIFU)にはウルセラという機械もありますが、ダブロ、第3世代タイタン、ソノクイーンとの違いはなんですか?
-
A
ウルセラ、ダブロ、第3世代タイタン、ソノクイーン同じハイフ(HIFU)で基本的な原理は同じです。
「ウルセラ」は2009年にアメリカで生まれた機械ですが、「ダブロ」は2013年に韓国で生まれた機械になります。「第3世代タイタン」はダブロと同じく韓国産の機械で、従来のハイフより速くなった照射スピードで約20分で顔全体の治療が可能です。また、痛みも大幅に軽減、強力な治療効果を感じられる最新のハイフ(HIFU)機器です。「ソノクイーン」は韓国産の機械で、独自の3つのカートリッジを使用し、お悩みの箇所まで正確にダイレクト照射が可能です。そのため、もっと効果的で安全性の高い治療が可能となり、安定感と満足感を感じられます。また、従来のハイフ(HIFU)機器より痛みが大幅に軽減したことが特徴です。
ウルセラは一点に集中した形で熱が入る仕組みのため、「均一な照射がしにくい」「痛みを感じやすい」といった弱点があります。その点をクリアしたのがダブロとタイタンとソノクイーンです。
HIFU(ハイフ)の詳細
ハイフ4つの効果
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リフトアップで小顔効果
ハイフの効果として、フェイスラインを引き上げるリフトアップ効果が期待できます。肌の内側で、超音波を一点に集中することによるたるみの改善作用があります。 -
ほうれい線やシワ、目元のたるみ改善
ハイフは、ほうれい線のシワや目元のたるみ改善の効果も期待できます。ほうれい線も目元のたるみも皮膚のたるみが要因としておこります。ハイフの効果によってたるんでいる皮膚を引き上げ、ほうれい線やシワの改善が期待できます。 -
ダイエットや部分痩せの効果
ハイフは、特定の超音波で体の特定の部分の脂肪細胞に対して熱エネルギーを照射します。脂肪細胞を破壊し、機能しなくなったものを老廃物として体から排出しやすくしてくれます。脂肪細胞が排出されることによってダイエットや痩せる効果が期待できます。 -
肌質の改善
医療ハイフは肌質の改善効果も期待できます。深層の皮膚組織に熱を集中的に送り、コラーゲンとエラスチンの生成を促進することで肌のハリと弾力が増し、肌質が滑らかになることが期待できます。
ハイフの効果を実感しやすい悩み
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フェイスラインのたるみ
フェイスラインのたるみは、ハイフの効果が実感しやすい部位とされています。個人差はありますが、施術直後からリフトアップ効果を感じられることもあります。
フェイスラインのたるみが解消されることによって、お顔がシャープな印象になり、顔が小さく見える効果が期待できます。 -
ほうれい線やシワ
ほうれい線やシワができる原因も、SMAS筋膜が緩むことでの皮膚のたるみとされています。ハイフによって頬周りや気になる部位のたるみを引き上げることで、ほうれい線やシワの改善効果が期待できます。 -
二重あご・あご周りのたるみ
二重あごやあご下周りのたるみやもたつきにも効果が期待できます。ダイエットやマッサージでは思うように効果がでない人でも、ハイフなら熱エネルギーを加え脂肪細胞を破壊することで二重あごやあご周りのたるみの改善効果が期待できます。
ハイフは効果がないって本当?
いつから実感できるの?持続期間は?
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ハイフは効果がない?
ハイフの効果はすぐ出る場合もありますが、基本的には施術の数日後からとされており、効果を実感するまで時間がかかることがあります。また、ショット数が少ない場合や回数が少ないと効果が感じにくいことがありますので、医師と相談して適切な回数を打つことが重要です。 -
ハイフの効果の持続期間
ハイフの効果は、人によって個人差はありますが、通常6ヶ月から1年ほど持続すると言われています。期待できる効果は治療後2~3ヶ月が目安とされており、その後は徐々に減少することが一般的です。これは肌のコラーゲン生成が進行し、加齢や外的要因などの影響を受けるためです。
ハイフのメリット
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傷跡なしで効果が期待できる
ハイフは、皮下組織・SMAS筋膜に対して特定の超音波を当てることによって効果が期待できる施術になります。特定の超音波を使用して施術を行うことによって体にメスを入れたりする施術と比べて、傷跡を残すことなくたるみやシワの改善効果が期待できます。 -
施術時間が短い
ハイフは施術時間が短いことも人気の要因の一つです。顔全体で約30分~40分ほどで施術が可能です。日常的に時間がない方で、たるみ改善やシワの改善効果を期待したい人にもおすすめです。 -
肌へのダメージが少ない
ハイフでは、出力やショット数を調節することができるため、肌にかかるストレスや痛みを和らげることが可能です。そのため赤みや腫れといった副作用も少なく、肌へのダメージを抑えることもできます。施術を受けたことが周囲の人に気づかれにくいのも特徴の一つです。
ハイフのデメリット
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施術中に痛みを感じる可能性がある
ハイフのデメリットとして、施術中に痛みを感じる場合があります。メスを使用しない施術のため表面的な痛みはありませんが、熱エネルギーによって肌がピリピリとするような痛みを感じる場合があります。 -
乾燥しやすくなる可能性がある
ハイフは、皮膚の深部に熱を送り込むため、一時的に皮膚の水分が失われて乾燥しやすくなることがあります。さらに、皮膚が敏感になることもあるため、乾燥による不快感が生まれたりすることもあります。ただし、しっかりと保湿やスキンケアをすることで施術後の乾燥を和らげることも期待できます。 -
人によっては効果を実感しにくい場合がある
ハイフは、部位によって期待できる効果に個人差があります。皮膚の厚みであったり、脂肪の量によっては、期待していた効果に及ばないこともあります。医師との相談をしっかり行い、回数や機器を変更してアプローチすることもできます。
ハイフ(HIFU)のダウンタイムはある?
ハイフ(HIFU)のダウンタイムには個人差がありますが、施術後に赤みや腫れ、ヒリヒリとした痛みが出る場合があります。数時間程度でだんだん落ち着いてきますので、患部を冷やして様子を見ましょう。必要に応じて外用薬も処方しますので、医師の指示に従って使用してください。また、まれに赤みが残る、水ぶくれができる、かさぶたができる、色素沈着が起こるなどの異常が生じることもあります。気になる症状が現れた場合はすぐにご連絡ください。
ダウンタイム中は肌が紫外線に弱くなっているため、施術後3ヶ月程度は日焼け止めなどで対策しましょう。メイクは赤みが痛みが引けば可能です。シャワーや洗髪も当日から可能ですが浴槽に浸かるのは翌日以降にし、施術部位を擦らないようにしてください。
ハイフの副作用は?
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赤み、腫れ、むくみ
ハイフの治療後には、一時的に赤みや治療部位の腫れ、むくみが見られることがあります。また施術中や施術直後に短期的な痛みなどが生じることがありますが、施術後数日で治ることが多いです。 -
火傷(やけど)、水ぶくれ
ハイフは熱エネルギーを肌の内部に送る施術のため、熱によって火傷や水ぶくれが起きる場合があります。これらは機器の出力が強かったり、自分の肌と合わなかったりした場合に起こることがあります。 -
神経損傷のリスク
ハイフは比較的安全とされていますが、稀に神経損傷のリスクがあります。これは、ハイフが皮膚の深部に熱を送るため、周囲の神経に影響が及ぶ可能性があるためです。これにより一時的な麻痺や感覚低下が治療部位で起こる場合があり、大抵は数日~数週間で改善されます。しかし、稀に長期化することもあるため、麻痺などがある場合はすぐに医師に相談することが望ましいでしょう。
ハイフの施術を受ける際の注意点
- 施術前に肌に負担をかけない
- 当日は飲酒を控える
- 紫外線ケアに気を配る(紫外線ダメージに注意する)
- 照射部分を刺激しない
- 血流の促進を避ける
ハイフの施術前後は、肌への負担を避けておくことが大切です。紫外線を受け過ぎてしまうと肌への負担になったり効果が期待できなくなったりする可能性があります。
また、ハイフの施術当日は、お酒や食事にも注意が必要です。お酒は血行に影響するため、治療の効果を低下させる可能性があります。
ハイフ後も、施術部位を刺激しないように注意が必要です。肌をこすったり、強く揉んだりすると、治療の効果を損なう可能性があります。また、血流を促進するような運動やマッサージもできるだけ避けてください。
ハイフが向いている人の特徴
- メスを使わないでリフトアップしたい人
- ダウンタイムの少ない施術をしたい人
- フェイスラインを引き締めたい人
- シワやほうれい線、目元を引き上げたい人
- 肌質を改善したい人
ハイフはリフトアップ効果が期待できるため、肌のたるみやシワなどが気になる人に向いている施術になります。さらにメスを使用しないで超音波を使用して小顔効果や肌質の改善が期待できる施術のため、傷跡やダウンタイムが気になる人にもおすすめの施術です。
ハイフに向いていない人の特徴
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顔の脂肪が少ない人
ハイフに向いていない人の特徴のひとつに、顔の脂肪が少ないことがあげられます。
ハイフは超音波によって真皮層、皮下脂肪、SMAS筋膜の決まった層にアプローチする機器です。皮下脂肪が少ないと超音波が周辺組織に影響を与えてしまうことがあるため、皮下脂肪の厚みが必要となります。
また、頬の脂肪が少ない人は、ハイフでたるみが緩和されることによって頬がコケたように見えたり、元からあった頬のコケが目立つ可能性があります。 -
たるみがない、たるみが強い
たるみがない人はハイフによる効果を感じにくいため、ハイフには向いていないといえるでしょう。特に10代や20代前半の人は、筋膜の衰えが少なく、SMAS筋膜にエネルギーを加えても大きな変化が起こりにくいことが考えられます。そのためハイフによる効果を感じにくい可能性があります。
逆に、たるみが強いためにハイフが向いていないケースもあります。50代~60代以上の人はたるみが強いためにたるみを完全に戻すことが難しく、効果が実感できないこともあります。
いずれにせよたるみの度合いによるため、自己判断をせず医師に相談することをおすすめします。 -
顔に金属やシリコンを入れている人
顔に金属やシリコンを入れている人はハイフを受けられません。ハイフによる熱が金属に伝わり、やけどの原因となることがあるためです。
例えば、金の糸による糸リフトをしている人はハイフに限らずレーザー治療やラジオ波による施術も制限されます。そのほかに、口の中にインプラントが入っている場合も注意が必要です。
また、顔に限らず、金属やシリコンを体内に入れている人はハイフを受けられない可能性があるため、必ずカウンセリング時に確認をしましょう。
ハイフの効果を得やすくする方法
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信頼できるクリニックで施術を受ける
ハイフの効果を得やすくするために、クリニック選びは慎重に行いましょう。ハイフは機器の違いやショット数だけではなく、照射する角度や深さによって効果に違いがでます。
また、ハイフは本来医療行為です。エステでのハイフやセルフハイフは、厳密にいうとハイフとは呼べない超音波機器を使用しています。出力が弱いため皮膚の浅い層に留まった照射となり、医療ハイフと比較して効果を得られにくく、かつ持続時間も短いといわれています。ハイフはクリニックなどの医療機関で受けましょう。 -
繰り返し施術を受ける
ハイフの効果は3ヶ月~6ヶ月程度のため、効果を持続させたい場合は繰り返し施術を受ける必要があります。
3ヶ月程度期間を空けると再度施術を受けることができます。間隔が短すぎると肌の負担が大きく、間隔が長すぎると効果が持続しないため、適切な間隔で繰り返し施術を受けましょう。「たるみが完全に元に戻った」と感じる前に「たるみが気になるかもしれない」と感じたタイミングでの再施術を検討すると良いでしょう。 -
適切な照射出力・ショット数を打つ
ハイフの効果を得やすくするためには、適切な出力とショット数を見極めることも大切です。適切なショット数や出力は、施術部位や希望する効果、悩みによって異なります。むやみにショット数を増やしたり、照射出力を上げると、効果が得られないばかりかやけどを負ってしまう可能性もあります。たるみの強弱や肌の状態により、適切な出力とショット数を医師に提案してもらいましょう。 -
アフターケアを怠らない
ハイフは超音波によって肌の内部に熱エネルギーを与える施術です。施術後は肌が乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすくなることもあるため、肌の水分を守るための保湿や紫外線対策などのアフターケアを怠らないようにしましょう。
また、ダウンタイムが長引くと効果を感じにくくなる可能性もあるため、飲酒など血行がよくなる行為は控え、施術した場所に過度な負荷がかからないようにすることも方法のひとつです。
ドクターコメント
年1回の糸リフトと組み合わせて年1~2回のハイフ(HIFU)治療の併用がおすすめ!
ハイフ(HIFU)治療単体でももちろん引き締め・引き上げ効果は期待できますが、ドクターおすすめの受け方は「年1回糸リフト&年1~2回ハイフ(HIFU)」。糸リフトで引き上げたフェイスラインを、ハイフ(HIFU)治療で維持するというイメージです。
> 当院の糸リフト「美肌アモーレ」はこちら
品川スキンクリニック 品川本院院長 清水 脩介
品川スキンクリニック 品川本院
院長 清水 脩介