210105_SBN_logo_pink.svg

482_00.jpg

お肌の自己再生治癒力を生かした美肌再生治療「ダーマペン」は、さまざまな肌トラブルを改善し、ハリのある若々しい肌を目指せると、この頃注目が集まっています。

美容が気になる人は知っておきたい、ダーマペンの仕組みや効果についてご紹介しましょう。

ダーマペンとは?

482_01.jpg

今回ご紹介するダーマペンは、超極細針で肌に微細な穴を形成し、肌が回復しようとする力、つまり、体がもともと持っている自然治癒力を高める治療です。

ダーマペンに使用されている超極細針は、髪の毛よりも細い33G(0.20mm)で、今多く使用されているダーマペン4には、先端にその針が16本ついています。この機器は1秒間に120回ほど振動させることができるため、肌にあてると1,920個/秒の小さな穴を皮膚にあけることができます。

すると、肌の自然治癒力によって繊維芽細胞が活性化。コラーゲンの生成が促され、肌の再生が活発に行われるようになります。そして、コラーゲンが増え、新陳代謝が促進された結果、ニキビ痕やクレーターのような凹み、小じわ、毛穴の開きといった肌トラブルが改善されます。

肌老化の改善やエイジングケア効果などを期待できるダーマペンは、ハリのある若々しい肌を取り戻したい人にうってつけの治療法と言えるでしょう。

林 医師

お肌のハリには、真皮層のコラーゲンが大切です。ダーマペンで美肌になりましょう!

ダーマペンの特徴

ダーマペン4 :

極細針で肌に微細な穴を形成し有効成分を浸透させる施術。
9,810円(税込10,800円)~33,000円(税込36,300円)
治療回数:3回 【副作用・リスク】ハレ/赤み:1週間位 通院:治療間隔3~4週間毎を推奨。
お問い合わせ:(Tel:0120-189-900)

ダーマペンは、その施術により肌本来の自然治癒力を高めることができるものですが、さまざまな施術を組み合わせることで、さらなる効果も期待できます。また、ダーマペン4は、肌に微細な穴をあける最大深度が、これまでの2.5mmから3.0mmまで深くなったため、より効率的に有効成分を浸透させることができるようになりました。そのため、ダーマペンの施術と同時に有効成分を浸透させると、肌の引き締めやリフトアップより高い効果が得られます。

例えば「ヴェルべットスキン」は、ダーマペン4とピーリング治療であるコラーゲンピールを組み合わせた施術方法で、肌のハリ・弾力アップや肌質改善を期待でき、美肌有効成分がより肌の内部まで浸透するため、その効果が底上げされます。

また、ダーマペンは先端に超極細針がついているため、細かい部分まで治療を行えるのも、大きな特徴の一つ。目元の小じわやちりめんジワ、小鼻の毛穴開きなど、セルフケアではなかなかアプローチしづらいお肌の悩みにも効果的です。

さらに、ダーマペン4は従来の機器に比べ、痛みや腫れといったダウンタイムが軽減されました。髪の毛よりも細い超極細針を使用し、一定の圧力で振動を与えながら均一に肌にあてることができるため、施術後の日常生活に与える影響も最小限となります。

ダーマペン④

ダーマペン施術の流れ

ダーマペン④の施術動画

では、実際の施術の流れについて見ていきましょう。

ダーマペンの施術を希望する場合、まずは医師のカウンセリングを受け、肌の状態チェックが行われます。お肌の悩みを踏まえて、治療箇所など適切な方法が提案されるため、不明点はきちんと確認することが大切です。

実際の施術は治療範囲にもよりますが、約20分程度。施術中はチクチクした感覚を伴いますが、ほとんどの人は我慢できる程度です。

ただし、痛みに弱い人や不安がある場合は、事前に麻酔クリームを塗ることもできるため、カウンセリングの段階で伝えましょう。オプションメニューを組み合わせる場合は、ダーマペンの施術後、目的に合った薬剤を塗布していきます。

治療後、日常生活における大きな制限はありませんが、当日のメイクやスキンケアはできるだけ避けましょう。入浴については、施術6〜7時間後からシャワーのみ可となり、翌日からは通常のスキンケアやメイク、入浴も可能です。ただし、処置部位には強い刺激を与えないようにし、治療後はとくに、日光に当たらないよう注意しましょう。

治療後、数日〜1週間程度は赤みがでたり、まれに内出血がみられることもありますが、徐々に改善します。ただし、痛みを伴ったり、赤みがなかなか引かない場合は、早めに相談しましょう。

より高いダーマペンの効果を得るためには

482_04.jpg

ダーマペンは1回でも、その効果を実感できますが、複数回受けるとより高い効果を得られます。推奨頻度としては、3〜4週間毎の処置間隔で3〜5回程度。個人差もありますが、回数を重ねるほど、肌の悩みが改善されるでしょう。また、ヴェルベットスキンなどのオプションメニューを組み合わせると、さらなる相乗効果が期待できます。

ただし、ダーマペンの治療には禁忌事項もあります。たとえば酒さや尋常性ざ瘡、単純性ヘルペス、いぼ、など特定の皮膚疾患を患っていたり、血友病の症状がある、開いた傷口がある、といったケースは治療を控える必要があります。場合によっては、先にこれらの治療を優先することもあるため、まずはカウンセリングの際にしっかり相談しましょう。

ダーマペンは、肌の自己再生治癒力を生かした、新しいタイプの美肌再生治療です。セルフケアやこれまでの治療法ではなかなか満足が得られなかった場合、一度美容外科などで相談してみてはいかがでしょうか。理想の肌を手に入れるための、新たな選択肢として期待が持てるでしょう。

林 医師

ダーマペン4は、微細な穴があいたタイミングで、有効成分が直接お肌の内部に届きます。
また、ダーマペン4とコラーゲンピールを組み合わせたヴェルベットスキンは、当院でも人気の高いメニューです。トリクロロ酢酸によるコラーゲン生成促進効果と、コウジ酸による美白効果がより期待できます。

まとめ

  • ダーマペンは、超極細針で肌に微細な穴を形成することで、自然治癒力を高める治療法
  • ダーマペン4に16本ついている針は髪の毛より細く、機器の振動により1,920個/秒の小さな穴を皮膚にあけることが可能
  • 自然治癒力により繊維芽細胞が活性化すると、コラーゲンの生成が促され、肌の再生が活発になる
  • コラーゲンが増え新陳代謝が促されると、様々な肌トラブルが改善し肌の若返りが期待できる
  • ダーマペンにオプションメニューを組み合わせることで、より高い効果が得られる
  • 実際の施術は20分程度で、我慢できる程度のチクチクした感覚を伴う
  • 治療後は日光にあたらないよう注意し、処置部位への刺激は極力避けることが必要
  • ダーマペンは施術を複数回受けることでより高い効果が得られる
  • ダーマペンには禁忌事項もあるため、事前のカウンセリングをきちんと受けることが大切
  • セルフケアやこれまでの治療で悩みが改善されなかった人にとって、ダーマペンは新しい選択肢となる
hayashi.jpg

この記事の監修ドクター

品川スキンクリニック 表参道院
林 英明医師

  • 日本美容外科学会会員
  • VST認定医
  • ジュビダームビスタ®認定医
  • ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
  • ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
監修/林 英明 文/品川美容スタッフ

category