
腕や足、顔などにいつの間にかあざができてしまった、という経験のある女性は少なくないはずです。なかには、消すことのできないあざにコンプレックスを抱えている、という女性もいるのではないでしょうか。
そこで、ここではあざができてしまう原因と種類と、あざを消すことができる「Qスイッチルビーレーザー」の効果についてご紹介します。
青、茶、黒、赤……
あざはどうしてできるのか?

皮膚の一部を変色させてしまうあざ。腕や足などを打撲した際に、内出血によって生じるものだと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、あざには外傷によってできるものとそうでないものがあり、原因はもちろん色や種類もさまざまです。
あざを分類する際、先天性のものと後天性のものに分けられます。先天性のものは母斑と呼ばれており、遺伝によって受け継がれるとされています。一方、後天性のものは紫斑と呼ばれており、打撲などで生じるものは紫斑に分類されます。
外傷ではないタイプを細かく分類すると、青・茶・黒といったメラニンが原因となって起きるものと、毛細血管の増殖によって起きる赤の4種類に分けることができます。
青あざは、メラニン色素が肌を通して青く見えている現象。メラニン色素を生成するメラノサイトが、真皮内に存在していると表面化します。
同じくメラニン色素によって起きるとされる茶あざは、扁平母斑またはカフェオレ班とも呼ばれており、その多くは生まれつきです。しかし、思春期になって発生するケースもあり、長時間強い日差しを浴びたり、メラノサイト数が増加したりということで発生するといわれています。
黒あざもメラニン色素の増殖によって発生し、身近なものでいうとほくろがあげられます。これは病気の可能性を秘めている危険があるとされ、黒く大きく広がってしまうと皮膚ガンに変異してしまう恐れがあります。もし変異が見られるようなら、消すための治療を受けることをおすすめします。
毛細血管の増殖によって起きる赤あざは、先天性のものがほとんど。盛り上がったタイプは「苺状血管腫」、広がっているタイプは「単純性血管腫」と呼ばれるものです。
このように、あざにはさまざまな要因があり、色や種類もさまざまです。自分がどのタイプに当てはまるのかを知り、消すのに有効な手段を講じる必要があります。
1人で悩まないで!
あざを消せる
「Qスイッチルビーレーザー」とは

「手足ならまだ我慢できるけど、顔は耐えられない」と悩む方もいるはずです。そんな悩める方へ向け、品川美容外科ではあざを消すことができる「Qスイッチルビーレーザー」をご提案しています。
ルビーレーザーとは、メラニン色素への吸収率に優れたレーザーのこと。そもそも、レーザーの光は特定の色素に反応して吸収されるという性質があります。そのため、レーザーを治療したい箇所に照射することで光は熱に変換され、色素のみを破壊・除去してくれるのです。
くわえて、Qスイッチとは瞬間的に強いパワーのレーザー光を発する装置であり、レーザーの照射時間が短いという特徴があります。そのため、施術の際の皮膚ダメージを最小限に留めることができ、安全・安心にあざを消すことできます。
この2つの特性が合わさったものが「Qスイッチルビーレーザー」であり、あざを消すのに高い効果を発揮してくれます。
下記の写真は、レーザー治療を受けた方の術前・術後を写したものです。頬からこめかみまで続いているあざが綺麗に除去できています。