210105_SBN_logo_pink.svg

496_00.jpg

ほくろはチャームポイントでもありますが、目立つ部分にできるとコンプレックスになることも。そんなお悩みは、電気メスを使ったほくろ除去の施術で改善することができます。ほくろ除去治療の種類や、気軽に受けやすい電気メスによる施術について詳しく解説します。

そもそも、ほくろとは?

496_01.jpg

ほくろは、医学的には「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」または「色素性母斑」と呼ばれる良性のできものです。メラニン色素を産生する「メラノサイト」と呼ばれる細胞が変化したもので、色やサイズはさまざま。ほくろができる原因はまだ明らかになっていませんが、紫外線やホルモン、肌への刺激などが関連していると考えられています。

ほくろと言えば一般的には黒か茶色の点状のものを思い浮かべますが、色は黄色や褐色、青灰色などがあり、サイズも小さなものから直径2.5cmを超えるものも。また、表面が平坦なほくろだけでなく、盛り上がったものやザラザラしているもの、毛がはえているものもあり、素人目にはシミやイボと勘違いしやすいタイプもあります。

ほくろは誰にでも生じ得る皮膚の変化で、基本的に心配はいりません。ただし、皮膚との境界が不明瞭であったり、徐々に大きくなっている、痛みや出血を伴うといった場合は悪性黒色腫など他の病気の可能性も否定できないため、気になる場合は早めに病院を受診しましょう。

また、ほくろはチャームポイントにもなりますが、出来た場所や大きさによっては目立つことも。特に顔のほくろは、印象を大きく左右するため、コンプレックスに感じている人は少なくありません。そんな時、お悩みを解決する手段となるのが、今回ご紹介するほくろ除去の施術です。

ほくろを除去する施術の種類

496_02.jpg

美容外科などの医療機関で受けられるほくろ除去の施術には、いくつかの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

一般的なのは「切開法」で、外科的な手術によりほくろを取り除きます。サイズが大きなほくろや深いほくろに適していて、施術には多少時間がかかりますが、取り残しがなく再発の心配が少ない方法です。局所麻酔を行うため手術中の痛みはなく、縫合した部分に一薄く残りますが、ほとんど目立ちません。

また、やや盛り上がったほくろに対しては「炭酸ガスレーザー」などを用いたレーザー治療も行われます。炭酸ガスレーザーは、ほくろの部分に照射すると瞬間的に患部の組織を除去することができます。シミやニキビ跡にも用いられる治療法で、周りの皮膚にはダメージを与えず、傷跡も残りにくいといったメリットがあります。ただし、ほくろが深い場合は再発する可能性もあり、逆に深く取りきろうとすると、跡がくぼみとして残ってしまうといったデメリットがあるため、医師がほくろのタイプを見極め、適切に施術を行うことが重要です。

一方、今回注目する「電気メス」による施術は、電気メスの熱を用いて短い時間でほくろを取り除く治療です。施術後、ほくろを除去した部分は多少のくぼみができますが、時間の経過と共に皮膚が再生するため平らな状態に戻っていきます。短時間でほくろをキレイに取り除ける電気メスは、気軽に受けやすい施術と言えるでしょう。

電気メスによるほくろ除去の特徴

ほくろ・いぼ除去(電気メス・切開) :

ほくろを電気メスや切開によって除去する施術 電気メス 3,820円(税込4,200円)~4,770円(税込5,250円) 切開 6,880円(税込7,560円)~8,590円(税込9,450円) (1㎜)
【副作用・リスク】ハレ:2~3ヶ月位わずかな赤み かゆみ:皮膚が再生、成熟する度
池袋院 竹内 令(Tel: 0120-824-900)

電気メスを使ったほくろ除去治療は、特に、レーザーでは取れないような盛り上がったほくろに適しています。直径5mm程度のほくろであれば、1回の施術で取り除くことができ、傷跡もほとんど目立ちません。また、施術の際は麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。

電気メスによる治療は、ほくろに向かって逆ピラミッド状にメスをいれ、根元からくり抜くような方法で行われるため、レーザー治療より再発の心配は少ないと言われています。ただし、ほくろの根が深いと再発の可能性があるため術後の経過は丁寧に観察する必要があり、1年以内の再発であれば無料で再手術を行うといった保障を付けているクリニックもあります。

496_03.jpg

基本的に施術後は10日程度、患部をテープで保護する必要があります。その部分を避ければ施術当日からメイクは可能で、シャワーや入浴も患部を濡らさないよう気をつければ問題ありません。11日目以降、かさぶたが自然に剥がれたら、3ヶ月程度は必ず施術を受けた部分にも日焼け止めを塗り、紫外線対策を行うことが大切です。

注意点として、ほくろのサイズが大きい場合などは、完全に取り除くと皮膚がくぼんでしまうため、色素がある程度残っている状態で終了になるケースもあります。また、深いほくろは最終的に少し凹む可能性もあるため、リスクも踏まえて、お悩みのほくろに適した施術を医師と相談することが重要です。

ほくろ・いぼ除去(電気メス)

ほくろのお悩みは、クリニックなどで相談を

496_04.jpg

ここまでお伝えしてきた通り、ほくろ除去の方法にはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。その中で電気メスは、短時間でほくろをキレイに取り除くことができ、比較的リーズナブルな施術であることから、受けやすい治療です。

ただし、ほくろのタイプによってそれぞれ適した施術があり、取りたいほくろが複数ある場合は何回かに分けて取りのぞくことがすすめられるなど、カウンセリングを受けてみなければ判断できない部分もあります。

ほくろをコンプレックスに感じ悩んでいる場合は、まず美容外科などで相談してみましょう。施術の注意点や費用なども踏まえて、自分に合う治療を納得して選ぶことが大切です。

まとめ

  • ほくろは、医学的には「母斑細胞母斑」または「色素性母斑」と呼ばれる良性のできもの
  • まれに悪性の可能性も否定できないため、気になる症状があれば早めの受診が必要
  • ほくろはチャームポイントでもあるが、コンプレックスと感じている人も少なくない
  • 最も一般的な施術は、メスを使用して外科的にほくろを取り除く切開法である
  • シミやニキビ跡の施術にも使われる「レーザー治療」が選択されることもある
  • 「電気メス」による施術は、電気メスの熱を用いて短い時間でほくろを取り除く治療
  • 電気メスの施術中は、麻酔を使用するため痛みはほとんどない
  • 施術後は10日程度患部をテープで保護し、濡らしたり、メイクが付着しないよう注意する
  • 再発の可能性もゼロではないが、1年間の保障がついている場合もある
  • ほくろ除去の施術にはさまざまな手術があるため、カウンセリングで自分に適した治療を選ぶことが大切
文/品川美容スタッフ

▼関連記事

category