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「奥二重をくっきり二重にしたい、と思ってメイクを頑張っても思うようにいかない」このように自分のまぶたに満足できていない人は少なくないでしょう。顔のパーツの中でも存在感がある目。きれいな二重になると、メイク映えも違います。今回は、奥二重の治療方法についてお伝えします。

奥二重ってどんなまぶたのこと?

奥二重ってどんなまぶたのこと?

一重、二重、奥二重と、まぶたにはいろいろな形あります。二重か一重かの違いは、まぶたの縁の少し上にあるラインが有るか無いかなのでわかりやすいでしょう。一方、奥二重では、一重に見えたり二重に見えたりすることがあるので、「いったいどっち?メイクもしづらい!」という人もいるでしょう。そんなときは、まぶたの解剖(構造)がどうなっているのかをイメージすると、さらに奥二重がどんなまぶたなのかがわかりやすくなります。

奥二重ってどんなまぶたのこと?_2

まず、身体の表面を覆うのが皮膚、その後ろに脂肪や筋肉という基本構造は、まぶたも同じです。目の縁よりも上にあるラインにより二重をつくり出している溝のことを、解剖学的には「前頭眼瞼溝(ぜんとうがんけんこう)」と呼びます。この溝と、目までの幅が、いわゆる「二重幅」です。

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目を開くための筋肉である「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」が上まぶたの皮膚の後ろに薄く広がっています。ビューラーを使うとき、ちょうど上のパーツが当たるあたりです。眼瞼挙筋は、目の縁の近いところの皮膚に付いています。そうすると、表面から見えている皮膚は筋肉によって裏側へ引き込まれる形となり、溝ができて二重ができるのです。つまり、二重のりや二重テープのように皮膚の表面ではなく、皮膚と筋肉の作用によって二重はできているのです。

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奥二重は、眼瞼筋肉の裾の着地点が目の縁により近い、つまり溝と目の縁の幅が狭いものです。このような奥二重は、せっかくのアイシャドーやアイラインが隠れてしまうことがあります。

また、日本人の目は、まぶたに脂肪が多いという特徴があります。そうすると、二重の溝が、まぶたで覆われ「奥」の方へと隠れてしいまい、二重のラインが見えなくなるので奥二重ができます。いわゆる「二重幅」の部分が、薄かったり、幅が狭かったり、あるいはまぶたの皮膚や脂肪によって隠れてしまったり、といった状態です。このような奥二重は、はれぼったく、まつげをカールしても、まつげにまぶたが乗っかってしまうことがあります。

治療法1.二重埋没法

二重術クイック法 :

針を使用して糸で留める埋没法の二重術 4,770円(税込5,250円)~29,620円(税込32,590円)
【副作用・リスク】ハレ/痛み:2日~1週間位 内出血:1~2週間位
スキンクリニック福岡院 小河 秀二郎 (Tel: 0120-279-200)

二重埋没法は、最も多く行われている二重の手術です。二重のラインをつくりだすため、理想の幅になるように、まぶたの皮膚を糸で留めます。まぶたを切らずに細い糸で行う治療なので、手軽で負担が少ないのですが、数年たつと効果がうすれることもあるようです。また、糸をはずせば元に戻せることから、比較的気軽に行われる二重手術でもあります。

費用は概ね10万円前後。糸をかける箇所が増えると、費用が高くなる傾向にあります。また、腫れない方法、目を閉じたときに糸の結び目が見えにくい方法など、それぞれの医療機関・施設で行っている方法の特色に合わせた値段設定となっているので、金額に幅があります。


当院では、より自然な二重にする為に2点留め、3点留めをご希望される患者様が多いです。

二重術クイック法(埋没法)

治療法2.二重切開法

二重術・切開法 :

上まぶたを切開する二重術 41,360円(税込45,500円)~89,090円(税込98,000円)
【副作用・リスク】ハレ/痛み:5日~1週間位 内出血:1~2週間位 傷跡:1ヶ月位の赤み 通院:5~7日後(抜糸)
Tel: 0120-189-900

 

二重切開法はまぶたが厚い、皮膚が硬いなど、糸で縫い留めるだけでは二重が充分作りだせない場合に選択される方法です。切開をするため、半永久的に効果を持続させることも可能です。二重となるラインを決め、切開をして縫い合わせる方法です。脂肪が多い場合には、切開後に脂肪を除去することもあります。

部分切開と全切開があり、費用は概ね20~30万くらいです。部分切開よりも全切開の方が高額になります。ほかにも、たるみ取り(脂肪除去)などを組み合わせる場合なども費用が高くなるようです。
費用は概ね20万円前後ですが、脂肪が厚いお目元の方でもほぼ確実に二重にすることができると人気です。

二重術切開法

奥二重の治療の注意点

奥二重の治療の注意点

自分では奥二重だと思っていても、むくみなどのために一重に見えたり二重に見えたりするだけの場合もあるかもしれません。「奥二重を治したい」と一口にいっても、治療をするときには、自分のその奥二重がどんな特徴なのかを正しく知る必要があります。

ラインの幅やまぶたの脂肪、皮膚の厚さや硬さ、目の全体的な形などを総合的に診てもらい、それに対して理想とするまぶたがどんな特徴なのか、カウンセリングを受けて納得ができてから、治療を決めるとよいでしょう。

奥二重:まとめ

  • 二重のラインがまぶたの奥に隠れてしまうのが奥二重
  • 治療方法には主に、埋没法と切開法がある
  • 埋没法よりも切開法の方が長期的な効果が持続する。
  • 費用は、埋没法で10万円前後、切開法で20~30万円くらい
  • 治療を受ける前に、きちんとカウンセリングを受け、自分のまぶたがどんな特徴で、どんな治療法があるのかを知り、納得ができてから治療を決める
文/品川美容スタッフ

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