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目元は人の印象を決める大切なパーツの1つです。目が小さく見えることに対してお悩みの方もいるでしょう。二重整形やセルフケアをおこなうことで、理想の目元を叶えられる可能性があります。

 

この記事では、二重整形と二重のりなどを使ったセルフケアとの違いを詳しく解説します。また、二重整形の種類やクリニック選びのポイントも説明するので、二重になる方法を知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

まぶたの構造

二重の構造

一重と二重ではまぶたの構造が異なります。二重の方は挙筋(きょきん)がまぶたの皮膚とつながっている点が特徴です。挙筋は眼球の上部にあり、まぶたを動かす際に使う筋肉です。枝分かれした挙筋が、まぶたの皮膚とつながっていると、目を開ける際にまぶたの皮膚が持ち上がります。これにより、皮膚が折り込まれて二重になるのです

一方、一重の方は挙筋と皮膚がつながっていない、またはつながりが弱いため、目を開けても皮膚が折り込まれるほど持ちあがりません。目を開けたり閉めたりする働きは同じですが、一重と二重では、まぶたの構造に違いがあります。

主な二重の種類

二重まぶたの種類

二重には3つの種類があり、同じ二重でも形によって与えるイメージは異なります。ここでは、それぞれの二重の特徴を詳しく解説します。

平行型

平行型は、目頭から目尻までの二重幅がほぼ同じでスッピンでも大きく見える点が特徴です。「ぱっちり二重」と呼ばれるのは平行型で、末広型よりも白目が露出します。欧米人の多くはこのタイプで、メイク映えがしやすく、華やかな印象を与えます。

末広型

末広型は、目頭よりも目尻の二重幅が広く末広がりの形をしている点が特徴です。日本人で二重の方のうち約8割が末広型であるといわれています。目全体は丸みがあり、かわいらしい印象を与えます。

末広型は、ナチュラルな二重になりたい方や二重にしたことを知られたくない方にもおすすめの形です。

奥二重

奥二重は、他の形と比較すると二重の幅が狭い点が特徴です。二重の幅が見えない場合や目尻に二重のラインがある場合もあり、見る角度によっては一重に見えることもあるでしょう。奥二重はクールな印象を与えます。

末広型の中でも、二重幅が狭い場合や目尻に少しだけ二重ラインがある場合は、奥二重に分類されることもあります。

二重整形とセルフケア(二重のりなど)の違い

二重の女性

ここまで二重の種類について解説しました。一重や奥二重の方が二重になるためには、二重整形と二重のりなどを使ったセルフケアの2つの方法があります。それぞれの特徴を詳しく解説するので、自分に合った二重になる方法を検討しましょう。

効果の持続期間

二重のりの持続時間は商品やつけ方によって異なりますが、中にはすぐに取れる方もいます。二重のりが取れやすい方の特徴は以下の通りです。

  • まぶたの油分が多い
  • まぶたが分厚い
  • まぶたがむくんでいる

二重のりは油や水に弱いため、コットンでまぶたの油分をふき取ってから使用すると長持ちしやすくなるでしょう。まぶたが分厚い、またはむくんでいる場合は、皮膚の戻る力が強くなり、二重のりが取れやすくなります。

一方、二重整形は1度の施術で長期的な効果を得られます。二重にしたいラインの皮膚を切る「切開法」は、埋没法よりも持続時間が長い点が特徴です。

費用

二重のりと品川美容外科でおこなっている二重整形の費用について、以下の表にまとめました。

二重のり 1,500円ほど

二重整形

(埋没法:両目)

二重術クイック法:6,860~32,590円
二重術スーパークイック法:27,860~59,800円
二重術ナチュラル法:88,010~206,100円
二重術1dayナチュラルプレミアム法:202,610~459,700円

二重整形

(切開法:両目)

二重術切開法:98,000円
スーパーナチュラル二重術切開法:297,990円
スーパーナチュラル目頭切開法:239,990円
スーパーナチュラル目尻切開法:239,990円

※自由診療のため保険が適用されません。なお全て、SMC非会員で税込の価格です。

二重のりは、1回の費用は二重整形と比較すると抑えられますが、定期的に購入しなければなりません。

また、二重整形の場合は、埋没法と切開法で費用が異なります。それぞれの施術方法の中でもメニューが複数あるため、あらかじめメニューを確認してカウンセリングの際に相談しましょう。

まぶたへの影響

二重のりに含まれる接着成分は、肌のアレルギーを引き起こしやすいといわれています。継続して使用すると、違和感を覚えたりかゆみを感じたりする可能性があります。二重のりをオフする際は優しく落としましょう。ゴシゴシ擦ると、まぶたにダメージを与えて炎症が起きる原因の1つとなるため、二重のりの使用方法には注意が必要です。

一方、二重整形の場合は、施術後に腫れや内出血などの症状が出る可能性があります。ただし、二重整形の施術方法の1つである「埋没法」は皮膚を切らず、ダウンタイムは1週間ほどといわれています。毎日二重のりをしている方は、将来的な肌への影響も考慮して二重整形を検討するといいでしょう。

二重整形とセルフケア(二重のり)、向いている方の特徴

二重のりは、二重整形に抵抗がある方におすすめです。ドラッグストアで購入できるため「二重にしたい」と思ったタイミングで気軽に始められます。ただし、まぶたの状態やつけ方によっては、すぐに取れる可能性があります。

一方、二重整形はメイクの時間を短縮したい方におすすめです。二重整形は水に濡れても二重が崩れる心配はなく、スッピンでも二重をキープできます。二重のりとは異なり、プロの医師によって施術するため、自分の理想の目元を実現できる可能性が高いでしょう。

二重整形の詳細・予約ページ

埋没法と切開法

日本人女性

二重整形には「埋没法」と「切開法」の2つの方法があります。それぞれの施術方法や特徴、ダウンタイムについて以下の表にまとめました。

  埋没法 切開法
施術方法 まぶたを特殊な糸で留めることで二重まぶたを作る 二重にしたいラインを切開して二重まぶたを作る
特徴 ・施術時間が短い
・皮膚を切らずに施術できる
・二重の持続時間が長い
・はっきりとした二重ラインを作れる
ダウンタイム 1週間ほど
(自然な状態になるまでは1ヶ月ほど)
1~2週間ほど
(自然な状態になるまでは1ヶ月ほど)

施術方法

埋没法とは、デザインした二重のラインに合わせて特殊な糸を通すことで二重を作る方法です。さらに埋没法の中でも「挙筋法」と「瞼板法(けんばんほう)」の2種類があります。

挙筋法は、まぶたが開く際に使う筋肉とまぶたの皮膚を糸で結びつける方法です。一方、瞼板法は、まぶたの裏にある瞼板とまぶたの皮膚を結びつけて二重を作ります。瞼板法は、挙筋法に比べてダウンタイムが短い点が特徴です。

切開法とは、デザインした二重のラインに沿って皮膚を切開し、ライン上の皮膚と下の組織を癒着させて二重を作る方法です。まぶたが分厚い場合は、施術の際に上まぶたの脂肪を同時に切除できるため、目を大きく見せられます。

特徴

埋没法は皮膚を切らない施術のため、満足のいく仕上がりにならなかった際にやり直しができます。施術時間は10〜20分ほどと短く、手軽に二重を作りたい方におすすめです。

ただし、埋没法で幅の広い平行型の二重を作ると元に戻るリスクがあります。糸が取れる可能性もあるため、1度の施術で二重を長く持続させたい方は切開法がおすすめです。切開法の場合、皮膚を切って二重のラインを作るため、元に戻りにくいとされています。

ダウンタイム

埋没法は、切開法と比較するとダウンタイムが短い点が特徴です。埋没法の場合、施術後1週間程度はまぶたの腫れや内出血などの症状が出る可能性があります。施術後1ヶ月ほどが経過すると、腫れが落ち着き自然な二重に近づきます。

一方、切開法の場合は、施術後1〜2週間ほどは腫れや内出血などの症状が続くことが多いでしょう。施術後1ヶ月ほどで自然な状態になることがほとんどです。

二重整形の詳細・予約ページ

自分に合う二重デザインの選び方

ポイントを伝える女性

二重整形する際は、理想の二重デザインを決める必要があります。ここでは、自分に合った二重デザインの選び方について紹介します。二重のデザインの選び方でお悩みの方はぜひお読みください。

蒙古襞(もうこひだ)の有無

蒙古襞の有無や大きさに合わせて二重の種類を選ぶと、きれいな仕上がりになる可能性が高いでしょう。蒙古襞とは、上まぶたから目頭に覆いかぶさるように伸びている皮膚のことです。日本人の約8割は蒙古襞があるといわれています。

蒙古襞がなかったり小さかったりする場合は平行型、蒙古襞があり大きい場合は末広型がおすすめです。蒙古襞のある方が平行型を選ぶことも可能ですが、埋没法では対応できず、切開が必要になる可能性があります。

黒目の見え方

二重デザインを決める際は、黒目の見え方を確認しましょう。二重幅を広くしすぎるとまぶたがうまく開かず、黒目の見える範囲が狭くなる可能性があります。目力をアップさせたい場合は、黒目がはっきりと見える状態になるように二重幅を調節することが大切です。プッシャーなどを使用して、自分に適している二重幅を作りましょう。

また、まぶたが厚く目の開きが狭い場合は、上まぶたの脂肪取りすると目を大きく見せられる可能性が高まります。目の開きが狭く、二重幅を作れない場合は検討しましょう。

自然な二重の幅

二重デザインを決める際は、二重幅の目安を参考にすることをおすすめします。自然な二重幅は「目を開けた状態でまつげの生え際から眉毛の下までの1/5〜1/3」が目安といわれています。

この範囲の中で黒目の見え方を確認して、自分に合う二重幅を探すと自然な二重になれるでしょう。

二重整形のクリニック選びのポイント

日本人女性

二重整形ができるクリニックは多くあります。しかし、クリニックを選ぶ際に何を基準に選べばいいかわからない方もいるでしょう。ここでは、クリニック選びのポイントについて詳しく解説します。

カウンセリング時の対応

二重整形する際は、施術の前にカウンセリングがおこなわれます。カウンセリングは、施術の内容や希望の仕上がりについて医師とすり合わせる重要な時間です。カウンセリング時は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 施術内容の提案に納得できるか
  • リスクや副作用などの説明があるか
  • シミュレーションがスムーズか

自分の希望を伝えた後、医師から施術内容の提案があります。その提案に納得できるかどうか、自分の希望が反映されているかどうか確認しましょう。二重整形には副作用のリスクが伴うため、メリットだけではなくデメリットも理解して検討する必要があります。

また、二重整形する際は、施術前に完成を予想する「シミュレーション」をおこないます。シミュレーションで、医師の手際や完成予想が自分の理想通りであるかを確認しましょう。カウンセリングを受けてもすぐに施術を受けるかどうかを決定する必要はありません。納得できない場合は、複数のカウンセリングを受けて、自分に合ったクリニックを選びましょう。

アフターフォローの充実度

クリニック選びをする際は、アフターフォローの充実度を確認することをおすすめします。二重整形では、施術後に腫れや内出血などの症状が出る可能性があります。痛みが強い場合や不安なことがある場合に、すぐに相談できるかどうかは重要なポイントです。

また、埋没法の場合、糸が取れる可能性があります。万が一のトラブルも考慮して、再治療の保障制度があるクリニックを選びましょう。

受けたいメニューの有無

二重整形の施術メニューはさまざまあり、埋没法の施術でも糸の通し方や糸を留める箇所などはクリニックによって異なります。理想の二重デザインを考えて、施術を受けたいメニューがあるクリニックを探し、施術法の違いを比較して検討するのがおすすめです

公式サイトに記載の情報

クリニックの公式サイトに掲載されている情報も確認しましょう。特にチェックしてほしい情報は以下の通りです。

  • 二重整形のメニューの豊富さ
  • 医師のプロフィール
  • 症例写真
  • 費用

医師のプロフィールや症例写真を見て、二重整形に関しての実績が豊富かどうかを調べましょう。症例数が多いクリニックの場合、経験豊富な医師に施術を担当してもらえる可能性があります。症例写真を見て自分が理想としているデザインがあれば、そのクリニックのカウンセリングを受けてみましょう。

二重整形の施術後の過ごし方

自宅で過ごす女性

二重整形後の目元はデリケートな状態のため、過ごし方に気をつける必要があります。ここでは、二重整形後に特に気をつけるべきポイントを解説します。

目の周りを冷やす

二重整形の施術後は、ダウンタイムの症状が出る可能性があります。特に、まぶたは炎症が起こりやすい状態になっているため、保冷剤で目の周りを冷やしましょう。

眉毛やこめかみなど、施術箇所の周りを冷やすと、炎症が起きている部分を直接刺激することなく熱を発散できるためおすすめです。保冷剤が家にない場合や冷たすぎると感じる場合は、代わりに濡れタオルを使用しましょう。

血行がよくなる行動をしない

二重整形の施術後は、以下の行動は控えましょう。

  • 激しい運動
  • 飲酒
  • 入浴

これらの行動は、血行を促進して腫れや内出血など、ダウンタイムの症状が長引く原因となる可能性があります。

目に負担をかけすぎない

二重整形の施術後は、まぶたがつっぱったような感覚があり、目は疲れやすい状態になります。そのため、施術後1週間ほどは長時間スマホを見たりゲームをしたりするなど、目に負担をかける行動を避けましょう。

また、埋没法の場合は、メイクは翌日から可能としているクリニックもあります。しかし、目が腫れている間のアイメイクは控えましょう。メイクができる場合でも、必要以上にまぶたに刺激を与えないように注意してください。

二重整形に関するよくある質問

二重の女性

最後に二重整形に関するよくある質問に回答します。二重整形を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

片目だけ一重の場合でも治せる?

左右のどちらか一方が一重の場合、片目だけを施術することは可能です。片目だけが一重になる原因は以下の通りです。

  • 遺伝
  • 生活習慣
  • 左右で視力に差がある

まぶたの構造は遺伝することがあります。また、頬杖をつく、足を組むなどの生活習慣は体のゆがみの原因につながります。体がゆがむと片目だけをよく使うようになり、使っていないまぶたの筋肉が衰えやすくなるため注意しましょう。

片目だけを施術する場合、もう一方の目とのバランスを取る施術方法は、さまざまなものがあります。カウンセリングの際は、仕上がりのイメージを具体的に伝えましょう。また、片目だけを施術するため、ダウンタイム中は左右差が目立つ可能性があります。そのため、計画的に施術スケジュールを組みましょう。

コンタクトやまつ毛エクステがついていても施術は受けられる?

施術する前にコンタクトは外す必要があります。埋没法の場合は施術2日後から、切開法の場合は抜糸後(施術の5〜7日後)からコンタクトが使用できます。施術当日はコンタクトが使用できないため、めがねの準備が必要です。

まつ毛エクステはついていても施術を受けることは可能ですが、施術中に取れる可能性があります。

失敗したら修正できる?

埋没法は糸が取れてしまったり仕上がりに満足できなかったりする場合、やり直すことが可能です。埋没法のやり直しには、抜糸するパターンとしないパターンの2つの方法があります。二重幅を狭くしたい場合は抜糸が必要です。二重幅を広くしたい場合は抜糸なしでも対応できる可能性があります。

一方で、切開法は修正手術を受けられますが、修正できる幅やラインには制限があり、希望通りにならないこともあります。切開法の施術後に修正することは難しいため、施術前に医師と入念にすり合わせることが大切です。

埋没法を長持ちさせる方法はある?

埋没法を長持ちさせる方法は以下の通りです。

  • 二重幅を広くしすぎない
  • 施術箇所を触らない
  • 留める数を増やす

二重幅を広くすると糸に負担がかかり、取れる可能性が高まります。二重幅を広くしたい場合は、切開法が適している場合もあります。

また、埋没法には2点留めや3点留めがありますが、留める箇所を増やすことで、二重の持ちがよくなります。ただし、留める数を増やすと違和感を覚えやすいため、施術方法については医師と相談して決定することが大切です。

二重整形で理想のまぶたを手に入れよう!

二重の女性

この記事では、二重整形と二重のりによるセルフケアの違いや二重整形の種類について詳しく解説しました。二重のりで二重にすることも可能ですが、毎日のメイク時間を短縮して理想の二重を実現するなら二重整形がおすすめです。

二重整形をしたい場合は、まずは理想の二重デザインを考えましょう。そして、理想の二重を実現するためにはクリニック選びが重要です。

品川美容外科では、二重整形のメニューが豊富にあるのが特徴です。まずは、無料カウンセリングでまぶたの状態を確認し、経験豊富な医師が希望に合った施術内容を提案します。また、シミュレーションで仕上がりのイメージを確認してから施術をおこないます。

二重整形を検討されている方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

文/品川美容スタッフ

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