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フェイスラインのたるみや、肌のハリの低下が気になっていませんか?そんなお悩みの解決方法として昨今、注目を集めているのが「糸リフト」と呼ばれる美容治療です。若々しい肌を目指せる糸リフトの効果や治療の実際についてお伝えします。

たるみは老け顔のサイン

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年齢とともに気になってくるフェイスラインのもたつき。太ったわけではないのに、なぜ顔が大きくなったように見えたり、二重あごになってしまったりするのでしょうか。その大きな理由の一つに、肌のたるみがあります。

肌がたるむと、頬が下がったり、ほうれい線が目立ったりするようになります。また、フェイスラインがもたつき、顔と首の境界があいまいになってくることも。

さらに、目元のしわが目立ってくる人もいます。このような症状は老け顔のサインとも言われ、実際の年齢より老けて見られることも少なくありません。自分で正面から鏡を見る時は、ポーズをつけやすいので目立ちにくくなりますが、横顔の写真などを見て、イメージとの違いに驚くこともあるでしょう。

肌の若々しさを取り戻すためには、たるみを改善することがとても重要です。

たるみが生じる原因

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たるみはいくつかの原因が関わって生じると考えられていますが、まず知っておきたいのは皮膚の構造です。

皮膚は外側から、表皮、真皮、皮下組織の3層構造となっていて、その中でも真皮にはコラーゲンやエラスチンといった繊維状の組織が豊富に存在していて、皮膚のハリや弾力をキープする役割を担っています。

また、すぐれた水分保持能力があるヒアルロン酸が、皮膚の潤いを保つことに寄与しています。そんなコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が加齢や生活習慣の乱れなどによって減ったり劣化したりすると、皮膚の弾力が失われたるみが目立つようになります。

また、皮下脂肪とも呼ばれる皮下組織は、クッションのような働きをして皮膚の弾力を保っています。ところが、年齢とともに脂肪を支える靭帯が伸びたり、脂肪が減って密度が低下したりすると、皮膚のたるみがさらに進んでしまいます。それだけでなく、皮下脂肪の下にあり、顔の土台とも言える「スマス筋腱膜」が衰えることも、輪郭がくずれたりたるんでくる一因となります。

たるみを予防するには

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このようにたるみには、皮膚の構造のさまざまなレベルで生じる老化が関わっています。そんなたるみを防ぐためには、皮膚の老化を進める紫外線の対策を徹底したり、日頃から栄養バランスのよい食事、十分な睡眠、運動を心がけ、身体を内側からケアしたりすることが欠かせません。

また、たるみや二重顎の対策として、マッサージや顔の筋肉を鍛えるエクササイズや、姿勢を正すといった方法を取り入れている人もいるでしょう。このようなセルフケアも、若々しい肌をキープするためにはもちろん重要です。ただし、期待するほどの効果はあまり得られないことが実情かもしれません。

たるみを予防し、根本的に改善するためには、肌の内側に直接効くアプローチが有効です。その方法として人気を集めているのが「糸リフト」治療です。詳しく見ていきましょう。

糸リフトとは

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糸リフトは、身体の中で溶ける特殊な糸を気になる部分に挿入することで、たるみを根本的に改善する美容治療です。治療に使われる糸には、細かなトゲと固定フックがついていて、たるんだ皮下組織を物理的に引き上げることで、肌を内側から支えます。このような糸を気になる部位に入れると、たるみが改善され、若々しい見た目に変わったり小顔効果を得ることができたりします。

さらに、糸リフトの効果はたるみ改善だけではありません。糸リフトを挿入すると、たるみが引き上げられ、その周辺の血流がよくなるため、皮膚の隅々にまで酸素や栄養が届くようになります。肌細胞の活性化が促されて、皮膚のハリやツヤをアップさせる効果も期待できます。

また、糸リフトの特徴として持続力の高さが挙げられます。同じくリフトアップの方法であるラジオ波(RF)を使った高周波治療は、ダウンタイムがほとんどないため、気軽に受けやすい施術として人気ですが、持続期間はおよそ半年から1年と限られていました。

これに対して糸リフトは、2〜3年という高い持続力を期待できます。さらに、繰り返し受けることによって効果がより蓄積され、若々しい状態をキープしやすくなるため、定期的に受ける人も少なくありません。このように、リフトアップと肌質改善の高い効果を目指せる糸リフトは、美肌キープの新常識とも言われています。

糸リフト治療の実際

美肌アモーレ :

溶ける糸を挿入してタルミを引き上げ肌質を改善する施術 90,000円(税込99,000円)~526,000円(税込578,600円)
【副作用・リスク】ハレ/痛み:2日~1週間位 内出血:1~2週間位 針跡:数日~1週間位
Tel:0120-189-900

糸リフト治療の具体的な内容について、みていきましょう。

カウンセリング

美容整形外科では、まずカウンセリングがおこなわれます。顔の状態を確認した上で、最適な治療内容や必要箇所が提案されるため、気になる点はなんでも確認しましょう。

施術

局所麻酔や笑気麻酔を行ったうえで、毛羽立った溶ける糸を必要箇所に挿入していきます。処置時間の目安は25〜30分程度で、処置中の痛みはほとんどありません。

治療後

抜糸や処置後の通院も不要で、メイクや入浴も当日から可能です。洗髪も当日から問題ありませんが、痛みやハレが生じている場合は、2〜3日様子をみましょう。また、激しいスポーツや顔への強いマッサージなどは1ヶ月程度控える必要があります。

また、治療後のダウンタイムには個人差があります。通常腫れや痛みは2日〜1週間程度で、まれに内出血が施術後1〜2週間程度残る可能性があります。その他、術後数日間〜1週間は、赤い点状の針穴が残る場合もありますが、いずれもメイクでカバーできる程度で時間の経過とともに落ち着きます。痛み止めや化膿止めも処方されるため、症状に合わせて使用しましょう。

万が一、なにか異常が見られたり、処置後1ヶ月以上経っても違和感や口が開けにくいといった症状が続く場合は、早めに相談しましょう。

たるみを根本的に解決するならば、糸リフトを選択肢に

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お伝えしてきたように、リフトアップと美肌づくりの両方を目指せる糸リフトは、たるみを根本的に改善したいとき、有効な手段となります。高周波治療よりはダウンタイムの懸念がありますが、腫れや出血は最小限に抑えるよう工夫されており、治療跡も目立ちにくい施術です。

また、ヒアルロン酸注入やピーリングといった他の治療と組み合わせることで、若返り効果や美肌効果を高めることも可能です。フェイスラインのたるみやハリの低下に悩む人は、一度美容整形外科で相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • フェイスラインのもたつきやハリの低下は、肌のたるみによって生じやすい
  • たるみが生じる原因には、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少が関わっている
  • 皮下組織やスマス筋腱膜の衰えも、たるみが生じる一因となる
  • たるみを予防するには、紫外線対策や身体の内側からのケアも重要
  • 糸リフトは、特殊な糸を気になる部分に挿入することで、たるみを根本的に改善できる美容治療
  • 肌細胞の活性化が促されるため、肌のハリやツヤをアップさせる効果も期待できる
  • 糸リフトには高い持続力があり、定期的に受けるとより若返り効果を得られる
  • 糸リフトの施術時間は25〜30分程度で、抜糸や通院の必要はない
  • 治療後のダウンタイムには個人差があるが、時間の経過とともに改善するものがほとんど
  • 糸リフトと他の治療を組み合わせると、より高い若返り効果や美肌効果を得られる
文/品川美容スタッフ

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