2018年に開催された第106回日本美容外科学会では「コンパクトであっても中身の濃い学術集会」をコンセプトに、品川グループ(品川美容外科/品川スキンクリニック)の綿引一理事が学会長を務めました。当ページでは、本学会のプレゼンターである品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治の発表内容をご紹介いたします。

第106回 日本美容外科学会
秦 真治医師による発表

日本美容外科学会の模様2

品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

美容外科医歴33年。長きにわたり品川美容外科を支え、指導医としても活躍するベテラン医師。二重、若返り、痩身、豊胸などオールマイティーに施術をこなす美容外科のプロフェッショナル。

  • 日本美容外科学会会員
  • 日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAS)

詳しいプロフィールはこちら

品川美容外科 品川本院
秦 真治 院長

品川美容外科 品川本院 秦 真治 院長
経歴
1987年 琉球大学医学部 卒業
東京女子医科大学病院 外科入局
1988年 品川美容外科 入職
2008年 品川美容外科 品川本院院長
2010年 品川美容外科 渋谷院院長
2016年 品川美容外科 横浜院院長
2017年 品川スキンクリニック 横浜院院長
品川美容外科 横浜院副院長
品川スキンクリニック 品川院院長
2018年 品川美容外科 品川本院副院長
2019年 品川美容外科 品川本院院長

演題名:「当院における植物由来脂肪溶解注射の体幹及び四肢に対する有用性」
演者名:品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治医師

目次

  1. 体幹、四肢における医療痩身の歴史について
  2. 天然由来成分の脂肪溶解注射と脂肪吸引の比較
  3. 当院における植物由来脂肪溶解注射の実践法
  4. 部位別注入後の反応性の違い
  5. 主な部位と効果的な1回注入量
  6. 注入の回数と間隔
  7. 実際の症例を供覧
  8. 結語
日本美容外科学会の模様2

1.体幹、四肢における医療痩身の歴史について

医療痩身の歴史は1980年代以前まで遡ります。脂肪の切除から局所麻酔を使用した脂肪吸引、レーザーや超音波機器を使用した痩身法へと進化し、2014年頃からは植物性由来の脂肪溶解注射を取り入れるようになりました。
2018年現在、当院の脂肪溶解注射症例数は14万件を超え、新たな痩身カテゴリーのひとつとして定着したと考えられます。

1980年代以前 直接皮膚と一体として脂肪の切除を行う。
1980年代 少量の局麻によるdry methodによる吸引が始まる。
1990年代 希釈した大量の局麻でtumescent methodが行われるようになる。
吸引量も増加し、また硬膜外麻酔も併用され大量脂肪吸引がもてはやされるようになる。
2000年代 量より、出来上がりの質を重視する方向へと進み、体外式超音波機などが導入され始める。
同時に、大量脂肪吸引のリスクも指摘され、吸引以外のCO2注入法や、phosphatidylcholine(レシチン)の局注も考案された。
2010年代 Preトリートメントとしての、体内式Yagレーザーや、体内式超音波の使用も始まる。
2014~2015年頃 植物由来脂肪溶解注射が体幹にも使用が試みられるようになる。
2018年現在 当院では植物由来脂肪溶解注射の症例数が14万例を超え、医療痩身の新たなカテゴリーの一つとして、定着したと考えられる。

2.天然由来成分の脂肪溶解注射と脂肪吸引の比較

以下は脂肪吸引と植物由来脂肪溶解注射の比較表です。
脂肪吸引は皮下脂肪の減少に優れていますが、術後の痛みや腫れ、内出血など重度のダウンタイムは避けられません。植物由来脂肪溶解注射は、脂肪吸引に比べ、これらのダウンタイムが少ない(※)ことが最大のメリットです。
(※施術直後は薬剤分の膨張や注入部の内出血が見られる場合がありますが次第に回復します)

患者様の有益性 脂肪吸引 植物由来脂肪溶解注射
内臓脂肪減少 × ×
体重減少と維持
皮下脂肪減少
ダウンタイム ×

3.当院における植物由来脂肪溶解注射の実践法

注入に際して必要な生活習慣改善の2項目をご紹介します。これらを同時に実践することで、内臓脂肪の減少や長期的な体型の維持が期待できます。

  1. 1日2回朝晩の体重測定
  2. 夕食をローカロリーフードに置き換える

4.部位別注入後の反応性の違い

以下に注入後の反応性の違いを部位別にまとめています。なお個人差はあるのものの、腹部、背中・脇、下臀部、大腿内側などの順で見た目の変化が分かりやすいと思われます。また、見た目の変化と体重の減少は必ずしも伴うものではありません。

上腕・肩 皮下脂肪があまり厚くない場合もあり、反応しづらい時もある。
腹部 一般的に皮下脂肪が厚いので、最も効果が出やすい部位と考えられる。
大腿・膝 大腿内側・膝などは皮下脂肪が比較的厚いため、反応良好である。
臀部 下臀部は良好に反応する。大量に脂肪吸引を行った時のような弛みも出来にくいので、安心である。
下腿 元々、筋肉の割合が多く皮下脂肪の厚みはさほど無い部位なので、変化量も少ない。下腿ボツリヌス注射の併用が推奨される。
背中・脇・腰 特に反応良好な部位。体重減少を伴わない場合でも、効果が現れやすい。

5.主な部位と効果的な1回注入量

以下は主な施術部位と効果的な1回の注入量の目安です。下腿(ふくらはぎ)は一般的に筋肉量も多いので、ボツリヌス注射も併用するとより効果的です。

上腕内側
(二の腕)
両側60~300cc
臀部
(上・下部)
各両側45~300cc
両側50~300cc
下腿
(内・外側/後面)
各両側45~300cc
腹部
(上・下部)
各45~300cc
(上下90~300cc)
背中
(ブラ上・下/肩甲骨内)
各両側60~300cc
側腹部
(ウエスト)
両側60~300cc
(腹部全体150~300cc)
前脇 両側60~300cc
大腿
(内・外側/前・後面)
各両側90~300cc
両側90~300cc
両側40~300cc

6.注入の回数と間隔

注入回数と間隔については、体型や脂肪の厚さによっても異なりますが、上記の量で同じ部位を2〜3回注入すると効果的です。その他のポイントとしては以下の通りです。

  1. 間隔はおよそ1ヶ月を目安とする。
  2. 患者様が多数の部位を希望される場合はできる限り意向に然うが、できれば少ない箇所に限定し、1箇所の量を多く注入するようにする。
  3. 1日の注入量が300ccを超えそうな時は、2回以上に分けて行う。

7. 実際の症例を供覧

当院で実際に施術を行った症例をご紹介します。

注入量:腹部全体/250cc/1回(施術1ヶ月後)
施術担当:品川美容外科 心斎橋院 院長 原田 章子
495,000円(税込)
※10cc以上の場合1cc1,980円(税込)
(Tel:0120-164-500

注入量:太もも/250cc/1回(施術1ヶ月後)
495,000円(税込)
※10cc以上の場合1cc1,980円(税込)
(Tel:0120-189-900

注入量:背中(ブラ下)/120cc/1回(施術1ヶ月後)
237,600円(税込)
※10cc以上の場合1cc1,980円(税込)
(Tel:0120-189-900

注入量:二の腕/100cc/1回(施術1ヶ月後)
施術担当:品川スキンクリニック 札幌院 院長 小林 雅郎
198,000円(税込)
※10cc以上の場合1cc1,980円(税込)
(Tel:0120-891-300

エバー・スリム®最新1日脂肪取り スリム・プログラム®
脂肪を溶解・排出する注射と生活習慣改善プログラムによる痩身術
お腹・ウエスト:59,400円~495,000円(税込)
二の腕・肩:39,600円~277,200円(税込)
背中:59,400円~594,000円(税込)
お尻・太もも:59,400円~237,600円(税込)
脚:19,800円~148,500円(税込)
※10cc以上の場合1cc1,980円(税込)
【リスク・副作用】内出血:出る場合あり。(Tel:0120-189-900

エバー・スリム® の症例を
もっと見る

8. 結語

  • 植物由来脂肪溶解注射は、体幹四肢において皮下脂肪を減少させ、医療痩身術として有効な方法と言える。
  • 同時並行でカロリー制限を行うことにより、内臓脂肪の減少や長期的な体型の維持が期待できる。
  • 施術に伴う出血・血栓等の合併症や、疼痛・腫脹などのダウンタイムのリスクが極めて小さく低侵襲である事が最大のメリットである。

今後、植物由来脂肪溶解注射は脂肪吸引を補完する施術として、医療機関に一般化していくと予想されます。また患者様にも定着し、症例数は更に増えていくものと考えております。

エバー・スリム® 最新1日脂肪取り
スリム・プログラム

学会・研究活動
TOPページへ