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最近なんだかまぶたが重い感じがする、「眠いの?」とよく聞かれる、美容整形で二重にしたけれど、幅が広くなってきた気がする…こんな症状はありませんか?もしかするとそれは、眼瞼下垂という病気かもしれません。

こんなお悩み、眼瞼下垂のせいかも!

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眼瞼下垂とは、上まぶたが下がって瞳孔にかかり、視界が狭くなって見えづらくなる病気です。通常まぶたを上げて目を開く動きは、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が挙筋腱膜(きょきんけんまく)とそれにつながる瞼板(けんばん)を引き上げる事によって行われます。また、額にある前頭筋は主に眉毛を持ち上げる動きをしますが、それと同時にまぶたも引き上げます。しかし、それらの動きや機能に問題が出たり、皮膚が弛むと眼瞼下垂となるのです。

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眼瞼下垂には先天性と後天性のものがあり、美容外科で扱うのは主に後天性のもので、眼瞼下垂全体の20%を占めています。後天性の場合は老化が原因で皮膚や筋肉が弛んだり、外傷性や神経障害、筋の変性疾患やまぶたの腫瘍が原因という事もありますが、花粉症やアトピーで目を強くこする癖がある人や、ハードコンタクトレンズを長年装用している人、スマホやパソコンを長時間使用している人にも起こります。これらの要因はむしろ若い人にリスクがあるのではないでしょうか。

美容外科で良く見られる眼瞼下垂はこの3つ!

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美容外科を受診される方に多く見られる眼瞼下垂の種類には、眼瞼挙筋と瞼板を繋ぐ「腱膜」に原因がある眼瞼下垂腱膜性眼瞼下垂、加齢のためまぶたの結合組織が弛緩することで起こる加齢性眼瞼下垂の2つと、そのどちらにも当てはまらない偽眼瞼挙筋とが挙げられます。ひとつずつ見ていきましょう。

 

腱膜性眼瞼下垂

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瞼板から腱膜が外れたり、腱膜が伸びたりすると眼瞼挙筋の力が伝わらず、まぶたを上げる事が難しくなります。これを腱膜性眼瞼下垂と呼びます。眼瞼挙筋でまぶたが上がらない状態を補うため、額にある前頭筋で眉毛を上げ、それと共にまぶたを引き上げて視界を確保しようとします。眉毛を上げると額にシワが出来てしまうので、見る人に老けた印象を与えてしまいます。また、瞼板と眼瞼挙筋の間にはミュラー筋と呼ばれる筋肉があり、まぶたの挙上に補助的に関わっています。眼瞼挙筋によるまぶたの挙上が出来ないと、ミュラー筋がその役割を補うために瞼板を引き上げようとして緊張します。ミュラー筋は交感神経の支配を受けているので、筋肉が緊張し続けて交感神経が興奮したままになると、それに連動している頭、首、肩などの筋肉も緊張状態が続き、コリが発生します。その状態が持続すると自律神経にも影響が出るようになり、慢性疲労やうつにつながる事もあるのです。

加齢性眼瞼下垂

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加齢に伴い上まぶたの結合組織が弛緩して垂れ下がってくると、筋の収縮がうまく伝わらずにまぶたが引き上がらなくなり、まぶたが瞳孔にかかって視界が確保できなくなってしまいます。この状態を老人性眼瞼下垂と言い、一見強度の下垂のように見えますが、通常眼瞼挙筋や挙筋腱膜には問題が無い事が多いです。眼瞼挙筋では引きあがらない弛んだ上まぶたを前頭筋の力を用いて眉毛と一緒に引き上げて目を開こうとするため、眉毛が高く上がっている人が多く、そのため額にシワがよります。

偽眼瞼下垂

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加齢性眼瞼下垂のように加齢によってまぶたの皮膚が弛む事が眼瞼下垂を引き起こす事もありますが、若い人にも起こる眼瞼皮膚弛緩症(まぶたの皮膚のたるみ)や、顔面神経麻痺、まぶたの痙攣でも起こる事があります。これらの症状は常に単独で起こるものではありませんし、両目同時に出るとは限らず、片眼だけ出る方もいます。加齢性眼瞼下垂でまぶたの皮膚が弛んでいることに加え腱膜性眼瞼下垂が起こっていたり、更に眼瞼挙筋やミュラー筋が緩んでいることもあります。適切な診断には医師の診察が欠かせません。これって自分にも当てはまるかも!?と思われた方もいるのではないでしょうか。また、友達に「なんか最近眠そうだし、シワも増えたけど…大丈夫?」と言われた、などという場合も、眼瞼下垂を疑ってみても良いかもしれません。

眼瞼下垂の治療法は?

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眼瞼下垂の手術としては様々な方法があります。挙筋腱膜や、筋肉に問題がある場合は外れたり緩んだ挙筋腱膜を瞼板に縫い付けて眼瞼挙筋の力を正しく伝える方法や、緩んだ挙筋腱膜を縫い縮めて筋力を伝えやすくする方法などがあります。また、加齢性眼瞼下垂や眼瞼皮膚弛緩症のように皮膚のタルミに問題がある場合は、タルミがある皮膚を切除し、縫合します。切開を行う部分はその症状や患者様の希望に応じ、二重のライン上であったり、眉下のラインであったりと様々です。また、タルミが軽度の場合は埋没法など、二重手術と同様の方法で症状を改善できる事もあります。

眼瞼下垂の治療でお悩みを解決できるかも!

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眼瞼下垂の施術はその程度によって保険診療で行う事も可能です。しかし通常眼科で治療する場合、「視野を確保する」と言う機能面の回復が重視されるため、美容的な見た目には重きを置かれません。また、下垂の程度によっては保険適用されない場合もあります。そこで、機能面と美容面の両方を解決できる美容外科での施術がお勧めです。眼瞼下垂の治療と同時にまぶたの脂肪を取って目の印象をすっきり見せたり、目尻、目頭切開、なども組み合わせる事ができるので、目元に関するお悩みを一気に解決する事ができます。​​​

 

眼瞼下垂 :

開きづらいまぶたを治療し、視野障害を改善する施術 189,630円(税込208,600円)~452,720円(税込498,000円)
【副作用・リスク】ハレ/痛み:1~2週間位 内出血:1~2週間位 傷跡:1ヶ月位 通院:5~7日後(抜糸)
千葉院 落合 和久(Tel: 0120-815-700)

「目」は、初対面の印象を決める大きな要因の一つです。目が顔全体の印象を決めると言っても過言ではありません。眼瞼下垂を解消し、目元や肩こり、シワなどの悩みが無くなれば、表情も明るくなって若返り効果もバッチリですね。

眼瞼下垂(切開法)

文/品川美容スタッフ

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