210105_SBN_logo_pink.svg

neko.jpg

スマートフォンやパソコンを操作しているあなた。いま猫背になっていませんか?スマホやパソコンが手放せない昨今、猫背のような姿勢の問題や、それに伴う身体のゆがみ、肩こり・腰痛などは、現代病とも言えるほど多くの人が抱える悩みとなっています。しかし、姿勢を正せば、身体のゆがみなどの改善だけでなく、美容にもいいことがたくさんあります。今日から美姿勢をキープして、若々しさを取り戻しましょう。

何気ない習慣が身体をゆがめる原因に

138_4_2

ふとショーウィンドウや電車の窓に映る自分の姿をみて、「疲れているなぁ」と感じたことはありませんか?
それはもしかすると、姿勢の悪さが原因かもしれません。

仕事や家事をしたり、重い荷物を持ったりして、毎日酷使している私たちの身体には、さまざまな負荷がかかっています。
特に、身体の柱とも言える背骨への影響は重大です。人間の背骨は本来、横からみたときにS字カーブを描くような構造になっています。しかし、パソコンやスマートフォンの操作などでうつむいてばかりいる、デスクワークで座っている時間が長い、運動不足…といった日常生活や、片方の腕でばかりでカバンを持つ、片足重心で立ってしまう、足を組む癖があるといった長年の習慣によって、身体がゆがみ、猫背が普通の状態になっている人は少なくありません。

猫背が引き起こす悪影響

138_4_2

猫背というのは、背骨が曲がり、頭が前に出た状態です。同じ人でも「猫背」と「背筋をスッと伸ばした姿勢」では、印象が大きく異なります。猫背の場合、実年齢よりも老けてみえたり、だらしない印象を与えてしまいます。

また、見た目の印象以上に恐ろしいのは健康面への悪影響です。人間の頭部は、体重のおよそ10分の1程度の重さがあるといわれています。つまり、体重50kgの人ならおよそ5kg。正常な状態であれば頭部は首と背骨、周辺の筋肉にバランスよく支えられていますが、猫背になると首や背骨の一部に負荷がかかり、骨や筋肉の疲労や歪みの原因になってしまうのです。

138_4_2

猫背が原因で首のこりや肩こり、これに伴う頭痛・吐き気などの症状に悩まされる人はとても多くなっています。また、正しい背骨のS字カーブが崩れると、腰痛や内臓が圧迫された状態になりやすいため、血行不良や冷え性、便秘などを引き起こすこともあります。そうなると、美容への影響も見逃せません。血行不良や冷え、便秘は、肌荒れや乾燥、むくみなどにつながり、さらには代謝が落ちて太りやすくなったり、疲れやすくなったりする場合もあるのです。

最近、お肌の調子が悪い、なかなかダイエットの効果がでないといったお悩みも、もしかすると姿勢の悪さが影響しているかもしれません。

美姿勢のメリット

138_4_2

猫背や姿勢の悪さが及ぼすデメリットをお伝えしてきましたが、逆に考えると、美姿勢を保つことのメリットは数多い、ということになりますよね。
 

見た目が今よりもずっと美しく、若々しく見える

138_4_2

まず、第一には、見た目が美しく、若々しく見えることです。雑誌のモデルやテレビのアナウンサーが素敵にみえるのは、その姿勢が美しいことも大きく関係しています。また、年齢を重ねても姿勢が美しい人は若々しく見えます。
仕事でもプライベートでも、美姿勢を保てば、イキイキとした印象を与えられることは間違いありません。
さらに、首のこりや肩こり、腰痛に悩まされている人は、正しい姿勢を保つことで、痛みの解消にもつながるでしょう。

正しい立ち方・座り方で美姿勢に近づこう

138_4_2

猫背やおなかを突き出したような悪い姿勢では、美しく見えません。さらに、姿勢が悪いと身体がゆがみ、ゆがんだ部分に不要な脂肪がついてしまいかねません。逆に、正しい姿勢を続けると、おなかや背中の深層筋が鍛えられ、脂肪がつきにくい身体に変わっていきます。
本来、正しい姿勢は身体にとって負担が少なく、たくさんのメリットをもたらしてくれるものです。ここでは、美しい姿勢のコツをお教えします。
 

正しい立ち方、歩き方のコツは?

138_4_2

立つときには胸を張り、肩の力を抜いて両手を自然に下ろします。ややお腹を凹ませるように、腹筋や背筋に力を入れるときれいな姿勢になります。また、歩くときは、立つときと同様に胸を張り、一直線上を歩くように意識しながら大き目の歩幅で歩くと良いでしょう。腰骨のあたりを意識して大きく踏み出し、膝を伸ばして歩くことで深層筋を働かせ、姿勢キープのための筋力をつけることができます。
 

正しい座り方のコツは?

138_4_2

座っているとつい油断して、前かがみに体を丸め、猫背になっていませんか?その姿勢が続くと骨盤が後ろに引っ張られて腰が丸くなり、お腹のたるみの原因になってしまいます。座るときは、しっかりと深く腰掛け、頭から骨盤までを意識して、背すじをまっすぐ伸ばしましょう。このときも、ややお腹を凹ませることを意識するといいですよ。
 

もし、肩こりや腰の痛みから美姿勢がキープできない…と感じるのであれば、クリニックで治療することができます。注射だけですぐに終わる肩こり治療・腰痛治療で痛みを解消して、美姿勢に備えてみてはいかがでしょうか。

文/品川美容スタッフ

category