「目が小さい」「一重まぶたである」「アイプチやアイテープがうまく使えない」…こんなお悩みをお持ちの方へ。そのお悩み、まぶたに余分な脂肪がついていることが原因かもしれません!
今回は目もとを野暮ったく見せてしまう、上まぶたの脂肪がつく原因や、脂肪を取るための方法、上まぶたの脂肪取りを受けるオススメのタイミングなどをご紹介します。
目次
まぶたの余分な脂肪とは、主に上まぶたの眼輪筋の周りに付いた脂肪をさします。まぶたの脂肪は、眼輪筋や眼瞼挙筋といった目周りの筋肉の動きをよくする潤滑剤の役割や、大切な眼球を守るための緩衝材としての役割も果たしています。しかし、多すぎるまぶたの脂肪はまぶたを重く、腫れぼったく見せてしまうことがあり、お悩みの方も多くいらっしゃいます。
また、まぶたの脂肪が原因で、一重まぶたである、もしくは二重幅がほとんど隠れてしまって奥二重の状態になっている…という方もいらっしゃいます。二重のりやアイプチ、アイテープがうまく使えなかったり、すぐに取れてしまったり…という場合もあります。
まぶたが厚く腫れぼったい方、アイテープでなかなか癖がつかない…という方は、まぶたの脂肪が多いことが原因と思われます。
まぶたの厚みは、脂肪の量・皮膚や筋肉の厚みで決まります。個人差が大きく、両親からの遺伝が関係していると考えられています。つまり、まぶたの厚みは先天的な要因が多いということです。そのため、まぶたの脂肪だけをダイエットやマッサージだけで薄くすることは困難です。
まぶたの余分な脂肪の影響は、目もとの印象だけに留まりません。脂肪によってまぶたが分厚くなると、目が開きにくくなり、視界が狭くなります。人間は視界を確保するために無意識に目を大きく開けようとするため、通常使う目の周りの筋肉=眼輪筋(がんりんきん)だけでなく、眉やひたいの筋肉まで使って目を開けようとしてしまいます。
その結果、おでこのシワができやすくなってしまうのです。
上まぶたの脂肪取りは、別名で上眼瞼脱脂(じょうがんけんだっし)と言います。これは、わずか数ミリの切開で余分な脂肪を除去する施術で、目もとの厚ぼったい感じや重い感じを改善します。
ここではそのメリットを見ていきましょう。
もともと日本人は皮下脂肪が発達しているといわれ、瞼(まぶた)の脂肪が厚い人も多いため、アイプチやアイテープだけでは二重のラインがつきにくいことがあります。
そのため、上まぶたの脂肪取りは、普段のメイクがしづらかったり、アイプチやアイテープを使った二重メイクがうまくできない、という方に向いています。
二重メイクで無理に二重にしても、どうも垢抜けない、もったりした目もとだ…とお悩みの方には特におすすめです。
上まぶたの脂肪取りは、二重まぶた形成術(二重術埋没法)と組み合わせることでより美しい目元にすることができます。腫れぼったく見える原因となる眼窩脂肪を適切な分だけ取り出し、埋没法による二重まぶたの形成を行うと、まぶたの脂肪が厚い方でも希望通りの目もとに近づけやすくなります。
普通の埋没法だけでは取れてしまうのが心配、という方や、「以前他院で埋没法をしたが、取れてしまった」 という方にもおすすめです。
上まぶたの脂肪取りは、数ミリ程度の切開幅から余分な脂肪を丁寧に取り除きます。初めのうちは赤みがありますが、時間の経過と共に目立たなくなります。ハレや痛みに関しては個人差がありますが、通常2日〜1週間位で軽快します。
切開法の二重よりもダウンタイムが短いことに加え、洗顔や入浴、メイクも翌日より可能で抜糸もないため、比較的手軽に受けられる施術だと言えるでしょう。
では、「上まぶたの脂肪取り」のデメリットはあるのでしょうか。
よく言われているのは、目の上がくぼみやすくなる、ということです。
確かに、年齢を重ねると目の周りの脂肪が下り、「目もとがやせる」「影が出る」などと言われます。
「とにかく脂肪をたくさん取りたい!」と思っていても、担当の医師と相談のうえで、どれくらいの脂肪を取るのが適切かを判断するのが良いでしょう。
目もとの施術をするときには、自分の目の大きさやバランス、まぶたの厚さなど、自分の目の特徴を正しく知る必要があります。
理想の二重ラインの幅やまぶたの脂肪の量、皮膚の厚さや硬さ、目の全体的な形などをカウンセリングで相談し、十分に納得ができてから、治療を決めるとよいでしょう。
文/品川美容外科 美容スタッフ
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