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顔や手足、背中など、さまざま部位にできる「ほくろ」。ほくろ除去をしたいものの、どこで施術を受けたらいいかわからない方もいるでしょう。

 

この記事では、一般皮膚科と美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)のほくろ除去の特徴について詳しく解説します。また、ほくろ除去が保険適用される条件についても説明します。体にほくろができて除去を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

ほくろ除去は皮膚科と美容クリニック、どっちがいい?

悩む女性

ほくろ除去の施術を受けたいものの、どこに行くべきか迷う方もいるでしょう。ここでは、皮膚科と美容クリニックの特徴を解説します。ほくろの種類や状態に合わせて、適切な医療機関を受診しましょう。

皮膚科の特徴

皮膚科は病気の治癒を目的としており、炎症や痛みなどがある皮膚疾患に対応しています。ほくろにはさまざま種類がありますが、病的な側面が強い場合は皮膚科を受診することが望ましいでしょう。

また、保険適用でほくろ除去をしたい方は、皮膚科を受診し医師に診察してもらうことが必要です。ただし、皮膚科でのほくろ除去は、再発しないことに重点を置いているため、治療期間が長くなる可能性があります。

美容クリニック(美容外科・美容皮膚科)の特徴

美容外科や美容皮膚科は、形を美しくして容姿を整えることを目的としています。外科ではメスを用いた手術を、皮膚科ではレーザーなど機械を使うことが多いです。

美容外科・美容皮膚科は、ほくろをきれいに取り除くことに特化しているため、施術方法が豊富です。外見的なコンプレックスを軽減したい場合は、美容外科や美容皮膚科を選ぶといいでしょう。

そもそも「ほくろ」とは

足にできたほくろ

「ほくろ」とは、色素性母斑や母斑細胞母斑と呼ばれている良性のできものです。顔や腕、背中など体のあらゆる部位にできます。ほくろの原因は、肌への刺激や紫外線などといわれており、生まれつきある先天性のものと後天性のものがあります。

大きさは人によって異なり、平坦なほくろや盛り上がったほくろなどさまざまです。ここでは、ほくろの種類やシミとの違いについて詳しく説明します。

ほくろの種類

ほくろは、後天性のものが多いといわれています。後天性のほくろとは、成長する過程で母斑細胞が皮膚や皮膚の下で増殖してできたものです。後天性のほくろは大きくわけて「Unna母斑」「Miescher母斑」「Spitz母斑」「Clark母斑」の4つに分類されます。ほくろの種類と特徴を以下の表にまとめました。

ほくろの種類 特徴
Unna(ウンナ)母斑 ・大きさは10mm前後の大きなほくろ
・半球型や楕円型
・腕、足、首などにできやすい
Miescher(ミーシャー)母斑 ・大きさは7mm前後
・半球型にふくらんだものが多い
・首から上にできやすい
Spitz(スピッツ)母斑 ・ほくろが大きくなるスピードが速く、悪性黒色腫(メラノーマ)との違いがわかりにくい
・幼児期にできることが多い
Clark(クラーク)母斑 ・大きさは5~12mmほど
・全身に現れる薄く平らなほくろ
・成長とともに消えることが多い

ほくろの種類によって、大きさや形、できやすい場所などは異なります。Spitz母斑は、悪性黒色腫との違いがわかりにくいため、気になる場合は医療機関を受診しましょう。

ほくろと似た病気

ほくろは、基本的には良性であることが多いとされていますが、思わぬ病気が隠れている場合もあります。ここでは、ほくろに似た病気について以下の表にまとめました。

名前 特徴
皮膚線維腫 ・黒~褐色の固いしこり
・手足にできることが多い
・虫刺されや傷が原因となることがある
基底細胞がん ・顔にできることが多い皮膚がん
・手術で完全に切除する必要がある
・表面に光沢がある
悪性黒色腫(メラノーマ) ・足の裏にできることが多い皮膚がん
・転移する可能性がある
・形や大きさが変化する

ほくろは、良性と悪性で見極めが困難な場合も多く、見逃されることも多くあります。上記のような特徴のあるほくろができた場合は、放置すると症状が悪化する可能性があるため、速やかに医療機関を受診しましょう。

ほくろとシミの違い

ほくろとシミは見た目が似ていることがありますが、まったく別のものです。ほくろは、メラノサイトが変質した母斑細胞が増殖することで生じます。一方でシミの原因は、メラノサイトが生成するメラニン色素が沈着することです。

ほくろはシミよりも色が濃いことが多く、色によって大別できますが、見極めはプロでも難しいといわれています。また、いぼや色素沈着なども見た目が似ていることがあるため、見極めが難しい場合があります。

皮膚科でのほくろ除去は保険適用されるのか

金額を計算する人

皮膚科でのほくろ除去が保険適用されるのか、気になる方もいるでしょう。ほくろの種類やできる場所によっては、保険適用される可能性があります。ここでは、ほくろ除去で保険適用される条件と費用相場について解説します。ほくろ除去を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

美容目的の場合は保険適用外

ほくろ除去は、皮膚科で診察を受けて健康上の問題があると診断された場合、保険適用されます。保険適用の場合は、窓口での支払いは3割となり自己負担額が軽くなります。

一方で、ほくろが良性で日常生活に支障をきたしておらず、美容目的として除去する場合は、自由診療となり保険は適用されません。美容クリニックでの施術は保険適用外となることが多いため、保険適用で施術を受けたい方は皮膚科を受診しましょう。

ほくろ除去で保険適用される条件

ほくろ除去は、悪性腫瘍の可能性がある場合や生活に支障をきたしている場合に保険適用される可能性があります。

医師が皮膚顕微鏡を使用してほくろの状態を確認し、悪性黒色腫(メラノーマ)の可能性があるか確認します。悪性黒色腫の可能性がある場合は、転移することもあるため早急に除去しなければなりません。

また、ほくろがあることによって生活に支障が出るケースの例は、以下の通りです。

  • ほくろにより視界が狭くなる
  • ひげ剃りや服の着脱の際に引っかかる
  • 爪があたって血が出る

上記のような症状がある場合は、ほくろ除去が保険適用される可能性が高いでしょう。

皮膚科・美容クリニックでのほくろ除去の値段

ほくろ除去の費用は、ほくろの位置や大きさ、施術方法などによって決まります。保険診療でほくろを除去する際は、くり抜き法や切除縫合法などの施術がおこなわれます。施術費用は、2cm未満のほくろは5,000円ほど、4cm以上ほくろは13,000円ほどが相場です。

一方で、品川美容外科で取り扱っているほくろ除去の施術と費用は以下の通りです。

施術名 費用
炭酸ガスレーザー 直径1mmにつき1回:BMC会員価格4,200円(税込)
電気メス 1mm:BMC会員価格4,200円(税込)
切開 1mm:BMC会員価格7,560円(税込)

※自由診療のため保険適用されません

品川美容外科では、1mm単位で費用が異なります。ほくろが小さい場合は、保険診療よりも費用が抑えられる可能性もあるでしょう。

ほくろ除去の治療方法

美容外科のカウンセリング

ほくろ除去の治療方法には、大きくわけて「炭酸ガスレーザー」「電気メス」「切開法」の3つがあります。ここでは、それぞれの施術方法の特徴や対応しているほくろの種類について、詳しく解説します。

炭酸ガスレーザー

品川美容外科_炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーは、レーザーを直接照射し、熱エネルギーで蒸散させることでほくろを取り除く施術です。盛り上がったほくろやいぼ、シミなどを取り除けます。蒸散作用は皮膚の表面のみのため、肌の深部へのダメージを抑えて治療できます。また、メスを使用しないため傷跡が目立ちにくい点が特徴です。

施術の際は、局所麻酔をして痛みを抑える工夫をしています。施術後2〜3ヶ月ほどは施術箇所に赤みが出ますが、新陳代謝により徐々に元の状態に近づきます。

炭酸ガスレーザー

電気メス

品川美容外科_電気メス

電気メスは、熱を使ってほくろを焼き切る施術です。施術後に赤みやくぼみができることがありますが、徐々に元の状態に戻り、傷跡も薄くなるでしょう。

電気メスは、直径5mm以下で炭酸ガスレーザーでは取りにくいほくろの除去に適しています。また、ほくろを根元からくり抜くため、炭酸ガスレーザーと比較すると再発の可能性が低いといわれています。

電気メス

切開法

品川美容外科_切開

切開法は、ほくろ周辺をくり抜いてほくろを除去し、端を縫合する施術です。切開法では、5mm以上の大きなほくろにも対応可能で、ほくろの根元まで取り除けるといわれています。

再発の可能性は低いものの、他の施術と比較すると施術時間は長くなる傾向があります。また、傷跡は縫合するため、抜糸のための通院が必要です。

切開法

ほくろ除去で後悔しないための注意点

看護師の女性

ほくろ除去で失敗しないためには、いくつか気をつけるべき点があります。ここでは、ほくろ除去する際の注意点を2つ解説します。

自分でほくろを取ろうとしない

ほくろは自分で取ろうとせずに、医療機関を受診して除去してもらうことをおすすめします。ほくろ除去する方法の1つに「ほくろ除去クリーム」を使用する方法があります。ほくろ除去クリームは塗った箇所がかさぶたとなり、しばらくすると剥がれ落ちるという商品です。

しかし、インターネット上で販売されているものは、医療機関が処方するものではなく、確実にほくろを除去できるわけではありません。また、傷跡が残ったり、ほくろが余計に目立ったりするリスクもあります。

施術後のアフターケアを入念にする

ほくろ除去の施術後は、アフターケアをおこないましょう。施術後に貼る保護用のテープは、施術後10日間は貼り続けてください。保護用テープが剥がれた場合は、新しいものに張り替えて施術箇所は清潔な状態を保つことが大切です。

また、施術後はデリケートな状態となっているため、日焼け対策は入念にしてください。かさぶたが剥がれたら、施術箇所にも日焼け止めクリームを塗りましょう。

ほくろ除去の施術の流れ

▲品川美容外科の施術の流れ

ほくろ除去の施術は、以下の流れでおこなわれます。

1.カウンセリング

2.洗顔

3.麻酔

4.施術

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まずは、医師とカウンセリングして、ほくろの種類や状態を確認します。施術を受ける上で気になることは、カウンセリング時に確認しましょう。ほくろ除去の施術前は、メイクを落として局所麻酔をします。メイク落としや洗顔料などはクリニックにあります。

ほくろ除去の治療時間は、ほくろの大きさや施術によって異なりますが5〜30分ほどです。施術後のメイクは当日から可能ですが、保護用のテープは貼ったままでおこないましょう。

ほくろ除去に関するよくある質問

疑問に思う女性

最後にほくろ除去に関するよくある質問に回答します。ほくろ除去の施術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろが再発することはある?

ほくろ除去をしても、根が深いほくろは再発する可能性があるといわれています。万が一、ほくろが再発した場合は、医師の診察を受けましょう。

施術内容によっては、ほくろが再発しても保証期間内であれば、無料で再施術をおこなっているクリニックもあります。ほくろの再発を不安に感じる方は、保証があるクリニックを選ぶことがおすすめです。

ほくろ除去の施術回数は?

基本的には、1つのほくろは1回の治療で除去可能です。ただし、根が深いほくろの場合は、数回の施術が必要になることもあります。また、施術後は赤みが出るため、複数のほくろを除去する場合は、何回かにわけて施術することをおすすめします。

ほくろの大きさや個数によって適切な施術回数は変わるため、カウンセリングの際に医師と相談して決定しましょう。

メイクはいつからできる?

保護テープを貼っている箇所以外は、施術後当日からメイクできます。ただし、痛みや赤みがある場合は、2〜3日ほど様子を見ることが望ましいでしょう。

ほくろ除去のダウンタイムは?

ほくろ除去のダウンタイムには、軽い腫れや赤み、かゆみの症状が出る可能性があります。軽い腫れや赤みは、2〜3ヶ月ほどで落ち着くといわれています。かゆみが出た際は、掻かずに患部を冷やしましょう。

また、施術箇所の傷跡は徐々に薄くなりますが、ほくろが深い場合はくぼみが残る可能性があります。傷跡をできる限りきれいに治すためにも、アフターケアは入念におこないましょう。

仕上がりを重視したい方は品川美容外科へ!

この記事では、皮膚科と美容外科のほくろ除去の特徴について解説しました。皮膚科は病気の治療を目的としており、美容外科は形を美しくして容姿を整えることを目的としています。

見た目や仕上がりを重視してほくろ除去するなら、品川美容外科がおすすめです。

炭酸ガスレーザー :

レーザーによるホクロ・いぼ除去。1mm×1mm 3,820円(税込4,200円)~4,770円(税込5,250円)
【リスク・副作用】痛み/内出血:赤みが数日間位。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度。
【経過日数】1年後。(Tel:0120-189-900)

ほくろ取り・ほくろ除去 :

ほくろを電気メスや切開によって除去する施術。
電気メス 3,820円(税込4,200円)~4,770円(税込5,250円) 
切開 6,880円(税込7,560円)~8,590円(税込9,450円) (1㎜)
【リスク・副作用】ハレ:2~3ヶ月位わずかな赤み。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度。
【経過日数】施術3週間後。(Tel:0120-189-900)

※自由診療のため保険は適用されません。

品川美容外科では、カウンセリングを実施してほくろの種類や状態を確認し、適切な治療を提案します。カウンセリングは無料のため、ほくろを除去するか迷っている方は、ぜひご相談ください。

文/品川美容スタッフ

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