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シミはメイクで隠すより治療!9種類のシミを一挙解説!

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いつのまにか顔に「シミ」ができていると、気になりますね。「年をとったらできるもの」と認識されているシミですが、そもそもどうしてできるのか、ご存知でしょうか?この記事では、シミの正体とは何なのか、どうしてできるのかについてを品川スキンクリニック表参道院院長の石橋医師に教えていただきました。

なぜシミになるのか?

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「シミ」にはいくつか種類があります。その中でも最も多いシミの代表である「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」がどのようにしてできるのか、まずご説明します。
ヒトの皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織という3層構造をしています。そのうち、表皮には、表皮細胞である「ケラチノサイト」と、色素細胞の「メラノサイト」があります。メラノサイトは、メラニン形成細胞ともいわれるものです。
私たちの皮膚は、紫外線を受けると、メラノサイトからメラニン色素を作りだします。メラニン色素には、肌を防御して、肌細胞が紫外線の刺激を受けないようにする働きがあります。シミの原因として嫌われがちなメラニン色素ですが、実は、紫外線を吸収して肌を守る最も重要な役割が備わっているのです。

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産生されたメラニンは、通常、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって、4週間ほどで表面の角質とともに剥がれ落ち、垢になって排出されます。ところが、長年、紫外線のダメージが肌に蓄積されると、メラニンが過剰に作り出され、ターンオーバーでは排出しきれなくなります。
その結果、メラニンが残ってしまい、結果的にシミとなります。また、ターンオーバーの乱れも、メラニンの排出が妨げられるため、シミの原因となります。ターンオーバーのサイクルは、加齢、紫外線、摩擦による物理的刺激、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどの影響を受けて、サイクルが早くなることや遅くなることがあります。

シミの種類はこんなに!あなたのお悩みはどれ?

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シミにはいくつかの種類があります。種類によって、原因も形状も異なります。詳しくみていきましょう。

老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)

シミの中で最も多いものです。ほとんどが紫外線のダメージによって起こるもので、日に当たる頬骨やこめかみは、老人性色素班ができやすい場所です。老人性色素班は、数mm~数cmの大きさで、丸い平たい形をしています。濃いものから薄いものまでありますが、シミがない場所との境界は比較的はっきりしています。「老人」という名前がついていますが、早い人では20代からでてくることがあります。

雀卵斑(じゃくらんはん 通称「そばかす」)

幼児期から、小さな斑点が顔全体に散らばったようにでるものです。鼻、ホホなどに左右対称に分布し、ひとつひとつの斑点の大きさはほぼ均一です。そばかすは遺伝的なものがほとんどで、多くの場合思春期ころになると消えてしまいます。ちなみに、そばかすのある人は乾燥肌であることが多いです。

肝斑(かんぱん)

茶褐色にくすんだようにできる茶褐色~灰褐色のシミで、頬骨や目元に、左右対称に現れます。地図の地形のようにぼやっとした印象で、摩擦や紫外線などの外的刺激により濃くなります。30代~40代の女性に多く、閉経とともに消えるので、女性ホルモンが関係していると考えられています。妊娠中やピル服用時にも出ることが多いです。睡眠不足やストレスなどで、ホルモンバランスが乱れると、さらにひどくなることもあります。逆にホルモンバランスが整うと、薄くなったり、治ることがあります。

遅発性両側性太田母斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはん)

太田母斑は、真皮層にできるシミで、アザの一種でもあります。額や目の周り、頬の片側に出現します。また、生後1年以内に現れますが、20~40代で出現することもあります。
一方、中年以降に出現して両側にできるものを「遅発性両側性太田母斑」といいます。色素細胞が肌のその場所に集中して、成人してから活発になることで発生します。加齢、ホルモンバランスの乱れ、紫外線を浴びるなどが発生する要因です。

後天性真皮メラノサイトーシス(Acquired Dermal Melanosytosis=ADM)

遅発性太田母斑と同じとみられていましたが、現在は細かく見ると発生部位や年齢などの違いから区別されています。
額や目の周り、頬などにできる左右対称の淡青褐色のシミです。一般的なシミと違い、アザの一種でもあります。
表皮の奥にある真皮内にメラニンが増加してできるので、治りにくいものです。また、そばかすや肝斑と一緒にでてくることもあるので、見分けがつきにくいことも多いです。理由ははっきりしていませんが、中国人や日本人によくみられるシミで、思春期ころからからでてくることが多いようです。左右対称に出ることから、肝斑と見間違えられる可能性があります。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

「老人性疣贅(ゆうぜい)」とも呼ばれています。いぼ状に盛り上がった状態の茶色や黒っぽいシミをいいます。紫外線や老化などで老人性色素班が進んでできたものも多いようです。加齢によりでき、時間が経つと盛り上がってきます。できやすい場所は、頬骨やこめかみの近くです。

炎症性色素沈着(えんしょうせいしきそちんちゃく)

ニキビなど、皮膚が炎症を起こしたとき、炎症が治まった後に発生する茶色の色素沈着をいいます。皮膚が炎症を起こしていれば、どの場所でも起こる可能性があるのが「炎症性色素沈着」です。黄色人種は、メラニンが多く、炎症後に色素沈着が起きやすいといわれます。

摩擦黒皮症(まさつこくひしょう)

タオルや下着と皮膚が摩擦されてできるシミをいいます。気がつかないうちに長時間擦れることででき、深いシミとなるので、治りにくい場合が多いです。

花弁状色素班(かべんじょうしきそはん)

強い日焼けをした後にできる赤い花びらの形をしたシミのことをいいます。白人の皮膚によくみられるものですが、日本人でもできる人はいます。

出来たシミがどのタイプに当てはまるのかを知ることで、治療法もかわってきます。気になっているシミがあれば、一度美容皮膚科を受診して相談してみましょう。また、症例写真から自分のシミと似たものを探すのも良いでしょう。

シミ:まとめ

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  • シミにはいくつかの種類があり、最も多いのが「老人性色素班」
  • 老人性色素班のほとんどは紫外線からのダメージによるもの
  • それ以外の要因として、加齢、物理的刺激、ストレス、ホルモンのバランスの乱れなどによるターンオーバーの乱れが挙げられる
  • 老人性色素班は、日に当たりやすい頬骨やこめかみにでき、大きさは数mm~数cm、境界のはっきりとした丸く平たい形
  • 雀卵斑(=そばかす)は幼児期から顔全体に散らばったように出る。成長とともに消えることが多い
  • 肝斑は、頬骨や目元に左右対称に現れ、茶褐色でくすんでいる。30~40代女性に多い
  • 遅発性両側性太田母斑は真皮内にメラニンが増加していて、治りにくい
  • 後天性真皮メラノサイトーシスは、額や目の周り、頬などにでき、左右対称の淡青褐色
  • 脂漏性角化症は、いぼ状に盛り上がったシミで、茶色や黒っぽい色
  • 炎症性色素沈着は、皮膚の炎症が治まった後に、色素沈着が起こったもの
  • 摩擦黒皮症は、タオルや下着などによる摩擦によってできる深いシミ
  • 花弁状色素班は、赤い花びらの形をシミで、日焼けをした後などに現れることが多い
  • 自分のシミの種類を知り、適切な治療を受けることが大切

この記事の監修医師

石橋 正太(いしばし しょうた)医師

  • ・日本美容外科学会会員
  • ・日本美容皮膚科学会会員
  • ・VST認定医
  • ・ジュビダームビスタ®認定医
  • ・ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
  • ・サーマクール認定医
  • ・日本抗加齢医学会専門医
  • ・日本内分泌学会専門医
  • ・日本化粧品検定協会コスメコンシェルジュ
  • ・日本コスメティック協会スキンケアマイスター/コスメマイスター

 

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文/品川美容外科 美容スタッフ

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