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鼻の両わきから口元にかけてのびるほうれい線。専門的には「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれています。

若いうちは笑ったときにだけ見えるので、表情豊かな印象を与えてくれますが、年齢を重ねてくっきりと刻まれるようになると、老け顔の原因として悩みの種になることも。そこで、ほうれい線の原因や対処法について、解説します。

ほうれい線の原因は一つじゃない!?

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まず、ほうれい線の発生に大きく関係しているのが、加齢による皮膚構造の変化です。ヒトの皮膚は外側から、「表皮」「真皮」「皮下組織」という構造をしています。このうち真皮には「エラスチン」や「コラーゲン」など、皮膚の弾力を保つ組織が含まれています。若々しい肌には欠かせないものですが、残念ながら、加齢によって劣化したり、減少してしまうことがわかっています。すると、皮膚は弾力を失い、たるみやしわが目立つようになります。

紫外線のダメージや乾燥などが加わると、コラーゲンなどの変性はより進んでしまい、しわやたるみが深刻化する原因になります(光老化)。ほうれい線もまた、このような皮膚の変化によって引き起こされることがわかっています。

さらに、顔の筋肉(表情筋)が衰えることも一因です。加齢などに伴って皮膚を支える筋肉の力が弱まると、たるみができてほうれい線ができるようになります。また、加齢による脂肪組織や骨格の変化などもほうれい線の原因として知られています。

早めの対処で進行を遅らせよう!ほうれい線のセルフケア

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このように、ほうれい線は加齢に伴う身体の変化が大きく影響していますが、日々のスキンケアを正しく行うことで、その発生や進行を遅らせることができます。

中でも極めて重要なのは、紫外線対策

お伝えしたとおり、紫外線はエラスチンやコラーゲンの劣化を進める大きな要因の一つ。その影響を最小限に抑えることが、ほうれい線をはじめとするしわやたるみの予防につながります。日焼け止めクリームなどをこまめに塗ったり、日傘や帽子を活用するなどの方法で、UV対策を行いましょう。

とくに最近は、マスクを着用していることもあって対策が甘くなりがちですが、一般的な家庭用不織布マスクの場合、一定程度の紫外線は通過することが分かっています。油断せず、紫外線対策を徹底しましょう。また、乾燥はしわやたるみを加速させるため、保湿ケアも忘れずに行いましょう。

なお、スキンケアの際は、できるだけ皮膚に負担をかけないことがとても重要です。摩擦による刺激は皮膚のバリア機能を弱めて、乾燥や肌トラブルを引きおこすからです。洗顔やクレンジングの際はできるだけ摩擦による刺激を与えないように注意しましょう。また、表情筋を鍛えようと、マッサージなどに取り組む人がいると思いますが、その際も力を入れ過ぎないことがポイントです。

深いほうれい線はクリニックに相談を

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残念ながら、ほうれい線は一度深くなると、セルフケアでは太刀打ちできなくなります。ですから、くっきりと目立つほうれい線に悩んでいる人は、ぜひ美容外科や美容皮膚科などで相談してみてください。

ほうれい線の治療法はさまざまで、メスを使わない方法もたくさんあります。ここでは、その一例をご紹介しましょう。

注射による治療

代表的なものとして、ヒアルロン酸注入が挙げられます。気になる場所にヒアルロン酸を注入すると、皮膚にハリが出てほうれい線が目立ちにくくなります。治療時間が約10分程度と短いこと、ダウンタイムが少ないこと、さらに、料金も比較的リーズナブルなことから、手軽に美容医療を体験してみたい人に人気を集めています。

一方で、効果が長期的に持続しないことがデメリットとして挙げられます。持続期間は注入するヒアルロン酸の種類によっても異なりますので、カウンセリングの際によく確認するようにしましょう。

ヒアルロン酸によるプチシワ取り :

シワのある箇所にヒアルロン酸を注入する治療。
1,470円(税込1,620円)~19,990円(税込21,990円)
【リスク・副作用】ハレ:2~3日位。内出血:1~2日位。Tel:0120-279-200

プチシワ取り(ヒアルロン酸注入)

注射による治療法には、ほかにも成長因子を含む美容注射などがあります。興味のある人は、クリニックへご相談ください。

レーザーや高周波による治療

レーザーや高周波の熱エネルギーを照射することで、コラーゲンなどの生成を促して皮膚のハリをアップさせ、ほうれい線やしわ、たるみなどの改善を図る治療法です。また、肌が引き締まるため、毛穴も目立ちにくくなります。

デメリットとしては、ヒアルロン酸注入と同じく、効果が永続的には続かない点が挙げられるでしょう。機器によって持続期間は異なりますが、より長期的な効果を求める場合には定期的な通院が必要になります。また、治療後は肌が敏感になっているため、いつも以上に紫外線対策を徹底することも、こうした治療を受ける際の重要な注意点になります。

ソノクイーン

糸を用いた治療

ほうれい線だけでなく、フェイスラインのたるみなども気になる場合には、溶ける糸を使ったリフトアップをすすめられることもあります。注入した糸によって皮膚の血流が改善されるため、肌質の改善にも役立ちます。

難点として治療時に痛みを伴うことが挙げられますが、麻酔を打つことで和らげることが可能です。また、注射などの治療に比べてダウンタイムがやや長くかかります。個人差はありますが、痛みや腫れは1週間程度、内出血は1~2週間程度続きます。また、1か月程度、口周りに違和感が出ることもあります。徐々に落ち着いていきますが、長く続く場合や症状が強い場合には相談しましょう。

美肌アモーレ

このように、美容整形外科にはさまざまな治療法があります。治療内容はもちろん、料金や効果の持続期間、注意点などもさまざまですから、興味のある人は病院で相談してみてくださいね。

まとめ

  • ほうれい線は、専門的には「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれている
  • ほうれい線の発生に大きく関係しているのが、加齢による皮膚構造の変化
  • 加齢によって真皮のコラーゲンやエラスチンなどが劣化すると、皮膚のハリがなくなってほうれい線ができる
  • 紫外線や乾燥などの要因は、皮膚の衰えを加速させる
  • 表情筋の衰え、脂肪組織や骨格の変化などもほうれい線ができる一因
  • 紫外線対策、保湿ケア、刺激の少ない正しいスキンケアを続けることで、ほうれい線の発生や進行を遅らせることは可能
  • 深く刻まれたほうれい線は専門家に相談したほうがよい
  • 美容整形外科などには、注射による治療、レーザーや高周波を用いた機器による治療、溶ける糸を用いたリフトアップなど、メスを使わない治療法が多数用意されている
文/品川美容スタッフ

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