品川美容外科の二重整形 埋没法VS切開法 違いについて徹底解説!

目元はお顔の印象を大きく変える重要なパーツです。
目を大きくみせるには様々な施術がありますが、希望の形が維持できるように、自分に合った二重の施術方法をマッチングさせる必要があります。
今回は、二重の種類や施術方法など詳しく解説していきます。

代表的な二重の種類

二重まぶたは大きく分けて「末広二重」、「平行二重」、「奥二重」の3種類に分けられます。それぞれに特徴があるため、二重まぶたの形によって与える印象が異なります。

  • 末広二重
  • 平行二重
  • 奥二重

末広二重とは

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ナチュラルでかわいらしい印象

末広二重とは、目頭から目尻にかけて二重の幅が広がっている二重を指します。この末広二重は蒙古ひだのある黄色人種特有の形で、二重まぶたの日本人の約8割近くが末広タイプと言われており、日本人に最も似合うとされている二重の形です。

蒙古ひだがある方が埋没法で施術した場合、多くの方が末広二重になる傾向があります。目の状態によって異なりますが、二重の幅を約5~7mmの幅にするとまぶたの負担が少なく、きれいな二重が維持しやすいと言われています。

平行二重とは

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最も目が大きく見え、華やかな印象

平行二重とは、蒙古ひだがなく目頭まで二重のラインがある、もしくは蒙古ひだが非常に小さく、蒙古ひだを乗り越えて目頭まで二重のラインがある二重を指します。蒙古ひだを持たない黄色人種以外のほとんどがこの平行型二重です。

目頭が蒙古ひだに覆われていないため、白目が末広型と比べるとより多く露出するため目が大きく見えます。
近年では、アイメイクが映えるなどの理由から幅広の平行二重を希望される方が増えてきました。

奥二重とは

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クールで大人っぽい印象

奥二重とは、目頭から目尻まで二重の幅が狭く、まぶたの上の皮膚が覆っている二重を指します。二重の種類の中で最も二重の幅が狭く、見る角度によっては一重に見えるのが特徴です。

一重より目を丸く大きく見せられるため、顔の印象をあまり変えずに二重にしたい方におすすめです。

蒙古ひだとは

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蒙古ひだとは、上まぶたの内側から目頭にかけて覆われている皮膚のことです。目頭には「涙丘(るいきゅう)」と呼ばれるピンク色の部分があり、この部分を覆っていると蒙古ひだがある状態になります。蒙古ひだが発達していると、目が小さく見えたり、平行二重にはなりにくい傾向にあります。

蒙古ひだを無くすには、目頭切開法という施術が効果的です。これは、目頭にかかる蒙古ひだをくの字に切除することで、綺麗な平行二重を作りやすくする施術です。最近では平行二重が人気のため、目頭切開と一緒に二重整形する方が増えてきています。

一重まぶたと二重まぶたの構造の違い

一重まぶたの構造とは

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まぶたを持ち上げる筋肉を「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」と呼び、まぶたの皮膚の下にある軟骨を「瞼板(けんばん)」と言います。まぶたを開けたり閉じたりする動きは、眼輪筋(がんりきん)の奥にある眼瞼挙筋というまぶたの筋肉の収縮によって瞼板が持ち上がったり下げたりすることで行われます。

一重まぶたの構造とは、「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」が瞼板とだけ繋がり、皮膚とは繋がっていない状態です。また、まぶたの脂肪が多いと眼輪筋が眼瞼挙筋に覆いかぶさって一重まぶたになります。そのほか、二重の幅が狭いと、二重のラインがまぶたの裏に隠れることで一重に見えてしまうこともあります。

二重まぶたの構造とは

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二重まぶたとは、上眼瞼挙筋が枝分かれした一部は瞼板に、もう一部は眼輪筋を通して皮膚につながっている状態のことです。そのため、目を開けるとまぶたの上の皮膚が引っ張られ、折り込まれることで二重のラインができます。
奥二重は二重まぶたと同様に眼瞼挙筋が枝分かれしているものの、まぶたの脂肪が多いことや二重の幅が狭いことによって二重のラインが内側に隠れてしまっている状態です。

一重まぶたと二重まぶたの構造の違いは、どこを支点に目を開く筋肉が作用するかによって変化します。したがって、一重まぶたも二重まぶたも閉じたり、開けたりする構造に違いはありません。

二重整形の施術方法

二重整形の種類は、一般的に「埋没法」と「切開法」の2つに分かれます。
糸を使って二重を作る「埋没法」は、メスを使用しないため腫れや内出血などのダウンタイムが短い点が特徴です。極細で強度のある医療用の糸を使用するため、目を閉じても結び目が目立ちにくく、とても自然な仕上がりになります。個人差があるものの、切開法に比べてダウンタイムは短く、糸が取れてしまった場合はやり直しが可能です。

一方、メスを使って二重を作る「切開法」は、まぶたの余分な脂肪やたるみを除去して縫合するため効果が半永久的に続くのが特徴です。幅の広い二重や平行二重までしっかりとした深い二重ラインを作りたい方におすすめな施術方法です。しかし、まぶたをメスで切開するため、埋没法に比べてダウンタイムが長く、一度切開を行った二重のラインは消すことができないため、注意が必要です。

埋没法とは

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埋没法とは、まぶたを切らずに二重まぶたを作る施術です。まぶたの内側から極細で強度のある医療用の糸で縫い留め、まぶたの皮下に数ヶ所ほど結び目を作ることで二重を作っていきます。まぶたの状態や二重のイメージに合わせて、縫い留める部位を調整できるのが特徴です。また埋没法は、瞼板や挙筋の境目をしっかりと固定することができ、留め数が多ければ多いほど元に戻りにくくなります。

当院の埋没法は、痛みやダウンタイムに配慮して行います。麻酔に使用する針は34Gという極細の麻酔針を使用し、患者様の痛みや内出血、腫れを最小限に抑える工夫をしています。また心臓外科でも使用される極細で丈夫な糸を使用することで、目を閉じても結び目が目立ちにくく、とても自然な仕上がりになります。ご希望の仕上がりになるよう、施術前にバーチャルスティック(専用の器具)を使用して二重のシミュレーションを行います。

1瞼板法

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埋没法は、縫い留める部位によって「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」の2種類に分けることができます。

瞼板法とは、瞼板とまぶたの皮膚を縫い留める方法です。まぶたのたるみが少ない人に向いており、安定した仕上がりが期待できます。

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2挙筋法

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挙筋法とは、まぶたの皮膚と裏側にある挙筋を縫い留める方法です。瞼板を通さないため角膜を傷付ける心配が少ないのが特徴です。

二重ラインにする皮膚と挙筋腱膜部分を縫い合わせると、元々二重まぶたの人と同じ構造になるため、より自然な二重ラインが作れます。
挙筋法は、二重幅を広くして目を大きく見せたい方に適した方法です。
ただし、糸の除去を希望される場合、稀に取りだせないことがあります。

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3瞼板上端法

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瞼板上端法とは、瞼板と挙筋を両方とも縫い留める方法です。瞼板側には全く糸が出ないため安全性も高く、自然で戻りにくい二重が作れます。挙筋法のようにパッチリとした二重が作りやすく、挙筋法で稀に見る眼瞼下垂のような仕上がりを防ぐことができます。糸が完全にまぶたの下に埋没されているため、角膜を傷付ける心配もありません。

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埋没法のメリット・デメリット

埋没法は、メスを使用しないため、痛みやリスクも少なく、他の施術と比較してダウンタイムが短くすむのが特徴です。また施術費用が比較的リーズナブルで手軽に施術できることから人気が高まっています。

埋没法は、メスを使用しないため、痛みやリスクも少なく、他の施術と比較してダウンタイムが短くすむのが特徴です。また施術費用が比較的リーズナブルで手軽に施術できることから人気が高まっています。

埋没法のメリット

1ダウンタイムが短い

埋没法は、メスを使用しないため術後のまぶたの腫れや内出血などが少ないのが魅力です。
個人差がありますが、術後の症状は2日~1週間程度で落ち着きます。コンタクトレンズやメイクは、2日後からご使用可能となるため、仕事が忙しく休みが取れない社会人や多忙な学生にもおすすめです。

2施術の跡が目立ちにくい

埋没法は、まぶたの裏側を医療用の糸で縫い留めるため、切開法に比べて腫れや痛みが少なく施術の跡が目立ちにくいのが特徴です。しかし術後2日間程度は、まぶたの炎症が起きているため施術の跡が目立つ場合がありますが徐々に落ち着いていきます。

3施術時間が短い

埋没法は、15分程度の施術であるため、体の負担も少なく、忙しい方でも気軽に施術を受けることが可能です。また、術後の抜糸や入院する必要もありません。

4二重幅の変更可能

埋没法は、まぶたの内側から糸で固定するため、糸を外すことで元のまぶたに戻したり、二重幅や形を修正することが可能です。術後1ヵ月以内は、まぶたの腫れや内出血がまだ残っているため、修正するためのシミュレーションができません。そのため再度、埋没法による修正を行う際は、施術から1ヵ月経過してからにしましょう。

埋没法のデメリット

1二重のラインが元に戻る可能性がある

埋没法は、目をこすって刺激を与えたり時間の経過と共に固定力が弱くなり、二重のラインが取れてしまう可能性があります。また、まぶたの厚みやたるみがある場合は、固定している糸が取れやすくなると言われています。まぶたの脂肪が多いことや形状によっては埋没法が向かないこともあるため、目元の状態に合わせて適切な治療をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

2何度も修正はできない

まぶたの状態や医師によって考えが異なりますが、埋没法の修正回数は通常2~3回までが限度です。
埋没法は、「やり直したい」「もう少し二重を広げたい」などのご要望にも応えられる可能性が高い施術ですが、何度も糸をかけると「結節」という部分が出てしまうケースや、糸がまぶたの負担になり眼瞼下垂を招くケースもあるため、永遠に二重の修正ができる万能な施術というわけではありません。

切開法とは

切開法とは、メスでまぶたを切開して二重まぶたを作る施術です。切開法は、脂肪や筋肉などを調整して「二重の構造の再構築」をするため、平行二重や幅広二重など華やかな二重にしたい方におすすめです。皮膚を切開し繋ぎ合わせて二重を作り出すため、ダウンタイムが埋没法に比べて長くなりますが、半永久的な二重まぶたを作ることができるのが特徴です。
また切開法は、術後5~7日後に抜糸を行いますが、それまでは糸がまぶたに付いた状態なのでメガネなどで隠す必要があります。メイクは抜糸後2日目より可能になり、コンタクトレンズは抜糸後5~7日目より可能になります。

切開法は、二重のラインに沿って目頭から目尻側まで切開する「全切開法」と二重のラインのうち数ミリを切開する「小切開法(部分切開法)」の2種類あります。まぶたの状態や二重のイメージに合わせて、切開方法が選べるので、より理想的な目元に近づくことができます。

1全切開法

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全切開法とは、希望する二重のラインに沿って切開し、皮膚とまぶたを持ち上げる筋肉の薄い膜を縫い合わせて二重を作る施術です。必要に応じて余分な脂肪の除去皮膚の切除も行うことができるため、埋没法などの切らない施術方法に比べて、よりくっきりとした二重まぶたが作れるのが特徴です。

また全切開法は、縫合した部分が二重のラインになるため埋没法とは異なり元に戻る心配が少なく、1度施術を行えば半永久的に効果が持続します。

まぶたの脂肪が多く腫れぼったい方や埋没法では二重にすることが難しい方、半永久的な二重にしたい方におすすめな施術方法です。

2小切開法(部分切開法)

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小切開法(部分切開法)とは、まぶた全体を切開せずに一部分を切開して二重をつくる施術です。全切開法に比べて切開するラインが短く、最小限の切開でまぶたを二重にし、しっかりとしたラインを形成します。また二重の幅を広げたい、埋没法で取れてしまったけど全切開法は抵抗があるという方にお勧めの方法の1つです。

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3目頭・目尻切開

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最近では「目頭切開」や「目尻切開」などがあり、同時に二重整形を行うと目元が一回り大きくなった印象になります。

目頭切開とは、目頭の皮膚(蒙古ひだ)を切開することで目の横幅を広げ、目と目の距離を近く見せたり、目を大きく見せる施術です。目頭切開を行うと理想的な二重のデザインに近づけることができます。目頭切開は、蒙古ひだにより目が小さく見える方や左右の目が離れている方、平行二重にしたい方におすすめな施術です。

目尻切開とは、目尻の皮膚や結膜を切開し目の横幅を広げることで目元を大きく見せる施術です。目尻から下まぶたへのカーブが緩やかなになるため、つり目の改善にも繋がります。また目尻切開を行うことで、目尻からこめかみまでの距離が狭まるので、小顔に見せる効果もあります。顔全体のバランスも整えられるので、つぶらな瞳の方や目元の印象がキツい方におすすめの施術です。

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切開法のメリット・デメリット

切開法は、まぶたを切開するため半永久的に二重のラインを維持できるのが特徴です。皮膚や脂肪も少し取ることもできるため腫れぼったさが解消され、より理想的な目元に近づけることができます。

ここでは、切開法のメリットとデメリットについて解説いたします。

切開法のメリット

1半永久的な二重である

切開法は、埋没法とは異なり糸が取れるという心配もなく、1度施術を行えば半永久的な二重まぶたが持続します。埋没法で糸が外れてしまった方などもぱっちりとした二重まぶたを手に入れられるでしょう。

2腫れぼったさが解消される

切開法は、切開時にまぶたの余分な脂肪や皮膚のたるみを取り除くことができるため、腫れぼったさも同時に解消されます。

3理想の二重の形や幅にしやすい

埋没法に比べて切開法で施術をする方がデザインの幅が広がります。また、切開法で施術を行うと、埋没法では成し得なかったくっきり二重になり、皮膚のたるみ、脂肪が多く腫れぼったさを改善することでよりご希望の仕上がりになりやすいと言われています。

切開法のデメリット

1元に戻すことができない

切開法は、皮膚を直接切開するため元に戻すことができません。
糸を取れば元のまぶたに戻る埋没法とは異なり、切開法は半永久的な施術になります。そのため、多少修正ができたとしても、元のまぶたに戻すことは難しいと言われています。
切開による二重整形を行う際は、事前に医師とのカウンセリングで希望の二重の形をきちんと伝えておきましょう。また、極端なデザインを希望しないことも失敗を防ぐ1つの方法です。

2ダウンタイムが長い

切開法は、メスを入れて皮膚を切開するため埋没法に比べてダウンタイムが長くなります。切開による二重整形は、術後5~7日後に抜糸をするため個人差はありますが、腫れや内出血が約2~3週間程度続く場合があります。抜糸後2日目からメイクも可能になり、ほぼメイクで隠せるほどになります。

また1ヶ月程度経過すると自然な二重になりますが、完全に二重の幅が完成するまでは3ヶ月程度かかると言われています。周りの人にバレたくない方は、連休の際に、二重整形をすることをおすすめします。

3傷跡が残る可能性がある

切開法では、メスを使用して施術を行うため、切開した部分に傷跡が残ってしまう場合があります。傷跡は二重のラインに沿ってできるため、ほとんど目立つことなく自然に馴染みますが、稀に傷跡が目立ってしまうケースもあります。

理想的な目の間隔

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理想の美しさを目指すにはもちろん形や大きさが大切ですが、バランスが整っているだけで魅力的に見えるケースがあります。多くの人が美しいと感じる目元は、左右のそれぞれの目の横幅と目と目の間隔が「1 : 1 : 1」が理想的な目の間隔とされています。この理想よりも間隔が狭い場合は「寄り目」、間隔が広い場合は「離れ目」と言われています。

黄金比に近づけるには目頭切開や目尻切開などが有効ですが、日本人の場合は目と目の間隔が34mm~37mm程度がバランスが良いとされています。しかし、数字にとらわれてむやみに手術するのではなく、ご自身のパーツが活かせる黄金比に整えましょう。

二重整形のQ&A

Q 二重整形のカウンセリングはすっぴんで行くべきですか?
A メイクはクリニックのパウダールームで落とせるようになっているため、メイクをしていても構いません。カウンセリング中は専用の器具を使用して、二重ラインのシミュレーションを行うため、来院されてからメイクをオフすれば問題ありません。
Q コンタクトレンズやまつ毛エクステを付けていても埋没法は受けられますか?
A 当院の二重術埋没法の場合、コンタクトレンズは施術前に外していただいております。術後は2日後からご使用可能なので、メガネのご用意をお願いいたします。また、まつ毛のエクステンションをされている場合でも通常二重術埋没法は可能ですが、施術の際に取れてしまう可能性があることをご了承ください。
Q 末広二重から平行二重にしたいです。埋没法で平行二重にできますか?
A 目頭部分に蒙古ひだがある方の場合は、 埋没法の他に、スーパーナチュラル目頭切開法も同時に行うことで平行二重に形成できやすくなる場合もあります。施術方法は、実際に目元の状態を拝見した上で担当の医師よりご説明いたします。
Q 二重整形後いつからまつげパーマやエクステができますか?
A まぶたが腫れている間は皮膚が敏感になっているため、パーマ剤や接着剤が原因で炎症を起こしてしまう恐れがあります。そのため、二重整形をしてから1ヵ月間は空けていただくことを推奨しております。
Q 切開法で二重整形をした場合、抜糸前と抜糸後で腫れ具合は変わりますか?
A 個人差にもよりますが、抜糸前後で腫れの程度は特に変わりません。術後1週間程度は腫れがあり、1週間後の抜糸までの間は髪の毛よりも細い糸がついた状態となります。