池袋院のほくろ・イボ除去

最新のほくろ除去技術

切開によるほくろ除去は、ほくろの周辺をくりぬいて除去し、端を縫合する方法です。5mm以上の大きいほくろや皮膚深くに根付いている深いほくろに適しており、再発の少ない治療法です。縫合して傷を閉じることで、再発のリスクを低減します。縫合跡は一本の線状の傷跡になりますが、時間の経過と共に徐々に薄くなって目立たなくなります。治療の7日程度後に抜糸が必要です。完全にほくろを取り去ることができるため、他の方法に比べて長期的な安心感を得られるのが特徴です。特に悪性の可能性があるほくろに対しては、確実に診断と治療ができる手段として推奨されており、手術後も医師の指導に基づいた適切なアフターケアを行うことで、回復を早め、傷の治りを良くすることができます。

カウンセリングの重要性

ほくろやイボの除去を検討する際には、カウンセリングが非常に重要です。専門医との面談を通じて、個々の症例に最適な治療法を見極めることができます。また、お客様の不安や疑問を解消し、安心して施術を受けるための第一歩となります。適切なカウンセリングは、安全で効果的な治療を受けるための基本です。

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一般的なほくろ（母斑細胞性）

一般的なほくろ（母斑細胞性母斑）は、メラニン色素をつくる母斑細胞が原因の良性腫瘍で、大きく4種類に分類されます。「Miescher（ミーシャー）母斑」は成長に伴い隆起し、「Unna（ウンナ）母斑」は思春期以降～30代にかけて発生します。さらに、平らで楕円形の「Clark（クラーク）母斑」や、若年層に多く見られる「Spitz（スピッツ）母斑」もあります。その他、濃い青色の「青色母斑」、10cmを超え剛毛が生える「獣皮様母斑」も確認されています。

メラノーマ

メラノーマ（悪性黒色腫）は、皮膚の色素をつくる細胞ががん化したもので、6mm以上の大きさになり、不規則な形状と不明瞭な境界が特徴です。名称に「黒色」が含まれますが、黒のほかに青・茶・褐色・肌色・薄紅色などの色合いが混ざることもあります。足裏や爪などに現れる「末端黒子型」、体幹や手足の付け根に生じやすい「表在拡大型」、腫瘍が盛り上がる「結節型」、高齢者に多い「悪性黒子型」などに分類されます。

イボ

イボは皮膚が盛り上がる良性の病変で、原因により「ウイルス性」と「加齢性（脂漏性角化症）」に分かれます。ウイルス性イボには、ヒトパピローマウイルスによる疣贅（ゆうぜい）と、ポックスウイルスによる水イボ（伝染性軟属腫）があり、疣贅はさらに部位ごとに5つの種類に分類されます。まれに悪性のケースもあります。