シミ取りシール・テープ・パッチでシミは取れる?美容医療との違いを医師が解説

人気トーク番組で男性芸人さんのシミ治療が話題になったことをご存知でしょうか?
ある芸人さんがシミ取りのために「シール」を使った、と話したことから「シミが取れるシールがある!?」とドラッグストアや美容皮膚科、美容外科などに問い合わせが相次いだんだとか…。
そんなシールが本当にあるのでしょうか?
今回はそんな「シミ取りシール」は本当に存在するのか?また、最新のシミ治療事情はどのようになっているのか?などを品川美容外科品川本院院長の秦医師に教えていただきました!

シミ取りシール・テープ・パッチとは?

シミ取りシール・テープ・パッチとは、一般的には肌に貼ってシミやくすみのケアをうたう市販品、またはシミ取りレーザー後に照射部位を保護するためのテープを指して言及されることが多い言葉です。ただし、市販のシールやパッチと、医療機関で施術後に案内される保護テープは目的が異なります。市販品は肌表面の保湿や保護、角質ケアの補助を目的とするものが中心で、医療用の保護テープは施術後の患部を摩擦や紫外線などの刺激から守るために使用されます。

「シミ取りシールを剥がすとシミがポロッと取れるのでは」と考える方もいますが、シミは肌の表面だけでなく、メラニンの分布やシミの種類、深さが関係します。そのため、貼るだけでシミが完全に取れると考えるのは避けた方がよいでしょう。薄いくすみや乾燥による肌印象の変化にはセルフケアが役立つこともありますが、老人性色素斑、そばかす、肝斑、炎症後色素沈着などは、それぞれ適したケアや治療方針が異なります。

種類 主な目的 期待できる範囲 注意点
市販のシール/パッチ 保湿・保護・角質ケア補助 肌表面のケアが中心 シミの種類により限界あり
施術後の保護テープ 治療部位の保護 摩擦・紫外線刺激を避ける補助 医師の指示に従う
美白化粧品 予防・くすみケア メラニン生成の抑制を補助 即効性を期待しすぎない
美容医療 シミの種類に応じた治療 レーザー等で改善を目指す 診察で適応判断が必要

「シミ取りシール」の噂、
真偽のほどは…?

「シミ取りシール」の噂、真偽のほどは…?

—秦先生はトーク番組で話題になった「シミ取りシール」の噂についてご存知でしたか?

品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

はい、実はスタッフから「こんなニュース知ってますか?」と教えてもらいました。女性の間では話題になっていたようですね。番組の内容や発端となった芸人さんのSNSなども拝見しましたが、最近は美意識の高い男性も増えているなと関心しましたね。

—さすが、ご存知だったんですね。ではズバリお伺いしますが、シミが取れるシールはあるんですか?

品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

結論から申し上げると…実は、シミが取れる(と謳った)シールは存在します。

シワを取るシールもありますし(寝てる間にシワにシールを貼るとシワが引き伸ばされて薄くなる)、魚の目が取れるシールもありますから、シミが取れる、と謳っているシールがあってもおかしくはありませんよね。

私が市販されているものを見かけたものとしては、ルミキシルやHKクリームのような美白クリームに配合されているハイドロキノン等の美白成分をテープに染み込ませたシールがありました。

とは言え、当然医薬品ではありませんから美白クリームを塗るのと比較して効果の高さは不明ですが…。そういったシールは実在します。

—そうだったんですね!この芸人さんも使用されていたのでしょうか?

「シミ取りシール」の噂、真偽のほどは…?
品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

発端とされている芸人さんのInstagramを拝見しましたが、肌色のシールを貼っていらっしゃるところしか見つけられませんでした。

前述したシミが取れるシールではなく、ただの肌色のシールのようでした。推測ですが、レーザー等のしっかりとしたシミ治療を行なった痕をシールで保護してらっしゃったのではないでしょうか。

芸能人の方は長時間にわたる屋外ロケなど、肌を過酷な状況に晒すことも珍しくありませんから、日焼け止めやドーランといった化粧品だけではなく、目立ちにくいシールでの保護をしていたと考えると自然です。

—確かに!ちなみに、その芸人さんは男性ですが、男女で出来るシミや適した治療に違いはあるのでしょうか?

「シミ取りシール」の噂、真偽のほどは…?
品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

シミは紫外線や細胞の老化によって生じるので、男女での差異は基本的にはありません。
男性は女性と比べてUVケアを行う人が少ないので、紫外線ダメージによるシミが増えやすいと言えるでしょう。

しかし、女性はメイクをしますよね。女性のお肌は毎日のように「メイクを塗る、メイクを落とす」という刺激を受けていますから、こうした表面の刺激によるダメージは女性の方が多いと言えます。

肝斑の原因については諸説ありますが、肝斑の原因の1つとして「肌をこすること」を挙げる医師は多いで。そのため、肝斑は女性に出来やすいとも言えるのではないでしょうか。

—UVケアをしないことも、毎日のメイクも肌には刺激なんですね!
 刺激が少ないUVケアアイテムを使うことや、メイク用品、クレンジング選びが大切だと言えそうですね。

品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

その通りです。例えば、日焼け止めもSPFやPAの値がそこまで高くなくても低刺激なものをきちんと塗り直した方がお肌には優しいんですよ。

また、どんなに柔らかい素材であっても、パフやブラシは摩擦の原因になります。パフを使うときは肌に押し付けず滑らせる、ブラシなら柔らかい天然毛で毛足の長いものを選ぶと良いです。

—では、シミを治療するにはどのような施術がオススメですか?

品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

一般的なシミであれば、フォトシルクプラスという光治療がもっとも効果的です。他にもトーニングなど種類はたくさんありますが、光治療やレーザー治療は塗り薬やシールと比較しても圧倒的に効果的です。治療の種類が多くてよくわからない…という方にはまずフォトシルクプラス。または、しっかりとしたカウンセリングと診療を受けていただければ、最適な治療をご提案させていただきますよ。

フォトシルクプラス

光照射によるシミ・くすみ治療。
【価格】6,500円~44,100円(税込)
【副作用・リスク】かゆみ:わずかなかゆみ。治療間隔:3週間以上空けて数回。
お問い合わせ:0120-189-900

フォトシルクプラス

品川美容外科 品川本院 院長 秦 真治

秦 真治
医師

フォトシルクプラス(強力光美白)はイタリアDEKA社の最新式美白治療器で、従来のIPLとよばれるフォトフェイシャルよりも、シミの本体であるメラニン粒子の分解機能に優れています。 シミ・シワ・肌質改善とお肌の悩みを総合的に改善し、その他にもニキビ等の赤みや毛穴の開き、産毛などに効果があります。

火傷の危険性が低いので安心して施術を受けられ、照射後すぐにメイクが可能なので、忙しい方にも最適な美白治療です。フォトシルクプラスは施術後4-5日程度、シミが少し濃くなる期間がありますが、メイクで隠せる程度です。保護シールを貼ったりするほどではありませんから、心配ありません。

現在はSNSなどを通してこれがいいらしい、あれがいいらしいと色々な噂が飛び交っていますね。中には本当に有益なもの、正しいものもありますが、誤解を招きやすいものや、全く間違っているようなものもあります。

大切なご自身のお顔やお肌のことですから、「シミが消えるクリーム」「シミが取れるシール」などどいった市販品に安易に飛びつくのではなく、保険診療の病院や、自由診療のクリニックでの診断を受ていただくのが良いと思います。品川美容外科、品川美容外科はカウンセリングなら何度でも無料ですし、カウンセリングだけであれば未成年の方にもいらしていただけますから、ぜひお気軽にお問い合わせください。