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二重の埋没法を知っていますか?埋没法は、二重まぶたにするための美容整形手術の中で比較的堅実な方法とされていて、多く行われています。「二重まぶたにしたい」という願う女性のためにも、埋没法についてご説明します。

二重と一重のまぶたの違い

二重と一重のまぶたの違い

まずは、二重まぶたがどのようにしてできているのかを知っておきましょう。

まぶたは、上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)という筋肉によって開かれます。この上眼瞼挙筋は、上まぶたの皮膚の近くで2つに分かれて、一方は「瞼板(けんばん)」というものにつながります。
瞼板とは、細長い芯のようなものでまぶたの内側にあり、まぶたの骨格のような役割をしていて、瞬きをしても形が維持できる働きをしています。もう一方は、眼輪筋を通って皮膚に繋がっています。まぶたを開くと、皮膚に繋がっている上眼瞼挙筋の一部が引っ張られて、まぶたの上の皮膚が全体に引っ張られて二重が形作られます。

また、上眼瞼挙筋の一部分が皮膚に繋がっていないか、または繋がっていても弱い場合には、まぶたの上の皮膚を持ち上げることができなくなります。そのため、二重が形成されず、一重まぶたとなります。

二重にする=メスで切る…だけじゃない!切る施術はこの2種類

二重にする=メスで切る…だけじゃない!切る施術はこの2種類

二重まぶたの手術というと、メスを入れる!怖い!と思われる方もいるかもしれません。確かに、メスを入れる手術もありますが、それは以下のような方法です。

(1)部分切開法

まぶたが厚くて、埋没法では、うまく二重が作れない場合や、縫合していた糸が切れて元の一重まぶたに戻ってしまう場合などに適応されます。

(2)全切開法

まぶたが厚く腫れぼったい場合、また幅の広い二重を作りたい場合に行うものです。目を開ける力が弱い場合は、糸で引っ張るだけでは持ち上がらず、皮膚を切開する必要があります。そのため、埋没法の適応ではなく、切開法が向いています。
まぶたがさほど厚くない人であれば、メスを使わない、「埋没法」という施術で二重まぶたになることができます。

切らない施術!二重の埋没法ってどんな手術?

切らない施術!二重の埋没法ってどんな手術?

埋没法は、メスを使わない施術です。埋没法を行うためには、目を開ける力と皮膚の厚みが重要です。糸の力で二重を形成するので、切開法と比較すると、腫れや痛みなどが少ないのが特徴といえるでしょう。施術当日でもシャワーや洗顔も可能です。
また、自分の理想と違った場合には、やり直すことも可能です。

糸を結びつける場所は、瞼板と上眼瞼挙筋の2通りです。糸の結び目の数がいくつかによって、1点留め・2点留め・3点留め・4点留めという種類に分けられますが、基本にアレンジを加えて行っているクリニックが多いようです。短時間(10~20分)で終わり、傷がわからないのが特徴です。また、成長や外部要因によって3年~5年経つと取れてくる場合もあるようです。

瞼板固定法

瞼板に糸を止める術式です。まつ毛の生え際に瞼板があるので、裏側から皮膚を直接結び、二重まぶたを形成します。

挙筋法

上眼瞼挙筋を糸と皮膚の裏側で結ぶ方法です。筋肉の力で皮膚が引っ張られて、二重まぶたになります。

二重の埋没法にかかる費用は?

二重の埋没法にかかる費用は?

美容整形外科は、基本的に保険適用外です。ですから、クリニックによってかなり費用に差があります。単に手術代金だけを表示している場合は、カウンセリング料金、麻酔代、薬代などは別料金として請求される場合があります。また、大手か個人開業か、などでも費用は違います。
埋没法2点留めで平均すると8万円位ですが、5万円~13万円とかなり幅があります。

また、安い設定にしておいて、患者を診察した後、「あなたにはこちらの方がいい」というように料金表よりも高く魅力的な施術をすすめられ、結果的には高くなってしまうことはよく耳にします。さらに、注意したいのは、若い医師にたくさん手術をさせることを目的としている病院があることです。
このような場合、手術の件数を集めたいがために、極端に安い料金を設定しているところもあります。若い医師の施術が不安な場合は、医師を指名したり、施術担当の医師の症例写真をチェックしたりといった対策を取ることができます。

手術を何件くらい経験しているのか、事前にしっかり医師に質問すると安心です。目安として、100件以上経験している医師にお願いしたいものです。また、埋没法は、ラインが取れてしまうこともありますが、「何年以内ならば無料で再手術する」といった保障制度を設けていることがあります。それらも、事前にしっかりと確認しましょう。

二重の埋没法のメリットとデメリットは?

二重の埋没法のメリットとデメリットは?

埋没法の長所と短所をまとめてみましょう。

メリット

・術後の腫れが少ない(通常2日〜1週間ほどで次第に軽快)
・メスを使わない
・手術の時間は、10~20分程度で短い
・安価である

デメリット

・留めた糸が外れることがあり、外れると二重の線がなくなってしまうこともある
・まぶたの状態によっては向き、不向きがある

さらに、二重の埋没法を受けるときは以下のようなことに注意が必要です。

クリニック選び

最も大事なことは、どこのクリニックへ受診するかです。ホームページだけを見ていても善し悪しはよくわかりません。ですから、実際に受診して、カウンセリングを受けてみましょう。それで納得できなければ、もちろん手術をやめても構いません。
また、医師とは相性もありますから、説明が適切かどうか、信頼できる人柄かどうか、実際に会って感じてください。さらに、医師が日本美容外科学会に所属しているかどうかなども確認しましょう。

料金設定

疑問があったらどんどんクリニックで質問してください。平均よりも高い場合、なぜ高いのかを見極めましょう。また、安いからといって飛びつくのも危険です。先ほどもお話したように、どんどん若い医師にやらせるために、手術を捌いているクリニックもあります。
また、施術前後の写真やコメントを提供することで安価に施術が受けられる症例モニター制度を実施しているクリニックもあります。募集内容や条件が合致した場合には、そういった制度を活用するのも良いでしょう。

術後・ダウンタイム

埋没法の場合は、ある程度腫れが引くまでに1週間、完全に落ち着くまでは1か月位かかると考えましょう。だんだん落ち着いていきますが、内出血がいつまでも引かない、腫れがよくならない、痛いといったことがあれば、クリニックに電話して聞いてみましょう。
埋没法はメスを使用しないので、軽く考えがちですが、美容整形手術ということには変わりがありません。そのため、100%安全だということはありません。痛みや違和感を感じたら、すぐに医師に伝えましょう。

回数

埋没法は何回もできるのが特徴だといえます。しかし、3回以上行うと、まぶたに負担がかかってしまうので、切開法などに切り替えることがいいでしょう。何度も糸が緩んでしまう場合は、医師に相談しましょう。

いかがでしたか?二重まぶたの整形を検討されている方は、ぜひ品川美容外科・品川スキンクリニックへご相談くださいね。

二重の埋没法:まとめ

  • 埋没法は、メスを入れない施術
  • 埋没法を行うためには、条件がある。目を開ける力と皮膚の厚みが重要
  • 切開法と比較すると痛みや腫れの少ないのが特徴
  • やり直すことも可能
  • 瞼板法と挙筋法がある
  • 費用は、5万~13万円位で差がある
  • 注意は、医師やクリニックの選び方
  • 術後異常があったらすぐ電話を
  • 何回もやり直しをするのはよくない
文/品川美容スタッフ

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