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疲れて見えたり、年齢より老けた印象を与えたりしてしまう肌のくすみ。実はくすみの原因は一つではなく、いろいろな要因が関係しています。また、原因によって対処法も異なります。そこで今回は、くすみの原因と対処法を解説します。

「くすみ」とはどんな状態?

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一般的に「くすみ」とは、肌に透明感や血色がなく、全体的に暗く見える状態をいいます。肌がくすんでいると、身体の調子が悪いわけではないのに顔色が悪く見えたり、疲れているような印象を与えてしまったりすることがあります。また、くすみに加えてシワやシミといったほかのエイジングサインが出るようになると、さらに老けた印象を与えてしまうこともあるので、早めに対処したいところです。

一般的に肌のくすみは、20代後半以降に増えてくる悩みといわれていて、加齢による影響は少なくないと考えられますが、ほかにも複数の要因が関係しています。どのようなことがかかわっているのか、みていきましょう。

くすみの原因は大きく5つ

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ここでは、くすみの原因を大きく5つに分けてご紹介します。

角質肥厚によるくすみ

肌表面に古い角質や汚れが残り、それが厚くなることで肌がくすんで見えることがあります。本来、肌には新陳代謝機能が備わっていて、肌の生まれ変わりのサイクル(ターンオーバー)の過程で、古い角質は自然に剥がれ落ちていきます。しかし、加齢やストレスなどが原因でそのサイクルが崩れてしまうと、古い角質が肌の表面に残ってしまうことがあります。それによって、皮脂や汚れなどと混ざって酸化し、肌全体が黒っぽくくすんで見えてしまいます。

血行不良によるくすみ

血流が悪いと血色が失われてしまうため、肌の色が青黒くくすんで見えることがあります。たとえば、マッサージをすると顔色が良くなる場合は、血行不良が原因の可能性が考えられます。血行不良はターンオーバーのサイクルを遅らせる原因にもなり、さまざまな肌トラブルにもつながるので、早めにケアするのがおすすめです。

血行不良はストレスや睡眠、食事、運動といった生活習慣と密接に関係しているので、改善にはライフスタイルの見直しが欠かせません。

乾燥によるくすみ

乾燥すると肌のキメが乱れやすくなり、肌表面がでこぼこした状態になります。肌の凹凸によって影ができ、全体がくすんで見えてしまうことがあります。乾燥というと冬のイメージが強いですが、夏場でもエアコンの効いた部屋に長時間いたりすると、肌の水分が失われやすくなります。スキンケアの後、時間が経つにつれて乾燥やくすみがひどくなるという人は、保湿ケアなどを見直す必要があるでしょう。

メラニンの影響によるくすみ

シミの原因として知られる「メラニン」ですが、くすみにも関係しています。紫外線の影響などでメラニンが生成され、それが色素沈着を起こすことで肌全体が茶色っぽくくすんでしまうことがあります。メラニンは通常、ターンオーバーの過程で排出されるものですが、加齢やストレスなどが原因でサイクルに乱れが生じると、メラニンが肌内部に残ってくすみの原因になります。

糖化、カルボニル化による黄ぐすみ

肌のたんぱく質(コラーゲンやエラスチンなど)と体内で余った糖が結びつくことを「糖化」と言います。糖化によってたんぱく質の変質が進むと、肌が黄色っぽくくすむ「黄ぐすみ」などの原因になることが最近わかってきました。そのほかにも糖化は、シワやたるみの発生にも関係しているといわれています。

また、体内で酸化した脂質が分解されてできる「アルデヒド」が肌のたんぱく質と結びつくことを「カルボニル化」と言います。これもまた、黄ぐすみや肌の乾燥に関係しているといわれています。

糖化は糖の摂りすぎ、カルボニル化は脂質の摂りすぎが原因とされていて、予防には食生活の見直しが欠かせません。

原因別!くすみのセルフケア法

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このように一言でくすみといっても、さまざまな原因が考えられ、また人によっては複数の要因が重なって生じていることもあります。そして、くすみの改善にはスキンケアはもちろん、生活習慣全体の見直しが必要になるケースが少なくありません。そこで、原因別におすすめの対処法をご紹介します。

角質肥厚によるくすみの対処法

肌全体が黒っぽく見える角質肥厚タイプの場合は、普段のスキンケアを見直してみましょう。特にクレンジングや洗顔で汚れがしっかり落とし切れていないと、古い角質や汚れなどがたまる原因になります。洗顔の際には泡立てて優しく洗い、すすぎをしっかり行うようにしましょう。その際、汚れを落とそうとゴシゴシこすったりすると、肌のバリア機能が壊されて乾燥などの原因になるので、優しく行うことがポイントです。また、洗顔後は保湿ケアも入念に行うようにしましょう。あわせて、酵素洗顔やピーリングなどの角質ケアを取り入れるのもおすすめです。

血行不良によるくすみの対処法

血行不良によってくすみが起きている場合は、身体全体の血流を改善することがポイントです。普段の生活を見直し、疲れやストレスをためないように気をつけましょう。また、冷たい食べ物や飲み物などを控えて温かいものを意識して摂る、お風呂にゆっくり浸かるなど、身体を温める習慣をつけるとよいでしょう。さらに、全身のマッサージを取り入れることもおすすめです。ただし、顔をマッサージ際は力を入れすぎないように注意しましょう。

乾燥によるくすみの対処法

保湿重視のケアを意識してみましょう特に気をつけたいのが、皮脂を取りすぎるケアです。皮脂の取りすぎは、かえって乾燥を招くことにつながります。たとえば、皮脂が気になるからと油とり紙などを頻繁に使ったり、1日に何度も洗顔をしたりするのは肌にとって良いこととは言えません。それよりも保湿効果の高いスキンケア製品を取り入れたり、室内の湿度を調節したりして、乾燥対策に努めましょう。夕方以降に乾燥やくすみが気になるようなときは、化粧直しのタイミングなどで保湿のできるアイテムを取り入れるのもおすすめです。

メラニンの影響によるくすみの対処法

まずは紫外線対策を徹底しましょう。日焼け止めをこまめに塗り直したり、日傘や帽子など複数の方法を取り入れたりすると、より効果的に対策できます。また、美白作用や抗酸化作用のある化粧水や美容液などを取り入れるようにしましょう。さらに、普段の生活習慣を見直して肌のターンオーバーを整えることも、メラニンの排出を促すという点で重要です。

糖化、カルボニル化による黄ぐすみの対処法

食生活を見直しましょう。糖や脂質の摂りすぎに気をつけることはもちろんですが、血糖の急激な上昇が起こらないように、食物繊維の多い野菜やキノコ類を先に食べる、ドカ食いをしない、といった食べ方の工夫も大切です。また、カルボニル化には酸化も関係しているので、抗酸化作用のあるビタミン類(ビタミンA、C、Eなど)を摂るのもおすすめです。

そのほか糖化や酸化にアプローチできる化粧品などをスキンケアに取り入れることも、方法のひとつです。

セルフケアで改善しないくすみは美容皮膚科で相談しよう

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ここまでセルフケア法をご紹介しましたが、複合的な要因でくすみが生じている場合など、なかなか改善しないケースもあります。そんな時には美容皮膚科に相談することも検討してみましょう。

美容皮膚科では、くすみの悩み一つをとってもさまざまなアプローチ法があります。たとえば、フォトシルクプラスの光治療では、レーザーとは異なる複数の波長を照射することで、シミ・そばかす・毛穴・ニキビ跡などさまざまな症状に広範囲に働きかけることができます。コラーゲン生成作用もあるため肌のハリ感アップといったお顔全体の若返りにも有効で、そのほかニキビ跡などの赤みや毛穴の開き、産毛などにも作用するため、トータルで美白ケアしたい方に最適なメニューです。

フォトシルクプラスの詳細ページ

またフラクショナルCO2レーザーは、レーザーで点状に小さな穴を開け、そこにグロスファクター(成長因子)や幹細胞培養上液を浸透させる方法で、ターンオーバーの促進やくすみの改善、さらには毛穴やニキビ跡、小じわなど、幅広い症状にアプローチできます。

フラクショナルCO2レーザーの詳細ページ

さらに、専用の機器を用いて美容液を浸透させる美肌トリートメント(パール美肌)もくすみにアプローチできる治療法で、根本的にくすみのできにくい肌を目指したい時にもおすすめです。

パール美肌の詳細ページ

そのほか角質肥厚によるくすみなら、コラーゲンピールケミカルピーリングがおすすめです。

コラーゲンピールは、お肌のツヤ・ハリ感が欲しい方に最適な施術です。古い角質を除去する通常のピーリング作用の他に、プラスアルファで2つの効果があります。

1つ目は、コウジ酸による美白作用で、ワントーン明るい肌へと導きます。2つ目は、トリクロロ酢酸による、ご自身のコラーゲン生成を促進させる作用で、お肌のツルツル感・ハリ感がアップします。

ダウンタイムがほぼないため、毎月のお肌のお手入れにとてもおすすめです。また、目尻や目の下の小ジワなどには、美肌注射との組み合わせるとより一層効果を実感することが出来ます。

コラーゲンピールの詳細ページ

ケミカルピーリングの詳細ページ

このように美容皮膚科にはさまざまな治療法があり、医師の診察やカウンセリングを受けたうえで自分に合った方法を相談することができます。なかなか改善しないくすみにお悩みの方は、美容皮膚科で相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 一般的に「くすみ」とは、肌に透明感や血色がなく全体的に暗く見える状態をいう
  • くすみの原因は、角質肥厚、血行不良、乾燥、メラニン、糖化・カルボニル化による黄ぐすみの大きく5つ
  • 角質肥厚によるくすみは古い角質が残っていることが原因なので、ふだんのスキンケアを見直したり、角質ケアを取り入れたりするのがおすすめ
  • 血行不良によるくすみは、生活習慣の見直しやマッサージなどで全身の血流をよくするとよい
  • 乾燥によるくすみの改善には保湿ケアを重点的に行うことが大切
  • メラニンによるくすみには、紫外線対策を徹底したり、美白作用や抗酸化作用のあるスキンケア製品を取り入れたりするのがおすすめ
  • 糖化・カルボニル化による黄ぐすみには糖や脂質の摂りすぎが関係しているので、食生活の見直しや、糖化・酸化にアプローチできる化粧品などを取り入れたりするとよい
  • 美容皮膚科のくすみ治療としては、フラクショナルCO2レーザーや美肌トリートメント、ケミカルピーリングなどがある
文/品川美容スタッフ

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