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アメリカの医療系メディアで、「セルフィー(スマホでの自撮り)によって自分の鼻を大きく感じ、整形の相談をする人が増えている」という記事がありました。

確かにスマホのインカメラだと、鏡で見る自分と少し違って見えますよね。日本でも自撮りが一般的になってきましたが、実際にスマホカメラの写りを気にした相談は増えているのでしょうか?

今回はそんな疑問を品川美容外科新宿院院長の板井医師に教えていただきました!

「セルフィーで整形相談増」の噂、真偽のほどは…?

「セルフィーで整形相談増」の噂、真偽のほどは…?

—板井先生はアメリカで「セルフィーによって整形相談をする人が増えている」という噂についてご存知でしたか?

板井 医師

いえ、知りませんでした。でも、実際に日々診察を行なっているので、このニュースを見てなるほどと思うところがありますよ。それに、自撮りの写りを気にしてご相談に来られる方は増えていると思います。

—なるほど!やはり若い女性ほど写りを気にするということのようですね。ただ、スマホのカメラと実際の顔はやはり違いますよね?

板井 医師

実際には、鏡に映った姿が現実です。スマホのカメラで自撮りをすると、カメラと顔との距離が近いため、鼻など顔の中心や前に出ているパーツが大きく見えてしまいます。そのため、鏡ではなく自撮りの顔と実際の顔のバランスには相違があるのです。

自撮りは顔から距離を離した方が正確な顔のバランスが認識できる、と覚えておいてくださいね。
また、実際には三次元である顔が写真では二次元になってしまうので、実際の顔より大きく見えてしまう、という点にも注意が必要です。

—スマホのカメラでは実際の自分の顔を客観的に見るのは難しいということですね。

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板井 医師

そうですね。また、スマホには美肌モードなどの加工機能がついているものが多く、多くの人の中で「スマホの写真=加工できる/修正できるもの」という認識が強いと思います。

女性がスマホで写真を撮ったあとに「加工でなんとかする!」とか「加工でなんとでもなるので!」と口にしているのをよく耳にします。そして、スマホの写真の加工の延長線上で、ご自身の鼻であったり、いろんなパーツを整形しようという発想になる方が多く見受けられます。

—確かに「もう少しこうだったらいいな」と加工をしているうちに、実物を理想に近づけたい、つまり美容整形をしたい!と考えるのは自然です。

板井 医師

海外の例では「鼻が大きく写って嫌だから整形したい」という方が多いようでしたが、日本の場合は「加工した理想の自分に近づきたい」という思いが強いようです。少し違いがあって面白いですね。

—では、実際にクリニックで相談しようと思った時は加工した自分の写真を見せるといいのでしょうか?

板井 医師

結論から言うと、それだけでは不十分です!
目もとや胸などの部分に比べて、お鼻の形は一人ひとり違う、千差万別なパーツです。そして、患者さまのご要望や似合うバランスも人それぞれ異なります。なので、鼻はドクターと患者さんの間でもっとも密に打ち合わせしなければいけないパーツのひとつなんです。

もちろんなりたいイメージのひとつとして加工した自撮りを見せていただくのは参考になりますが、それだけではやはりしっかりと打ち合わせをするには不十分だと思います。

—自分の要望をしっかり伝えるには、どんな準備をしておくと良いのでしょうか?

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板井 医師

比較的お手頃なメニューだと、ヒアルロン酸の注射(プチ隆鼻術)で鼻筋を高くすることができます。
鼻先をシャープにしたいのであれば、フレックスノーズ®︎が簡単に鼻先を細く尖らせることができるので、人気です。
これらのメニューは一定期間で徐々に元に戻りますから「まずは一度雰囲気を変えてみたい」という方にはぴったりです。

—わかりました!最後に、実際に鼻の施術を受けられる方はどんなメニューを選んでいるのでしょうか?

フレックス・ノーズ :

糸でお鼻の形を整える施術 14,400円(税込15,840円)~183,600円(税込201,960円)
【副作用・リスク】ハレ:3日~1週間位 痛み:数日間軽い痛み 内出血:1~2週間位
スキンクリニック札幌院 吉原 諒(Tel: 0120-891-300)

板井 医師

こちらの症例をご覧ください。注射や糸による施術なのでハレも少なく、施術直後から自然に鼻を高く、鼻先もやや下げることができていますね。
一度、こういうプチ整形でシミュレーションをしてみて「半永久的にその状態をキープしたい」とお思いであれば、プロテーゼによる隆鼻術(スタンダード隆鼻術)や1day鼻先縮小などの手術を検討してみると良いと思います。

写真うつりにあまり神経質になる必要はありませんが、形に残るものですから少しでもキレイに写りたい、と言う気持ちもわかります。最初に申し上げたように、あまり至近距離での自撮りは実際のお顔とは違いますから、自撮りをする時にはしっかりカメラを顔から離すようになさると良いと思います。

また、やっぱりキレイになりたい、理想の自分に近づきたい、コンプレックスを解消して生活を楽しくしたい…そんな思いをお持ちであれば、美容医療をぜひご活用いただきたいと思います。

最近ではスキンケアの延長で美容医療をご利用いただいて、医療ならではの効果の高さに驚かれる方も多いですね。「美肌モードいらずの肌になれました!」なんて声もいただいたことがあります。品川美容外科、品川美容外科はカウンセリングなら何度でも無料ですから、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修ドクター

品川美容外科 新宿院
板井 徹也医師

  • 日本美容外科学会会員
  • 日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAS)
  • VST認定医
  • ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
監修/板井 徹也  文/品川美容スタッフ

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