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ニキビ跡や毛穴の開きをなんとかしようとセルフケアを頑張っているけれど、なかなか成果が出ない・・・こんなお悩みはありませんか?そんなときは、皮膚科での治療を検討してみるのも方法の一つ。とくにピコフラクショナルは、ニキビ跡や毛穴の開き、小ジワなどを目立たなくする効果が期待できる治療法です。そこで今回は、このピコフラクショナルについて解説します。

ピコフラクショナルとは

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ピコフラクショナルは、フラクショナルレーザー治療の一種です。フラクショナルレーザー治療とは、レーザーで肌表面にごく小さな穴を開けて傷をつける治療法です。傷の修復過程で、コラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞が活性化されることから、肌のハリやツヤがアップし、ニキビ跡、毛穴の開き、小じわなどを改善する効果が期待できます。

この治療法をさらに発展させたのがピコフラクショナルで、ピコレーザーを用いてフラクショナル治療を行います。ピコレーザーとは、通常のシミ治療などで使われるレーザーよりも、パルス幅(照射時間)が短いレーザー治療機器です。具体的には、通常のレーザー治療のパルス幅がナノ秒(10億分の1秒)なのに対し、ピコレーザーのパルス幅はピコ秒(1兆分の1秒)と1000分の1も短くなっています。そのため、肌へのダメージがより少なく、治療中の痛みやダウンタイムを少なくできるというメリットがあります。

このようなピコレーザーを用いて、肌内部に穴を開けていくのがピコフラクショナルです。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルの特徴:フラクショナルレーザーとの違い

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お伝えしたように、ピコフラクショナルはレーザーで肌に傷をつけることによって、コラーゲンやエラスチンの生成を促す治療法ですが、従来のフラクショナルレーザー治療と大きく異なる点があります。

それは、衝撃波によって肌の内部に傷をつけるという点です。フラクショナルレーザー治療もダウンタイムが比較的短い治療法ですが、レーザーで肌の表面に傷をつけることから治療後にかさぶたができ、ダウンタイムも平均で5~7日ほどかかります。

これに対してピコフラクショナルでは、レーザーの衝撃波によって肌の内部(表皮内)に空洞を作り、傷をつけていきますが、フラクショナルレーザーのように肌表面に傷ができないため、かさぶたをつくらずに治療することができます。ダウンタイムもおよそ24時間とかなり短く、翌日からメイクもできるため、「治療のためにスケジュールを調整しなきゃ」といったこともなく、気軽に治療を受けられます。

このように、ピコフラクショナルはダウンタイムの短さが一つの魅力ではありますが、実際に治療法を選択する際には、期待できる効果を得られるかどうかが極めて重要なポイントになります。フラクショナルレーザーもピコフラクショナルも、ハリやツヤの改善、ニキビ跡や毛穴の開き、小じわの改善などに効果を発揮しますが、とくに凹凸の深いニキビ跡に関してはフラクショナルレーザーのほうが有効とされています。このように、肌の症状や状態によってどちらの治療法が合っているのかは異なるため、医師の診察をしっかり受けることが重要です。

なお、治療回数の目安は、ピコフラクショナルもフラクショナルレーザーもほぼ同じで、一般的に4週間に1度のペースで6~10回治療を続けると、効果を実感できるようになります。

ピコフラクショナル:治療の流れと注意点

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ここで、実際の治療の流れと注意点を見ていきましょう。

治療前

医師によるカウンセリングが行われます。心配な点がある人は、医師に直接確認しておくと安心です。また、妊娠中の人(またはその可能性がある人)、光線過敏症の人、日焼けをしている人、リウマチなどの治療で金製剤の服用歴がある人、顔に金属が入っている人、てんかん発作の既往歴がある人などは、ピコフラクショナルを受けられない可能性があるので、注意が必要です。ほかにも、アートメイクやタトゥーがある場合、その場所を避けて治療をすることがあるため、事前に申し出るようにしましょう。

治療中

カウンセリングが終わったら、洗顔をしてレーザー治療に入ります。治療時間は20分ほどです。

痛みは少ないと言われていますが、個人差があり、ヒリヒリとした痛みを感じることがあります。治療中に強い痛みを感じたら、遠慮せずに医療者に伝えましょう。

治療後

治療後には、次のような症状が出ることがあります。

・痛みや腫れ、赤みなど:数時間から1日程度で軽快します。ほてりが強い場合には冷やすと楽になりますが、冷やし過ぎて刺激にならないように注意しましょう。

・ニキビや水ぶくれ:治療から数日以内に出ることがありますが、だんだん改善していきます。

また、治療後は以下の点に気をつけましょう。

・入浴や洗顔は当日からできますが、治療部位をこすって刺激を与えないようにしてください。

・メイクは翌日から可能です。

・治療後しばらくは肌が乾燥しやすいので、入念に保湿ケアを行い、紫外線にも気をつけましょう。

ピコフラクショナル:セルフケアで改善しにくい症状は皮膚科で相談を

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ニキビ跡や毛穴の開き、加齢に伴うハリやツヤの低下などは、セルフケアで改善することが難しい症状です。いろいろな方法を試しても納得のいく成果が得られていない人や、ニキビ跡や毛穴の開きがコンプレックスになっている人などは、一度皮膚科で相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • ピコフラクショナルは、レーザーで肌表面にごく小さな穴を開けて傷をつけるフラクショナルレーザー治療の一種
  • ピコフラクショナルではパルス幅がより短いピコレーザーを用いておこなう
  • ピコフラクショナルでは、レーザーで作った傷の修復過程で線維芽細胞が活性化されることから、肌のハリやツヤのアップ、ニキビ跡、毛穴の開き、小じわなどの改善が期待できる
  • 従来のフラクショナルレーザー治療と大きく異なる点として、衝撃波によって肌の内部に傷をつけるという点が挙げられる
  • ピコレーザーは肌表面にかさぶたを作らずに治療が可能で、ダウンタイムも24時間と短い
  • 一般的に4週間に1度のペースで6~10回治療を続けると、効果を実感できるようになる
  • ピコレーザーの治療時間は20分ほど
  • 治療後は痛みや赤みが出ることがあるが、1日ほどで改善する
  • 治療後しばらくは保湿ケアと紫外線対策が必須
文/品川美容スタッフ

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