平行型二重と末広型二重、日本人に似合うのは？二重まぶたを徹底解説

二重には「末広型二重」と「平行型二重」の2種類がある

一口に「二重」といっても、二重には「末広型」と「平行型」の2タイプがあることをご存じでしょうか？まずはそれぞれの二重の特徴について詳しく解説します。

末広型二重って？

「末広型二重」とは、日本人に最も多く見られるタイプの二重です。ナチュラルな印象を与えられる末広型は、凹凸の少ないアジア人の顔によく馴染みます。

末広型の特徴は、下記の通りです。

• 二重ラインが蒙古襞の内側から始まっている
• 目尻に近づくにつれて二重ラインの幅が広がっている

「蒙古襞」とは、上まぶたから目頭にかけて覆いかぶさっている皮膚の部分です。蒙古襞は日本人を含む黄色人種の多くに見られ、日本人のほとんどは目頭が蒙古襞に覆われているといわれています。

また、二重ラインの幅が狭く、一見一重のように見える「奥二重」と呼ばれるタイプの二重も、末広型の一種です。

平行型二重って？

「平行型二重」とは、欧米人に多く見られるタイプの二重です。ぱっちりとした大きな目元を演出できる平行型は、二重整形の中でも特に人気のデザインです。

平行型の特徴は、下記の通りです。

• 蒙古襞がなく、二重ラインが目頭まである
• 目頭〜目尻にかけて、ほぼ同じ幅で二重ラインが続いている

平行型は、二重幅によって周囲に与える印象が異なるのも特徴のひとつです。二重幅が広い平行型は華やかな印象が強く、二重幅が狭い平行型はクールで大人びた印象を与えるとされています。
 

平行型二重と末広型二重、目を大きく見せるにはどっちがいい？

一般的に、平行型の方が末広型よりも目元を大きく見せる効果が高いといわれています。しかし、「目を大きく見せたいから」という理由だけで、安易に平行型に整形するのはおすすめできません。

なぜなら、平行型はすべての方に似合うわけではないからです。似合わない顔つきの方が平行型に整形した場合、二重幅が不自然に見えることがあります。

術後に後悔しないためにも、二重整形をおこなう場合は、目を大きく見せることよりも自分に似合う自然な二重を作ることが重要です。

平行型に憧れの気持ちを持つ方も多くいますが、理想の二重が必ずしも自分に似合う二重ではないことを、しっかり理解しておきましょう。
 

芸能人にも多い平行型二重、似合う顔の特徴とは？

雑誌やテレビなどで活躍している芸能人の中には、ぱっちりとした平行型二重の方が多く見られます。しかし、平行型二重の芸能人の目が魅力的に見えるのは、その方が平行型が似合う顔の特徴を持ち合わせているためです。

そのため、自分に平行型が似合うかどうかを判断するためには、自分の顔の特徴を正しく理解することが大切です。平行型が似合う顔にはどのような特徴があるのでしょうか？ここでは代表的な3つの特徴を紹介します。

蒙古襞があまり発達していない

蒙古襞がない、もしくは蒙古襞が薄い目の形状を持つ方は、自然な平行型を作りやすいです。

蒙古襞があまり発達していない目元は、平行型にしても目頭の二重ラインが皮膚で隠れる心配がありません。そのため、違和感のないナチュラルな二重に仕上がります。

逆に、蒙古襞が厚い方に平行型はあまりおすすめできません。蒙古襞が発達していると、襞の上から二重ラインを作る必要があるため、二重幅が広過ぎる不自然な目元になってしまいます。

まぶたが薄い

まぶたが薄い方は、まぶたが目に被りづらく、きれいな二重ラインを作りやすいため、自然な平行型に仕上がります。

一方、まぶたが厚い方が無理に平行型にすると、二重の襞が厚ぼったい、不自然な印象の二重ラインになりがちです。

また、まぶたの厚みは、二重整形の持続性にも影響を与えます。特に効果の差が出やすい施術は、二重の形を糸で固定する「埋没法」です。

埋没法は基本的に数年に一度メンテナンスが必要な施術です。しかし、まぶたが薄い方は糸にかかる負担を軽減できるため、人によっては半永久的に糸が取れなくなることもあります。

顔の彫りが深い

欧米人に自然な平行型の方が多く見られるように、平行型は顔の彫りが深い方によく似合います。顔の彫りが深い方が平行型にすると、まぶたに自然な立体感や奥行きが出ます。そのため、目を大きく見せるだけでなく、顔全体のバランスを整える効果も期待できます。

二重幅を広めに作った場合、より欧米人の顔立ちに近づき、目力のある大人っぽい印象を周囲に与えられるでしょう。

しかし、顔の彫りが浅い方が平行型にした場合は、顔全体のバランスに不自然さが生じることがあるので注意が必要です。

生まれつき平行型二重の人っているの？

二重には末広型と平行型の2タイプがあることがわかりましたが、日本人で生まれつき平行型の方はどれくらいいるものなのでしょうか？次は、生まれつき平行型の方の、国別の割合について詳しく見ていきましょう。

生まれつきの平行型二重は西洋人に多い

生まれつきの平行型は、アメリカ人やイタリア人などの西洋人に多く見られます。これには西洋人の顔の骨格や目の構造が大きく関係しています。

西洋人の顔は、顔の凹凸が大きい、目のくぼみが深い、蒙古襞がない、まぶたの皮膚が薄いなどの特徴が挙げられます。そのため、西洋人は目を開けた際に目のくぼみ部分とまぶたの皮膚が重なりやすく、はっきりとした平行型になりやすいのです。

また、目と眉毛の幅が狭い、やや寄り目気味の方が多い点も、アジア人には見られない西洋人の目元の特徴です。

生まれつき平行型二重の日本人は少数派

一方、生まれつき平行型の日本人はあまり見られません。そもそも日本人の約7割は一重まぶたであり、生まれつき二重まぶたの方は全体の3割程度しかいないといわれています。

さらにその3割の内のほとんどが末広型であるため、日本人で生まれつき平行型の方はかなりの少数派といえます。

これには、日本人の顔の骨格や目の構造が、西洋人とは相反する特徴を持っていることが影響しています。しかし、自分の顔に適した二重整形をおこなえば、日本人でも生まれつきのような平行型を作ることは不可能ではありません。

そのためには、クリニックのカウンセリングで自分の顔や目の特徴を医師にしっかり診断してもらうことが大切です。

日本人に平行型二重は似合わない？

生まれつき平行型の日本人が少数派であることは、日本人には平行型が似合わないことにつながるのでしょうか？次は日本人に平行型が似合うかどうかについて、詳しく見ていきましょう。

似合う二重のタイプは人それぞれ

日本人の二重のタイプはほとんどが末広型ですが、顔のバランスによっては平行型が似合う方もいます。そのため、すべての日本人に平行型が似合わないわけではありません。

しかし、日本人は顔の構造的に末広型の方が馴染みやすい傾向にあります。よって、二重整形で平行型を希望する場合は、事前に入念なカウンセリングやシミュレーションをおこなうことが重要です。

二重整形は、自分の希望のデザインを実現できるかではなく、二重のデザインが自分に似合っているかどうかに着目することが大切です。術後に後悔することがないよう、二重整形を検討している方は、まずは自分に似合う二重のタイプを正しく理解しましょう。

目頭切開で平行型二重が馴染むことも

日本人の目の特徴として、蒙古襞が強く張っている方が多い、という点が挙げられます。蒙古襞は平行型を不自然に見せる要因のひとつでもあるため、一般的には蒙古襞が厚い方に平行型は不向きといえます。

しかし、目頭切開をおこなうことで、この問題を解決できることがあります。

目頭切開とは、蒙古襞を除去して目を大きく見せるための美容整形です。目頭切開は、平行型を作るための絶対条件ではありません。しかし、目頭切開をおこなうことで、自然な平行型を作りやすくなるでしょう。

目頭切開の詳細・予約ページ

自分に似合う二重を正しく診断するには？

自分の理想の二重デザインが自分に似合うかどうかを判断するのは、専門的な知識がないとなかなか難しいものです。そこで次は、自分に似合う二重を正しく判断するための2つの方法について詳しく紹介します。

シミュレーションサイトを使う

最近では、二重整形のシミュレーションができるアプリやサイトなどを展開するクリニックが増えてきました。このようなサービスを利用することは、患者様が来院前に術後の仕上がりを具体的にイメージできる点が大きなメリットといえます。

また、このようなシミュレーションサイトを使えば、日中は学校や仕事で忙しい方でも、時間的拘束を受けずに自分に似合う二重を診断できます。

クリニックでカウンセリングを受ける

自分に似合う自然な二重のデザインを知りたければ、クリニックの無料カウンセリングに行くのが堅実な方法といえるでしょう。専門的な知識を持った医師からのアドバイスを受けることで、術後の仕上がりをより具体的にイメージできます。

また、カウンセリングは術前のイメージと術後の仕上がりのミスマッチを防ぐ点でも大きな役割を果たします。理想的な二重まぶたを手に入れるためにも、施術への疑問点や不安事項はカウンセリングの段階で解消しておきましょう。

平行型二重にする方法ってあるの？

平行型二重を作る方法として、セルフケア用のアイテムを活用したり、整形手術を受けたりすることが挙げられます。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

平行型二重のラインをセルフケアで癖づける

二重のりやアイテープを継続的に活用することで、まぶたに平行型二重のラインが癖づくことがあります。これらのアイテムは薬局などで手軽に購入できるので、誰でも気軽に試せる点がメリットといえます。

しかし、セルフケアでの癖づけは、元の目の形やまぶたの厚さによっても異なるため、誰でも必ず同じ結果になるとは限りません。

また、二重のりやアイテープを無理に使い続けると、たるみやかぶれが出ることもあります。

これらの症状が現れた場合は、すぐにアイテムの使用を中止しましょう。セルフケアで二重の癖づけを試みる場合は、衛生面やまぶたの皮膚状態にしっかり配慮することが大切です。

クリニックで美容整形をおこなう

効率的に平行型二重を作りたい方は、クリニックで二重整形術を受けることをおすすめします。セルフケアではきれいに癖づけるのが難しい平行型も、クリニックであれば短時間で理想の形の二重に近づけるでしょう。

クリニックでおこなえる二重術は、大きく分けて下記の2種類があります。

どちらの施術が合っているかは、まぶたの状態や仕上がりイメージによっても異なります。人によっては複数の施術を組み合わせた方がいいケースもあるので、カウンセリング時に確認しておきましょう。

二重整形をするならまずカウンセリング

品川美容外科の二重整形は、患者様のご要望に合った治療法を提案するために、豊富なメニューを用意しています。品川美容外科でおこなえる二重整形術の詳細については、下記の通りです。

二重埋没法

埋没法は、まぶたを切らずに糸で留めて二重のラインを作る二重術です。施術時間も短く、抜糸の必要もないので、ダウンタイムが比較的短期間で済むのがメリットといえます。

二重術ナチュラル法(二重埋没法)の詳細・予約ページ

二重切開法

切開法は、まぶたを切開して二重ラインを作る二重術です。長期的な二重を作る効果が期待でき、必要に応じて脂肪や筋肉も調節できるのが、切開法のメリットといえます。

二重術切開法の詳細・予約ページ

品川美容外科では、患者様のお悩みに合わせてさまざまなアプローチ方法を提案します。カウンセリングでは常に患者様に寄り添った対応を心がけているので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。