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極細の針からRF(高周波)を照射し、真皮層に熱エネルギーを届けることで、さまざまな肌トラブルの改善が見込める「ポテンツァ」。具体的な施術の効果や持続期間がわからないと感じている方もいるでしょう。

 

この記事では、ポテンツァの効果を症状別に詳しく解説します。また、ポテンツァの効果を実感できるまでの期間や、ダウンタイムについても説明します。肝斑やクレーターなどの肌トラブルでお悩みの方や、ポテンツァを検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

ポテンツァとは

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ポテンツァは、ニキビやクレーター、肝斑などのさまざまな肌トラブルの改善が期待できる施術です。一般的な注射ではなく、極細の針がついたハンコ注射のような器具を使用します。その極細の針を使って、肌に小さな穴を開けてRF(高周波)を照射します。ポテンツァは、皮膚表面へのダメージを抑えて、熱エネルギーを真皮層に与えられる点が特徴です。

ポテンツァで効果が期待できる肌トラブルは、以下の通りです。

  • ニキビ・クレーター
  • 肝斑
  • シワ・たるみ
  • 赤ら顔
  • 毛穴の開き

1回の施術で、複数の肌トラブルに効果が期待できます。また、ポテンツァと組み合わせる薬剤は数種類あるため、お悩みの症状に合わせた施術も可能です。

ポテンツァの施術がおすすめな方

ポイントを伝える医師

ポテンツァの施術は、以下に当てはまる方におすすめです。

  • ダウンタイムが少ない施術を希望している方
  • 痛みに敏感な方
  • 肌質改善したい方

マイクロニードルを抜く際、空気が押し出されることによって表面に塗布した薬剤が均等に真皮層まで浸透します。また、従来のマイクロニードル治療と比べてダウンタイムが少ないのが特徴です。肝斑や毛穴の開き、小ジワ、ニキビ跡などを改善したい方におすすめです。

ポテンツァの特徴

日本人女性

次にポテンツァの特徴について説明します。施術の特徴を理解することで、実際に施術を受けるイメージが湧きやすくなるでしょう。

ダウンタイムが短い

ポテンツァは、針先からRF(高周波)を流して止血をしながら施術をおこないます。そのため、術後の痛みや赤みが生じにくく、比較的ダウンタイムが短い点が特徴です。

個人差はありますが、一般的には1週間ほどでダウンタイムの症状はおさまるといわれています。施術後は、肌が敏感な状態のため、紫外線対策や保湿を入念にし、肌に負担をかけないようにしましょう。

薬剤を真皮層に届ける

ポテンツァには、薬剤を均一に真皮層まで届ける「ドラッグデリバリーシステム」が搭載されています。針を抜く際に、空気が押し出されることによって、薬剤を均一に浸透させることが可能です。

品川美容外科では以下の薬剤を用意しています。自分の肌悩みにあった薬剤を選ぶといいでしょう。

マックーム(McCoom) ポテンツァ用に開発された薬剤。ニキビ跡に効果的。
美肌ホワイト美容成分 幹細胞培養上清液を使用。ハリやツヤの向上に効果的。

施術1回あたりの効果が高い

ポテンツァは、1度の施術で以下の3つをおこなえます。

  • 肌に針を刺し刺激を与える
  • 針先からRF(高周波)を照射する
  • 薬剤を均一に浸透させる

ポテンツァは3つを同時におこなえるため、施術1回あたりの効果が高いといえます。

症状別!ポテンツァの効果

ポテンツァに期待できる効果

ポテンツァは、ニキビや肝斑、毛穴の開きなど、幅広い肌トラブルの改善が期待できる治療です。ここでは、症状別にポテンツァの効果について詳しく解説します。

ニキビ・クレーター

ニキビは、毛穴周辺の角質が厚くなることで毛穴の出口をふさぎ、毛穴に皮脂がたまることで起こります。同じ場所にニキビがくり返しできる場合は、ニキビ専用のニードルを使用して施術をおこないます。

RF(高周波)を照射して皮脂腺を焼くことで、ニキビができにくくなります。皮脂腺は一度破壊すれば再生されにくくなるため、皮脂の分泌を抑えられるのです。

また、ニキビ跡のクレーターを改善したい方にもポテンツァはおすすめです。ポテンツァは、ニードルを刺すことで肌に刺激を与え、細胞を活性化させます。創傷治癒効果で肌が生まれ変わり、クレーターを徐々に改善する効果が期待できます。

肝斑

肝斑は、頬や目元などにあらわれるシミのことです。紫外線の影響やホルモンバランスの乱れで、メラノサイトが活性化することが原因といわれています。肝斑治療では、肝斑の原因である「メラニン」を破壊するのが一般的です。

一方、ポテンツァはメラニンを作り出す「メラノサイト」に直接アプローチすることで、メラニンの生成を抑制します。そのため、ポテンツァには肝斑を予防する効果が期待できます。一般的な肝斑治療では、色素沈着や白斑などのリスクがありますが、ポテンツァはそのリスクを抑えた治療が可能です。

シワ・たるみ

ポテンツァは、加齢や紫外線によるシワやたるみの改善にも効果が期待できるでしょう。シワやたるみは、肌の真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少することで起こります。

ポテンツァは、針を刺してRF(高周波)を真皮層に届けることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。施術を受けることで肌にハリが生まれ、シワやたるみを目立ちにくくする効果が期待できます。

赤ら顔

ポテンツァは、赤ら顔の改善にも効果が期待できるのが特徴です。赤ら顔は、さまざまな刺激が要因ですが、皮膚の表面が赤く浮き上がっている場合は「毛細血管拡張症」の可能性が高いでしょう。毛細血管拡張症は、血流が何らかの原因で悪くなり、血流を確保するために既存の血管から分岐して、新しく血管が形成されることで起こります。

特に毛細血管が集まっている頬や鼻は、症状が出やすいでしょう。ポテンツァは、真皮層の毛細血管にRF(高周波)を与えることで、新しく血管が作られることを抑制し、症状の改善を目指します。

毛穴の開き

ポテンツァは、コラーゲンの生成を促して、毛穴を周りから引き締める効果があります。1度の施術でも効果を実感できることが多く、毛穴だけではなく肌全体を引き締めてハリのある肌を目指せるでしょう。

また、ポテンツァは、毛穴の黒ずみの原因となる皮脂の分泌も抑えることが期待できます。1度の施術でも効果は実感できますが、毛穴が開いたり皮脂腺を焼ききれずに再度皮脂が分泌されたりする可能性があります。そのため、何度か施術を受けることでより高い効果が期待できるでしょう。

ポテンツァの施術回数と持続期間

医療に従事する女性

「ポテンツァは何回受ければいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。ここでは、ポテンツァの施術回数と持続期間について解説します。

施術回数

ポテンツァは、1回の施術でも効果が期待できます。ただし、施術から時間が経過すると徐々に効果は落ち着きます。効果を持続させたい場合は、施術を複数回受けることが望ましいでしょう。施術回数の目安は以下の通りです。

ニキビ・赤ら顔・毛穴の開き 3~5回ほど
深いニキビ跡 5~10回ほど

ポテンツァの効果を安定させるためには、3回以上の施術が必要です。ただし、肌の状態によって必要な回数は異なるため、施術前のカウンセリングで医師に確認しましょう。

効果を実感できるまでの期間

ポテンツァは、即効性があることが特徴です。施術直後から肌のハリやツヤなどの変化を実感される方もいます。また個人差はあるものの、ポテンツァのピークは施術を受けた1ヶ月後といわれています。

効果の持続期間

ポテンツァの効果は、約1〜3ヶ月持続するといわれています。1、2回目など施術を始めたばかりのころは、施術の刺激から体が回復しようとするため、効果の持続期間が短い傾向があります。個人差はありますが、施術を複数回継続することで徐々に効果が持続しやすくなるでしょう。

ポテンツァは、1〜3ヶ月に1回のペースで受けることが理想です。ポテンツァの効果が薄れてきたと感じたときに、再施術することをおすすめします。

効果を長持ちさせる方法

ポテンツァの効果を長持ちさせるために、日々の生活で意識できるポイントがいくつかあります。できることから実践して効果を長持ちさせましょう。ポテンツァの効果を長持ちさせる方法は、以下の通りです。

  • 継続的に施術を受ける
  • 紫外線対策を徹底する
  • 保湿を入念にする

ポテンツァは、継続的に施術を受けることで効果が長持ちします。また、ポテンツァの施術後は肌が敏感な状態です。紫外線を浴びて日焼けすると肌トラブルの原因となるため、UV対策を徹底しましょう。入浴後は、クリームを使って入念に保湿することが大切です。

ポテンツァに関するよくある質問

ポテンツァに関するよくある質問に回答しています。

疑問に思う女性

ポテンツァで効果を実感できないことはある?

ポテンツァは、症状に対して適切な施術をおこなうことで一定の効果が期待できます。症状によっては、1回では効果を実感できないこともあるため、施術回数を重ねて様子をみましょう。

また、ポテンツァは医師の経験と技量が求められる施術です。経験の浅い医師が担当すると正しい判断ができず、効果を感じられないことがあります。公式サイトを確認して、費用や機器の性能だけでなく、実績や経験のあるクリニックを選ぶことが大切です。

ポテンツァの施術中は痛い?

ポテンツァの施術中は、マイクロニードルを使って皮膚に穴を開けるため、ヒリヒリした痛みを感じることがあります。ただし、麻酔クリームを塗ることで施術中の痛みを抑えることが可能です。

痛みの感じ方には個人差があるので、不安な方はカウンセリングの際に医師に相談しましょう。

ポテンツァとダーマペンとの違いは?

ポテンツァとダーマペンでは、治療方法や期待できる効果が異なります。違いを以下の表にまとめました。

  ポテンツァ ダーマペン
治療方法 肌表面に穴を開け、高周波(RF)を照射する。 肌表面に穴を開ける。
効果 ・ニキビ、クレーター
・シワ、たるみ
・肝斑
・赤ら顔
・毛穴の開き
・ニキビ、クレーター
・シワ、たるみ
・毛穴の開き
 
ダウンタイム 数日間 数日~1週間ほど
品川美容外科のメニュー(税込) 肝斑(ホホ):28,600円
肝斑(全顔):35,200円
毛穴(全顔):35,200円
酒さ(全顔):35,200円
ニキビ(全顔):49,500円
 
ホホのみ:初回12,960円(2回目以降16,200円)
全顔・首(各):初回17,270円(2回目以降19,800円)
顔+首:初回32,400円(2回目以降36,300円)
5cm×5cm:10,800円

ダーマペンでは治療が困難な、肝斑や赤ら顔などの肌トラブルにも、ポテンツァは効果的です。さらに、ポテンツァはダーマペンと比較すると、ダウンタイムが短い傾向にあります。価格は施術箇所やお悩みの症状によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

ポテンツァ

ダーマペン

ポテンツァの施術後にメイクはできる?

品川美容外科では、施術の24時間後からメイクが可能です。施術後はノーメイクでお帰りいただきます。施術後は肌がデリケートな状態になっているため、施術箇所を擦らないように注意してください。

なお、メイクがいつから可能であるかは、クリニックによって異なります。施術を受けたクリニックの方針に従うようにしましょう。

ポテンツァを受けられない場合はある?

ポテンツァは、さまざまな肌トラブルに効果が期待できる施術ですが、以下に当てはまる方は施術を受けられない可能性があります。

  • 妊娠中、授乳中の方
  • 施術する部分に金属が入っている方
  • 皮膚が弱い、ケロイド体質の方
  • 特定の疾患がある方

妊娠中・授乳中の方は、ポテンツァの薬液やラジオ波が体に悪影響を与える可能性があるため、施術は受けられません。また、施術部分に金属が入っている場合は、施術前に医師に申告してください。

アトピーやケロイドなど、皮膚が弱い方や皮膚に疾患がある方もポテンツァは不向きです。肌トラブルを悪化させる可能性があるため注意が必要です。皮膚以外に、糖尿病や自己免疫疾患などの特定の疾患がある方は、治療を受けられない場合があります。持病や治療中の病気がある方は、必ず担当の医師に相談してください。

ポテンツァのダウンタイム・デメリットは?

ポテンツァのダウンタイムの症状は、以下の通りです。

  • 痛み
  • 内出血
  • 腫れ
  • 皮膚のかさぶた

術直後は、赤みや出血が目立つ場合があります。また、術後数日~1週間ほどで皮むけが生じます。ダウンタイム中はメイク乗りが悪くなるため、気になる方はマスクで隠すといいでしょう。

ポテンツァで肌トラブルの改善を目指そう!

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この記事では、ポテンツァの効果や施術回数、効果の持続期間について解説しました。

ポテンツァは、効果が高く、ニキビやクレーター、肝斑など幅広い肌トラブルの改善が期待できる施術です。一度の施術でも効果は期待できますが、継続して治療することで効果が持続する可能性が高まります。

ポテンツァ :

RFエネルギー(ラジオ波)によるニキビ跡・毛穴の開きなどの美肌治療。
【価格】1回当たり 26,000円(税込28,600円)~75,000円(税込82,500円)
【リスク・副作用】赤みや熱感。治療間隔:3週間以上空けて数回。
お問い合わせ:0120-189-900

※自由診療のため保険が適用されません

品川美容外科では、ポテンツァ専用のチップを複数用意しているため、お悩みに合わせた施術が可能です。カウンセリングで肌の状態や要望を確認し、適切な施術を提案します。カウンセリングは無料で受けられるため、肌トラブルでお悩みの方は、ぜひお問い合わせください。

未承認の医療機器に関する表示

ポテンツァ

【未承認医薬品等である事の明示】
ポテンツァは未承認機器です。

【諸外国における安全性等に係る情報の明示】
FDA、CE、MFDSの認証を取得しています。

文/品川美容スタッフ

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